フラットライナーズ2017はリメイク失敗作!感想とネタバレ

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B級感溢れる演出と演技。笑ってしまう展開。納得できない終わり方に違った意味で恐怖を感じる低レベルリメイク。23点(100点満点)

フラットライナーズ2017のあらすじ

人は死んだらどうなるのかという興味を抑えられない医学生コートニー(エレン・ペイジ)は、ある臨死実験を仲間たちに提案する。それは彼女が自身の心臓を止め、1分後に蘇生させるというものだった。死後の世界を経験して生還を果たした彼女は、1度しか読んだことのない医学書の細かな部分を覚えていたり、急にピアノが弾けるようになったりと、驚異的な才能を発揮する。それを目の当たりにした仲間たちも実験に乗り出し、心臓の停止時間を延長していく。だが、7分を超えたときに……。

シネマトゥデイより

フラットライナーズ2017はつまらない!

「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」でお馴染みのニールス・アルデン・オプレヴ監督による同名作品のリメイク失敗作。

医学生が死後の世界に好奇心を抱き、心配を停止させて臨死体験をする話で臨死体験から復活したら急に才能が開花したり、性欲が増したり、幽霊が見えるようになる、という下らない作品です。

俳優陣は、キーファー・サザーランド、エレン・ペイジ、ディエゴ・ルナなどそこそこ有名な人たちが出ているんですが、脇を固める学生役の俳優たちにはB級感がものすごく出ていて収拾がつかなくなっています。

前半は臨死体験の神秘さとそれがもたらす脳への影響を描いていくような雰囲気だったのになぜか途中から突然登場人物がお化けに追いかけられる安っぽいホラーに成り下がります。臨死体験はどこに行っちゃったのよ?

そんでもってそれぞれの学生が昔に犯した罪を償うべきだ、被害者はもちろん自分と向き合うべきだ、そうだそうだといって被害者の気持ちは一切配慮しない展開になっていくのが笑えます。

やれ学生時代にヌードの写真をばら撒いちゃってごめんなさいとか、やれ妊娠させてまま逃げちゃってごめんね、とか懺悔のシーンがもれなく自分勝手で、なんの償いにもなっていないのがさすがですね。

そして最後は何も解決しないまま、まるで何かをやり切った感を登場人物たちがもろ出ししながら幕を閉じていく意味不明さ。いやいや、友達一人死んでますから。

せめて臨死体験くだりはもうちょっと膨らませないとねぇ。幽体離脱や記憶が蘇るといったエピソードだけなら普通すぎて何も発見がありませんよね。

この映画で描かれている臨死体験はあくまでも気絶してから意識を取り戻したときに起こる現象を大袈裟かつ霊的に描いたに過ぎず、気絶したことがある人ならおそらく遠かれ近かれ似たような経験をしているはずです。

まるで海の底に沈んでいた体がやっと水面に浮かんでくるかのような苦しい感覚。記憶が入り乱れて自分が夢の中にいるかのような映像。とても静かなどこか遠くの場所にいる寂しい感じ。そこから突然現実の世界に引き戻されるかのような不思議な浮遊感。

それを神秘的だとか、霊的だとか言ってギャーギャー騒ぐのはいいけどさ、頭を強く打ったり、数秒間首を絞られたら誰でもそうなるよ。

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