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シャンプー台のむこうには見所なし!ネタバレと感想

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この記事は 約3 分で読めます。

くすくすとしか笑えないイギリスコメディ。何を描きたいのかさっぱり分からない爆笑なし、興奮なし、感動なしの映画です。22点(100点満点)

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シャンプー台のむこうにのあらすじ

ヨークシャーの小さな町キースリーで理髪店を経営するフィル(アラン・リックマン)と息子のブライアン(ジョシュ・ハートネット)。ブライアンは、地元でヘアドレッサー・コンテストが開かれることを知り出場を決意するが、そこへ、母シェリー(ナターシャ・リチャードソン)が突然現れる。父と母は、10年前のコンテスト出場以来、長く絶縁状態にあるのだが、実はシェリーはガンに冒されており……。

シネマトゥデイより

読者のまくりさんのリクエストです。ありがとうございます。

シャンプー台のむこうに感想

パディ・ブレスナック監督によるコメディタッチのファミリードラマ。ヘアドレッサー・コンテストを題材に濃いキャラの美容師で笑いを取り、最後は家族愛で締めくくる平凡な物語。2001年公開の映画ですが、いまさら見返すほどのものではないです。

そもそもヘアドレッサー・コンテストをテーマに使ったのが失敗ですね。ヘアドレッサー・コンテストってスポーツ大会と違ってルールや評価が曖昧だから、見ていて興奮しようがないんですよ。

スポーツのように大逆転とか、最後まで諦めないで戦い続けるとかっていう展開が作れないじゃないですか。髪の毛を切りました、こんなふうなりましたけど、どうでしょう?で終わりじゃないですか。

美容師の人が見たら、そこそこ面白いのかもしれないけど、そうじゃない人が見たら、「へぇ、こんな髪型が評価高いんだぁ。誰があれで外歩くんだろう」って思いますよ。

息子役に若かれし頃のジョシュ・ハートネットを起用していて、ピッチピチだったときの彼を見たい女性ファンにはいいかもしれません。でもなんでイギリス映画のイギリス人役にアメリカ人のジョシュ・ハートネットを使う理由があるのかは分かりませんでした。

これ、脚本が「フル・モンティ」のサイモン・ボーファイなんですね。どうりで雰囲気が似てると思った。目指すところは「フル・モンティ」風のダメで憎めない奴らによる爆笑コメディだったんでしょうが、残念ながら足元にも及びませんでした。

笑える箇所もいくつかあるんですが、カラーリングが下手くそな娘の失敗エピソードとかしつこいですよね。特に面白いシーンとか、印象に残るセリフとかはなかったです。

あとお母さんが末期がんである必要ありますか? 基本的に「余命わずかだから思い切って~する」っていう話、嫌いなんですよ。余命わずかだから絶縁状態の元夫と息子と再会し、最後にもう一度絆を深めたいって自分勝手じゃないですか。

死ぬ前に一度でいいからニューヨークのブロードウェイに行きたいなあとか暢気なこと言ってる奴って絶対行かないからね。そういう奴が死を目前にして、体調が悪い中で、意を決して遠出しますかって言ったらしないでしょ。

本当にやりたいことだったり、大切なことなら健康なうちにやっておけよって話なんですよ。余命わずかになっても普段から大切にしてるものを大切にし続けて死んでいけばいいだけで。

私、抗がん剤で禿げたから最後ぐらいわがまま聞いてよっていわれてもね。僕が旦那なら知らねえよって断ります。

コメント

  1. zebra より:

    映画男さん 激辛感想バリバリですねえ~
    オレは少し甘く50点かな。昔 まだVHSテープだったときTSUTAYAで借りてみましたが
    ・・。
    >余命わずかだから絶縁状態の元夫と息子と再会し、最後にもう一度絆を深めたいって自分勝手じゃないですか。
     >私、抗がん剤で禿げたから最後ぐらいわがまま聞いてよっていわれてもね。僕が旦那なら知らねえよって断ります。
    オレもそこは同感!腹立ちました。 自分の駆け落ちで家族をバラバラにしといて いっしょに選手権にでてほしい・・・ 何自分勝手なコト言ってんだ? この元妻???

    駆け落ちは 何物をも捨てるつもりで やることなのに、心のどこかで何かの役に立つとか利己的な考えの表れにみえてムカムカしました。オレは 絶対に許さん!

     自分が助からない病だと告知しても 許す気になれませんでした。 それは自分は確かに家族に仕打したけど もう余命いくばくもないから世話はしてほしいと言ってるに他ならない。
     結局、恋人のサンドラが事実を知ったとき パニックで怒り狂いましたがサンドラの店に来ていた 緑の毛染めの女性客もとばっちりで サンドラに追い出されて腹たってましたしね・・
     
    ただね・・・評価してる場面はオレなりにあるんですよ…
      
    イカサマや妨害して優位にやってた アランリックマン演じた元夫のライバルの男 基本的にはいけすかねえムカツク奴でしたが 最後の決勝戦でサンドラの店で とばっちりで緑の毛染めが失敗して落とせなくなった女性客を モデルにさせたところ・・・

     失敗した状況をうまく取り入れてキレイなヘアドレッサーに仕上げて 高得点をあげてました
     インチキ行為をやった奴なのに、 最後にフェアーに勝負してましたので、そこだけは 評価しました・・・くやしいけどね。

    • 映画男 より:

      同意点、反対意見の両方を挙げていただきありがとうございます。こういう率直な意見は嬉しいです。

  2. 2確→潜伏はまり→2通 より:

    10年くらい前に見たくて探してたんですが、結局レンタル置いてるところがなくて見れず終いでした。
    レイチェルリークック目当てだったんですけど、あまり出番はないみたいですね。。
    she is all that 彼女は最高
    もしまだ観てない様でしたら、一度評価お願いします。
    初見でかなり気に入って何度か見直してたんですけど、今思うとレイチェルリークックが可愛いだけだった様に思います。
    べったべたなストーリーですけど、所謂シンデレラストーリーの走りだったと思います。