昼顔


お願いだからこれを映画って呼ばないでっていうレベルの低クオリティー恋愛ドラマ。つまんないなんていう話じゃないです。0点(100点満点)

映画昼顔のあらすじ

夫がいる身でありながら妻のいる北野裕一郎(斎藤工)と惹(ひ)かれ合い、不倫関係に陥った笹本紗和(上戸彩)。その関係が公然のものとなり、彼女は北野と離れ夫とも別れることになった。それから3年後、彼女は海辺の町で杉崎尚人(平山浩行)が営むレストランで見習いとして働きながら暮らしていた。ある日、蛍に関する講演で紗和と北野は偶然の再会を果たす。まだ冷めていなかったお互いの気持ちを確かめ合う二人だったが、その前に北野の妻・乃里子(伊藤歩)が現れる。

シネマトゥデイより

映画昼顔の感想

同名ドラマの映画化で、西谷弘監督によるトレンディー俳優がいちゃいちゃするだけの作品。濡れ場なし、修羅場なし、見せ場なしの不倫ドラマで、まともな人間が一人も出てこないリアリティーゼロのコメディーに近い世界のお話です。

俳優と呼ぶのも抵抗を覚える日本を代表する大根役者の斎藤工と上戸彩が出ている時点でどんな内容なのかはだいたい分かるんじゃないでしょうか。

物語は、二度とお互いに接触しないとの合意書を書いた不倫カップルが、あっさり誓約を破り、密会し、やがて同棲を経て結婚をして幸せになろうとする、なんだそりゃな内容になっています。

ポスターでは思いっきり官能的な写真を使っているくせに性的な部分は一切なく、キスシーンも一回あるだけで、いい大人が見つめあったり、手をつないだりするだけのプラトニックな不倫劇を繰り広げる気味の悪いホラー要素も含まれています。

こんなポスターを見たら当然、女性ファンは斎藤工のベッドシーンを期待するだろうし、男性ファンは上戸彩のセクシーショットのために見るでしょう。

しかしもちろんこの手のこだわりもクオリティーもない日本映画が視聴者の期待に応えられるはずもなく、蓋を開けて見ると、男女が分厚い毛布に包まって、肌を一切露出せずに、少女マンガ的に抱き合うだけのシーンがなんとか一つあるだけです。

それも後々ヒロインが妊娠するというオチの伏線のためにしぶしぶ撮りました感が出ていて、もうどうせならなくていいよって思いましたね。

上戸彩の作り笑顔は相変わらず嘘臭いし、脱ぐ気がないなら不倫ドラマなんかに出演するなよって。他にやりたい女優いくらでもいるんだから。斎藤工なんてもう演技とかいうレベルでもないしね。

それにしてもこんなに見所の少ない映画って珍しいですよ。登場人物の行動がいちいち意味が分からないんですよね。バイト先の同僚たちはなんであんなに意地悪なんですか?

芸能人じゃあるまいし、一般人が不倫したぐらいであんなに白目で見られないから。人ってそんなに他人のこと興味ないし。

あと、ホタル、ホタルうるさいんだよ。ホタル研究家の北野先生は毎日森に入ってホタルだけ取ってればいいの? あれで給料もらえるの? そりゃあ暇になって不倫のひとつやふたつしたくもなるわな。

ラストは北野先生の奥さんが暴走して、交通事故を起こし、北野先生がお亡くなります。事故後、病院から奥さんが出てきたときのシーンが最高でした。

なんだ、その痣。どういうぶつけ方したらそんな怪我になるんだよ。猛スピードで突っ込んだのに首には怪我ないんだね。

それもこれも監督のセンスのなさです。西谷弘監督ってこれまでも織田裕二とか福山雅治とかそのときどきのトレンド俳優しか起用していないっていうザ・ミーハー監督で作風がテレビなんだよね。大きなスクリーンでテレビ番組を見せられるって結構きついよ。

>>「昼顔」はU-NEXTで視聴できます。

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