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ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれどの感想とネタバレ

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この記事は 約4 分で読めます。

女子向け、プラトニック系国際恋愛ドラマ。日本男児と台湾女性による、キスシーンもない純情で子供っぽい恋物語です。40点(100点満点)

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ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれどのあらすじ

日本のカルチャーやアニメ、ファッションに夢中の台湾人女性リン(ジエン・マンシュー)。そんな彼女のFacebookにモギ(中野裕太)という会ったことのない日本人男性から友達申請のメッセージが届く。Facebookを通してやりとりをするようになったリンとモギは、徐々に心の距離を近づけていく。ある日、モギから台湾を訪れるかもしれないとの連絡が。それを機にお互いに対する揺るぎない思いをかみ締める二人だったが、リンの母親が恋の行く手を阻むことになる

シネマトゥデイより

ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれどの感想

谷内田彰久監督による、フェイスブックで知り合った男女が国境を越えて恋愛を繰り広げるベタな恋愛ドラマです。

映像、選曲、編集の仕方が女性的で、いやらしさや性的な要素は極力排除してあります。実話を基にしているそうですが、その演出のせいでリアリティー重視というより、メルヘンなお花畑メルヘンストーリーに仕上がっていました。

ベッドシーンはもちろん、キスシーンもなく、主人公の男女はほとんど体に触れることはありません。

つまり最後までほぼほぼノータッチで恋をしていくんですが、もしかしたら台湾女優の方からキスのNG出ているのかなって思うほど、プラトニック路線を突っ走っていました。

あるいはただ戦略的に10代や20代の女性向けに作ったのでしょうか。そうだとしたら狙いすぎましたね。

出演者の演技は悪くはないけど、キャスティングが日本側も台湾側もいかにも俳優ですといった外見をした細身、長身の美男美女揃いでリアリティーに欠けます。

キャスティングでよかったのは主人公と蛭子さん扮するお父さんが親子そろって天然パーマっていう箇所ぐらいですかね。

若者向けのプラトニックにしようとしたせいか、恋愛中の男女の行動が逆転していて、日本男児の男らしさの欠如と台湾人女性の積極性が目立ちます。あれがもし現代の日本男児のマジョリティーだとしたら悲しいですねぇ。

台湾人女性のリンは日本人男性の茂木さんとネットで出会い、恋に落ち、フェイスブックでメッセージを交換するうちについに実際に対面することになります。

その際、空気の読めない、ナヨナヨ男の茂木はあろうことか友達を二人も連れて台湾を訪れます。そこで会ったこともない外国人の男三人に対し、リンは一人で待ち合わせ場所まで会いに行き、ガイド役を買って出るっていうね。

普通に考えても、よく知りもしない外国人3人と外国語で会話を回して、一日中付き合うって結構きついですよ。そんな重い役をレディーに任せる茂木は男としてダメダメで、それ以降は茂木のダメっぷりばかりが目に付きました。

リンが元彼と再会したことを知ると、茂木はスネちゃって既読スルーするし、電話もリンからかけさせるし、あいつはなんでも相手にやらせてるんですね。ああ、情けない。

挙句の果てには台湾で二人きりになったときリンに部屋まで用意してもらったのに手を出さずに翌朝余裕ぶった態度でプレゼントなんか渡してるところがダサいですね。

最高のパスをもらって、ゴール前がら空きなのにシュート打たない男、それが茂木です。タイトルにもあるように、リンのお母さんは、娘に日本へ嫁に行っちゃダメと言って二人の恋愛に反対するんですが、僕が母親でも同じように反対しますね。

確かに優しいかもしれないけど、しかるべきときにゴール決めない男はいざというとき絶対に頼りにならないから。

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