レボルショナリー・ロード/燃え尽きるまで(原題 Revolutionary Road)


21点(100点満点)

ストーリー
セールスマンのフランクは、自分の仕事に何の楽しみも感じられない日々を送っていた。妻のエイプリルは女優を目指していたが才能がなく、子どもを産んでからはただの主婦と変わらなかった。二人の間には口論が絶えず、幸せとはほど遠かった。そんなある日、エイプリルがパリに引っ越して、新しく人生をやり直そうと提案する。パリ行きを決めた二人は生まれ変わったように活力を取り戻すが・・・・・・・

文句
レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットがカップルを演じる「タイタニック2」。二人が知り合ったと思ったら、次の瞬間にはいきなり夫婦になっていて、なぜか夫婦仲も冷め切っているという飛び飛びの展開に付いていくのが難しかった。妻にパリに行こうと言われて、子どもも二人もいて仕事のあてもないのに乗り気になってしまう男の馬鹿さ加減には絶句した。近所の友人夫婦の男とエイプリルの不倫のシーンはあまりにも不自然な流れの中で行われてわざとらしすぎた。上映時間の大半が、夫婦の口ケンカで構成されていて「まあまあそんなに熱くならないで、怒るようなことでもないから」と、仲裁者の気持ちにさせられる。

監督がケイト・ウィンスレットの旦那で、その旦那がディカプリオとケイトのラブシーンについて「複雑な気持ちになった」というようなことをコメントしているのを何かで読みましたが、そのラブシーンにしてもタイタニックのほうがまだましでしたね。旦那のくせにケイトの良さを全然引き出せていないところを見ると、フランクとエイプリルの夫婦より、むしろ監督とケイト・ウィンスレットの夫婦仲のほうが危ないんじゃないかと思えます。もし家族崩壊映画を撮った後に自分の家族を崩壊させたとしたら、そんな皮肉なことはないですね。

ひとつだけいいセリフがありました。それは精神病の男が妊娠中のエイプリルに言った言葉です。勝手に翻訳すると、「おれが(これから生まれてくる)お前の子どもじゃなくて良かったよ」。つまり、お前の子どもとして生まれてくる赤ん坊は可哀相だ、不幸だ、ということを言いたいのですが、こんなことを言われたら女は傷つくだろうなあ。

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