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ひるね姫 ~知らないワタシの物語~

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とりあえず作りました感しかないエセ田舎映画。ストーリーも声優も絵も全部ダメです。10点(100点満点)

ひるね姫 ~知らないワタシの物語~のあらすじ

高校生の森川ココネは家でも学校でも常に眠気に襲われ、ついウトウトと居眠りばかりしていた。2020年、東京オリンピックが間近に迫った夏の日、彼女の家族は事件に見舞われる。実は両親にはココネも知らない秘密があり、その謎を解く鍵は彼女の夢の中にあった。

シネマトゥデイより

ひるね姫 ~知らないワタシの物語~の感想

神山健治監督による、旬のネタを扱っているようでどこか時代遅れのSFアニメ。プロットが他所から借りてきただけの代物で、ストーリーがごっちゃごちゃの映画です。

あまりにも最近のトレンドを多用しすぎて、なにがやりたいんだから分からなくなってしまった感があります。目に付くだけでもベタな設定がこれだけありました。

  • 地方が舞台(岡山県倉敷市)
  • 登場人物がわざとらしい方言を使う
  • パラレルワールド(夢と現実)
  • 東京五輪
  • 自動運転自動車
  • 企業トップの親子喧嘩(大塚家具?)
  • ロボットのバトル

いつからかアニメ映画って地方出身のヒロインに方言を喋らせればいいみたいになってませんか。そうすれば根強い男性オタクのファンが付くだろうみたいな安易な発想が嫌いです。

それならそうとちゃんと地元の声優を起用すればいいのに岡山出身の声優が出ているかといったらそうじゃないでしょ。

下津井を美しい絵で描いているわけでもないし、こだわりがないんだったら、イタズラに地方を取り上げるのやめようよ。

アニメで地方を活性化するのはすごくいいアイデアなんだけど、中途半端に作ったら期待させた分だけ、損害こうむる地元の人とかたくさん出てきそうですね。これで観光業が活発になるとかいって設備投資して失敗した地元の人の顔が目に浮かびます。

僕が岡山出身だったらこの完成度を見たらブチ切れてますね。なんでしょうね。世界観がどっちつかずで、ハイテクの世界を描きたいのか、現代を描きたいのか、ファンタジーな世界にしたいのか、パラレルワールドのいずれも中途半端でした。

夢の世界ハートランドでは、国民全員が機械作りに携わってるそうなんですが、みんな手作業だし、ロボットの操縦まで中の人が自転車を漕いで行うといったアナログとハイテクのちぐはぐさがすごいです。

そんなの夢なんだからしょうがないじゃんといえばそれまでです。しかしもう一方の現実世界にも現実感があるかといったらないし、2020年の東京五輪を目前としている時代設定のくせに自動車開発している男が家のガレージでハンダゴテをしてるって、どんな工場だよ。

そんな訳のわからない背景のせいで、ストーリーが全然頭に入ってきませんでした。ひるね姫っていうだけあって、鑑賞中何回でも寝られます。

夢の世界が現実世界の家族間のトラブルの比喩だというのは伝わってくるものの、いかんせんその伝え方がいけませんね。何を争っているのかと思ったら自動運転自動車だからね。いまさら?

タブレット、タブレットってずっとうるさいんだけど、会社の将来を左右するような大事なデータをなんでタブレットに入れておくんだよって話です。

無理やり褒めるとすれば、「デイ・ドリーム・ビリーバー」がラストに流れる点でしょうか。もちろん僕が聞きたかったのは高畑充希のではなく、忌野清志郎のバージョンですが。

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