2017/08/03

カーズ/クロスロード(原題CARS 3)

レースカーが主人公の人気アニメシリーズ第三弾。先の読めるワンパターンなストーリーが耐え難く、子供にもあまりおすすめできないです。25点(100点満点)

あらすじ

迷い込んだ田舎町ラジエーター・スプリングスで、ドック・ハドソンをはじめとする心優しい仲間との触れ合いを経て、自分勝手だった性格を改めたスポーツカーのライトニング・マックィーン。目覚ましい活躍を見せてきたマックィーンだったが、最新型レーサーが次々と台頭してきて苦戦を強いられる。いつまでも第一線にいたいという焦りに駆られたマックィーンは、ある日レース中にクラッシュ事故に遭遇。運にも世間にも見放され、頭の中に引退という文字がちらつき……。

シネマトゥデイより


文句

ディズニー・ピクサーによるアニメーション・カーレース映画。中身スカスカ、中盤ダレダレな退屈な話で、一刻も早くシリーズにピリオドを打ったほういいです。

物語は大変シンプルで王道のシナリオともいえる展開になっています。歳を取った主人公ライトニング・マックィーンの前に若くてイケイケの強敵が現れ、引退か続行かの決断を迫られる、大一番に臨む、というものです。

テーマこそ自動車レースだけれど、蓋を開ければボクシングの「ロッキー5」を見ているかのような型にはまった話でした。転落>自信喪失>復活>感動のラスト、といった誰もがどこかで見たような法則をなぞっているだけでした。

ストーリーの全てはラストに待ち受けるフロリダ大会までの長いフリで、そこに行き着くまでのつなぎとして他の小さなレースやトレーニングシーンに時間を費やします。それが結構つまらないからしんどいです。

キャラクターもお馴染みのキャラクターたちが出てくるだけで、真新しいのはライバルのジャクソン・ストームとトレーナーのクルーズ・ラミレスぐらいでしょうか。そいつらにしてもデザインが平凡で、もうあれ以上アイデアが広がらない苦しさを感じさせます。

いくらアメリカ人が車好きだからってさすがに続編作りすぎです。アニメーションのレースなんて見させられても迫力ないし、クライマックスにレースを持ってきたら勝敗ぐらいしか見所がなくなるんですよ。

ディズニーってこれ以外にも飛行機をテーマにした「プレーンズ」とかあるけど、なんでもかんでも擬人化すればいいと思ってませんか?それなら船をテーマにしてシップスとか、電車をテーマにしてトレンズとか、なんでもできるじゃん。

監督のブライアン・フィーはアニメーターとしてずっとピクサーで働いてきた人らしいんですが、デビュー作だけに冒険せず、他の人の真似をした無難な撮り方に落ち着いたんでしょうか。

脚本にも笑えるセリフがほとんどないし、ほかのシリーズものと同様やはり三作目ともなるとさすがにネタ切れしますね。

最後のオチもひどいです。レース中にライトニング・マックィーンが、レーサーを夢見ていたトレーナーのクルーズ・ラミレスに出場を譲り、クルーズ・ラミレスがライバルを倒して優勝するなんていう無茶苦茶なことになっていましたね。

いつからレース中に車が代わっていいなんてルールになったんですか? いくらアニメだからって無理があるだろ。

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