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「ウォー・マシーン・戦争は話術だ」は上司にしたい男の話!ネタバレと感想

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ブラッド・ピット主演のちょっと笑えて、意外と核心を突いている戦争物語。アフガニスタン戦争の指揮を執り、失脚した男の実話ベースの映画です。55点(100点満点)

「ウォー・マシーン:戦争は話術だ」のあらすじ

輝かしい功績を誇る陸軍将軍マクマホンはある日、アフガニスタン駐留軍司令官に任命される。前任が果たせなかった任務を果たすために意気揚々と現地に降り立った彼は部下たちからも絶大な信頼を寄せられるカリスマだった。

ところがそんなマクマホンにとってもアフガニスタンにおける戦争は一筋縄ではいかないことは分かっていた。相手は軍隊ではなく、実態のない民間人の姿をした反乱者たちだからだ。

アフガニスタン政府は国を統治することに無関心なのに対し、アメリカ軍の中にも誰を相手に何のために戦っているのか疑問を抱く者も少なくなかった。

そんな中、マクマホンは誰にもコントロールできないと言われていた危険地域に乗り込み、勝利のために戦うことを誓うのだった、ところが欧州を歴訪中にローリング・ストーン誌のジャーナリストを同行させたことから彼の失脚が秒読み段階に入っていた。

「ウォー・マシーン:戦争は話術だ」は一風変わった戦争映画

ネットフリックス製作デヴィッド・ミショッド監督によるコメディータッチで描かれた戦争映画。実在する軍人スタンリー・マクリスタルの証言をまとめたノンフィクション本「The Operators」を基にしていて、アメリカ軍によるアフガニスタンでの戦争の裏側を皮肉交じりの見解と描写で表現しています。

ところどころ話を盛って茶化して笑いにしているのが分かりますが、アフガニスタンにおける現状をとても分かりやすく、妙なリアリティーと共に伝えています。

アメリカ政府や軍の上層部がアフガニスタンの現状を変える気がないことやアフガニスタンの大統領すら完全に人任せで国を繁栄させることに興味を持たず、現地の軍人たちの士気も低すぎる、といったモチベーションの失せる要素が充満しています。

いざ危険な地域のタリバンを制圧しても地元の住人たちからは煙たがられ、ふと冷静に考えると誰にも望まれていない戦争をアメリカは戦っているわけです。

その様子を笑いを交えながら物語としてすごくシンプルに説明してくれているので、英雄気取りの感動戦争ドラマより興味深く見れました。

ブラッド・ピットの演技はちょっと大げさで、喋り方も大分わざとらしかったです。顔芸を交えた物真似みたいだったけど、モデルとなったスタンリー・マクリスタルの喋り方とは全然違っていて、何を目指してあの喋り方にしたのかは謎です。あの喋り方に抵抗を覚えるかどうかで、この映画の評価も変わってきそうですね。

ゴリゴリの戦闘シーンを好む人にはおすすめできません。緊張感のある撃ち合いのシーンはほんのわずかで、大部分は主人公の人柄をつづるのに時間を割いています。

マクマホン将軍は一日一食、睡眠時間わずか4時間、毎朝ランニング10KM以上を欠かさずにこなすほどのストイックな男で、部下には基本的に優しく、また礼儀正しい、他の戦争映画に出てくる軍の将校たちとは全然違います。

軍隊ではなく会社や他の組織でも普通に出世し、また同僚たちから尊敬されるであろう彼の人柄がとても魅力的で、この映画の一番の見所はそこにあると僕は思います。

TV番組のインタビューを受けてミスったり、ジャーナリストを同行させて内部を暴露されたり、ときどきドジを踏むところも人から愛される理由でしょう。サラリーマンが見たら、きっとあんな上司欲しいなぁと思うはずです。

>>「ウォー・マシーン:戦争は話術だ」はNETFLIXで視聴できます

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