2017/06/01

パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊(原題PIRATES OF THE CARIBBEAN: DEAD MEN TELL NO TALES)

キレのないジャック・スパロウと歯切れの悪いストーリーを2時間半も見せられる、あなたを眠気と苦痛の航海へと誘うディズニー作品です。28点(100点満点)

あらすじ

海の死神サラザールは古くからの敵ジャック・スパロウへの復讐を望んでいた。サラザールは悪魔の海賊の乗組員と共に悪魔の三角形域から脱出し、海賊全員を絶滅させることを決めた。ジャック・スパロウはサラザールを倒すために、全ての呪いを解くアーティファクト、「ポセイドンの槍」と「最後の海賊」を探す。

wikipediaより


文句

コン・ティキ」のヨアヒム・ローニング監督による人気海賊シリーズ。いくつかクスクス笑える箇所はあるけど、後半にかけてどんどんダレていく失敗作で、肝心のジャック・スパロウが全然活躍してないです。

とにかくたくさんのキャラクター登場し、その半分以上は不必要な人たちばかりです。また、コンパスだとか、地図だとか、槍だとかたくさんのアイテムが出てきますが、いずれもそれにまつわるバックストーリーが安っぽく、見た目もしょぼいです。

子供向けの映画なんだから、せめてストーリーはシンプルにジャック・スパロウVS死神サラザールの対決にフォーカスすればいいものを、複数のグループがジャック・スパロウを追いかける展開になっていて、ジャック・スパロウを巡って三つ巴、あるいは四つ巴の戦いを繰り広げる、誰が誰の敵味方なのかよく分からない話になっていました。

ジャック・スパロウもジャック・スパロウで大して強くもなく、動きにキレもなく、毎回捕まっては逃げて、また捕まっては逃げての繰り返しです。

そのワンパターンがあまりにもひどいので手足を縛られたり、牢屋に入れられても窮地に追い込まれた感がなく、どうせすぐ逃げるんでしょ、と思ってしまいます。

唯一輝いていたのはサラザール役のハビエル・バルデムとヘンリー・ターナー役のブレントン・スウェイツでしょうか。特にブレントン・スウェイツはかなりのイケメン男子で、ジョニー・デップの座を食っていましたね。

ただ、ブレントン・スウェイツがオーランド・ブルームの息子役というのには年齢的にも無理があります。実年齢でいうと40歳の男の息子が27歳ってありえねぇ。

それにしてもなんでジャック・スパロウが子供に人気なのか僕には分からないんですよ。不潔で酔っ払いのおっさん海賊とか普通に考えたら嫌じゃないですか。

それでもディズニーの手にかかれば人気のヒーローになるんだからもうさすがとしか言えないです。ネズミを目玉商品にして遊園地を運営しても繁盛するんだから、ディズニーの洗脳術はその辺の宗教にも勝るとも劣らないです。

ミッキーの可愛さが理解できないぐらい、ジャック・スパロウの格好良さも僕には分かりません。なんでもいいけど、ジョニー・デップはいい加減、あの不思議くんキャラやめたほうがよくない?

昔は若かったから「シザーハンズ」みたいなキャラでもまだ許されたけど、50歳を超えるおっさんがさすがにいつまでも子供みたいな喋り方してたら痛いだけです。

ジョニー・デップの不思議くんキャラっていつも同じで「アリス・イン・ワンダーランド」のマッドハッターとジャック・スパロウがほぼほぼ変わらなくなってきているのにそろそろ視聴者が気づいてきているんじゃないでしょうか。自分でもどっちがどっちか分からなくなってるんじゃないの?

この映画を映画館で見ていたら、途中で映像が何度も止まって1時間見たぐらいで、映画館の従業員が「すみませーん、トラブルが発生したのでもう一度リスタートしまーす」といってまた最初から見せられるハプニングがありました。

同じ日に同じ映画の前半部分を二回見させられるって結構きつかったです。何回海を渡ったら気が済むんだよって。軽く世界二週したよ。

今思うと、あの映画館は海賊版のコピーでも流してたんじゃないのかなぁって思えてきますね。パイレーツ・オブ・カリビアンだけにね。

>>パイレーツ・オブ・カリビアンの過去作品はU-NEXTで視聴できます

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