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ゴッド・ブレス・アメリカはこじらせ親父の映画!ネタバレと感想

この記事は 約4 分で読めます。

コメディータッチの低品質B級ロードムービー。誰もが思っているようなイライラエピソードを並べただけの映画で、俳優たちのレベルもかなり低めです。28点(100点満点)

ゴッド・ブレス・アメリカのあらすじ

離婚やリストラに加え不治の病に悩み、心身共に限界を迎えつつあった中年男フランク(ジョエル・マーレイ)は、自殺しようとした寸前、テレビのリアリティー番組に出ていたわがまま小娘の発言や態度に大激怒。翌日番組の撮影現場に向かい彼女を射殺したところ、その様子を目撃した女子高生ロキシー(タラ・リン・バー)は、彼の行為をほめちぎる。やがて意気投合した二人は、アメリカ各地にはびこる無礼者を退治すべく旅に出る。

シネマトゥデイより


読者のKariotさんのリクエストです。ありがとうございます。Kariotさんからはこんなメッセージをいただきました。

‘”ゴッドブレスアメリカ”
2012年公開のアメリカ映画です。人生に絶望した中年男がムカつく奴らを殺しまくる映画です。アメリカ社会やセレブリティへの痛烈な批判がわんさか詰まってます。これは映画男さんが好きそうだな!!!と思い、リクエストさせて頂きます。ぜひこの映画だけでなく、このクソみたいな世界への文句も楽しみにしております(^^)よろしくお願いいたします。

ゴッド・ブレス・アメリカの感想

家族、仕事を失い、不治の病を宣告された中年男が女子高生と気に入らない人々を無差別で殺していくB級コメディー。

現代のアメリカをはじめ、先進国に対する風刺がきいたストーリーではあるものの、コメディーのセンスがなく、殺人を残酷に描くわけでもなく、どういうノリで見たらいいのか分からない映画です。

主人公の中年男フランクは、日々世の中の理不尽さを嘆き、馬鹿で流されやすい人々たちに強い嫌悪感を抱いて生きています。

そんなある日、会社の同僚の女性に花を贈ったことからハラスメントとして扱われ、10年以上働いた職場を首になってしまいます。

元妻は警察官の男と再婚を決め、娘は全く自分に会いたがろうとせず、挙句の果てには病院で重病を宣告されます。

やけくそになったフランクは、特別腹を立てていたTVのリアリティー番組のセレブ高校生を殺しに行き、自分も自殺しようとします。

そこに別の高校生ロキシーが現れ、フランクの行動を称え、アホな人々をもっと殺すべきだと言って二人は殺人の旅に出る、、、、というのがストーリーです。

簡単にいうと、イラッとする他人の行動あるあるをまとめて、むかつく人たちを片っ端から殺していく話です。

馬鹿なTV番組で盛り上がる隣人。映画館の中で携帯で喋る客。駐車場で斜めに駐車し、二台分のスペースを奪う運転手など、どこにでもいる人たちのエピソードにはクスっと笑ってしまうでしょう。

その一方で爆笑するほどのエピソードはなく、フランクのキャラがいまいちなので僕は終始真顔で見ていました。

最大の山場がオーディション番組の下りで、主人公は大して才能のない、緩いキャラの人たちが世間に大爆笑されているのが気にいらないらしく、会場に乗り込んでいき、ライフルをぶっ放します。

物語の中で主人公は次々と人を殺していますが、殺人のシーンはいわば多くの人々が心の中で感じている怒りの声を代弁しているファンタジーともいえるでしょう。

そのファンタジーに共鳴できればそれなりの爽快感があるのでしょうが僕は何も感じませんでしたね。

普段からこのブログで僕が文句ばかり言っていることもあってか、リクエストしてくれたKariotさんが「これは映画男さんが好きそうだな」と思ったのは、もしかしたら主人公と僕をシンクロさせてしまったのかもしれませんね。

しかし実際はフランクの言わんとしていることは分かるけれど、彼にはあまり共感できませんでした。「次はアメコミファンとスタートレックのファンを殺そうか」という下りはちょっと面白かったけど。

僕がフランクにそれほど共感できなかった理由は、彼が常にマジなのと自らストレスを感じるような状況を甘んじている受身の体質だからです。

嫌なTV番組は見なければいいし、ゴシップの話しかしない、つまらない人と付き合わなければいいじゃないですか。

客の質が悪いレストランには行かないとか、失礼な店員がいるスーパーは避けるとか、ストレスになることを徹底的に排除していくと、本来かなり平和な暮らしができるんですよ。けど、実際実行する人って意外と少ないですよね。

自らストレスの渦中に飛び込んでいって、常にイライラした日々を送り、やがて限界が来て壊れてしまうみたいな人ってもったいない生き方してますよね。それでフランクみたいに頭がおかしくなって通り魔事件を起こしちゃうとか悲劇でしかないです。

あれでもっとフランクにユーモアがあったら、あそこまで追い込まれることはなかったでしょう。文句ったれとしてはまだまだ、ということです。

コメント

  1. Kariot より:

    映画男さんリクエストにお答えいただきありがとうございます(^^)文句ッタレとしてはまだまだでしたか…笑。セレブの実名を出して批判するあたりは日本ではできないなとしみじみ感じました。
    またこのブログの更新楽しみにしております!

    • 映画男 より:

      Kariotさん

      リクエストありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。