2017/04/29

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

大人気SFシリーズのスピンオフ最新作。キャラクター、ストーリー、アクションなど全てがスターウォーズのブランドに恥じない完成度の高さを保っている良作です。79点(100点満点)

あらすじ

帝国軍の誇る究極兵器デス・スターによって、銀河は混乱と恐怖にさらされていた。窃盗、暴行、書類偽造などの悪事を重ねてきたジン(フェリシティ・ジョーンズ)は反乱軍に加わり、あるミッションを下される。それはデス・スターの設計図を奪うという、困難かつ無謀なものであった。彼女を筆頭に、キャシアン(ディエゴ・ルナ)、チアルート(ドニー・イェン)、ベイズ(チアン・ウェン)、ボーティー(リズ・アーメッド)といったメンバーで極秘部隊ローグ・ワンが結成され、ミッションが始動するが……。

シネマトゥデイより

 

 

ローグ・ワンのあらすじ・物語の詳細

本作はハリウッド版「GODZILLA」でお馴染みのギャレス・エドワーズ監督による、スターウォーズファンにはたまらない、オリジナルストーリーです。

スターウォーズといえば、スカイウォーカーファミリーを中心とした宇宙戦争でしたが、ローグ・ワンはジェダイではないアーソ・ファミリーが軸となっています。

アーソファミリーの父ゲイリン・アーソは、銀河系随一の科学者であることから、化学兵器の開発を目論む帝国軍から身を追われています。

物語は、ゲイリン・アーソの住処を帝国軍司令官オーソン・クレニックが見つけるところからスタートし、身の危険を感じたゲイリン・アーソは娘のジンを一人隠して、自ら帝国軍の身柄を引き渡します。その際に抵抗した妻のライラは殺されてしまいます。

一人残された娘のジンは、退役軍人のソウ・ゲレラに育てられ、サバイバルの技術を身に付け、父親がきっとどこかで生きていることを信じながら、なんとか暮らしていました。

月日が流れ大人になったジンは、ある日反乱軍に逮捕され、連行されます。反乱軍は、惑星を一発で破壊する化学兵器の完成をなんとか阻止しようと、ジンの父親を殺害することを計画します。

そのためにジンを育てたソウ・ゲレラを探し、最終的にゲイリン・アーソの居場所を突き止めることを試みます。父親と再会することを望んでいるのはジンも同じで、彼女は反乱軍の大尉キャシアンと行動を共にします。

旅の途中、ジンは盲目の戦死、射撃の名手、凄腕パイロットなどど出会ううちに自分の使命に気づき、反乱軍に反対されながらも寄せ集めの集団ローグ・ワンを結成します。そして帝国軍の宇宙基地の中にたった数名の兵士を率いて戦いを挑む、というのがストーリーの全貌です。

ローグ・ワンとスターウォーズの類似点と相違点

てっきりスタートから、あのお馴染みの曲で画面下からテロップがスクロールしてスタートするのかと思いきや、音楽も流れなければ、テロップも数行のものがぱっと表示されただけで、あっけなく物語が始まっていきました。

BGMはオリジナルので勝負していて、従来のスターウォーズのBGMは少ししか使われていませんでした。キャラクターも一新されていることからも、新鮮さを出そうとしていたのかもしれませんね。

主人公もジェダイの騎士ではなく、いわば普通の人間です。ジンはいわば孤児で、小さい頃から両親から離れて、一人で生きてきた、いわばはぐれ者です。そういったジンの生い立ちやキャラクターが「ローグ・ワン」というタイトルに込められているようです。

>>ローグ・ワンのタイトルの意味とそこに隠された秘密

しかしながらストーリーラインは、これまでのスターウォーズのストーリーととても似ていて、基本はやはり家族の物語なんですよね。

ディズニーが製作に携わっていることもあってか、親のいない主人公が「自立とアイデンティティーを追求」する定番のストーリー路線になっています。

特に女性が主人公の「スターウォーズ・フォースの覚醒」とは被っている箇所が多く、また、旧シリーズのオマージュのようなシーンもいくつか見受けられました。

いずれにしろ、ストーリーが大変分かりやすい点、それぞれのキャラクターの個性と役割がはっきりしている点、テンポが良く、視聴者を退屈させずにノンストップで話が展開していく点などを考えても、ほかのSFとは比べ物にならないほど、入りやすさがあります。スターウォーズを初めて見る人でもきっと楽しめるでしょう。

ローグ・ワンのネタバレ

本作には素敵なサプライズがいくつかありました。まずひとつはユーモアがかなり効いていたこと。笑いを誘っていたのは最新ロボット、K-2SOと盲目の中国人戦士チラット・イムウェです。

ロボットが笑いを取るのはこれまでのスターウォーズシリーズでもありましたね。今回はそれに加えて盲目の中国人戦士チラットも、いい味を出していました。盲目ネタの笑いまで飛び出しましたね。

チラットを演じたドニー・イェンはもちろん、ベイズ・マルバス役のもう一人の中国人俳優チアン・ウェンもかなり存在感があって、いい仕事をしていました。

本作では特にイギリスやアメリカ以外の外国人の活躍が目立ちますね。カシアンを演じたディエゴ・ルナはメキシコ人だし、ゲイリン・アーソを演じたマッツ・ミケルセンはデンマーク人なので、マーケティング的な視点で見ても世界中のファンを巻き込むことに成功するに違いないです。

>>ローグ・ワンの出演俳優キャスト一覧

もう一つのサプライズは、ストーリーの展開にあります。てっきりこのメンバーで「ローグ・ワン」をシリーズ化していくのだとばかり思っていたんですが、劇中に主要キャラがじゃんじゃん死ぬんです。あれには意表を突かれました。こんな展開になるSF映画見たことないですよ。だってほぼ全員死ぬからね。全員ですよ。

今後ローグ・ワンシリーズが続いても、続編はメンバーが一新されることになるでしょう。ああやって、先の読めない展開を作ったのは作り手としてはかなり勝負だったはずです。商業的にはリスクにもなりかねないでしょう。やりようにやってはダラダラ引き伸ばして金儲けするっていう選択肢だってあったと思うんですよ。

でもあえてそれをしないで、この一本で様々なキャラクターの生涯とストーリーを終結させている心意気が素敵です。ワンパターンともいえるスターウォーズの世界の中に新しいパターンを作り上げた感がありますね。「スターウォーズ・フォースの覚醒」より面白かったです。

ローグ・ワンのカメオ出演とラストシーンのレイア姫!

ダース・ベイダーが登場することはかなり前から、予告動画などで伝えられてきましたね。それはサプライズとはいえないでしょう。ダース・ベイダーは今回カメオ出演程度ではなく、しっかり存在感を発揮した、格好いい登場の仕方をしています。

カメオ出演といえば、R2D2とC3POが一瞬登場します。セリフも少しありました。

それよりなにより今回の最大にして、最後の最後のスペシャルサプライズはレイア姫の登場です。一瞬なにが起こったのか分からないぐらい衝撃的でした。え、そんなはずないじゃんって思いました。なぜならこの頃のレイア姫が登場するからです。

そっくりさん? それともCG? 実はレイア姫は半分CG、半分リアルだそうでノルウェー人女優イングヴィルド・デイラ(Ingvild Deila)がライブパフォーマンスを担当したそうです。

普通の写真を見ると、そんなに似ていませんが、あの髪型にしてコスチュームを身にまとうと、雰囲気がそっくりでびっくりします。よく見つけてくるなぁ。

>>ローグ・ワンに出てたレイア姫の女優って誰?

>>ローグ・ワンのターキンとレイア姫と登場シーンの撮影舞台裏を公開!

このラストシーンのサプライズが外に漏れないように、ずっと役については誰にも口外できなかったそうです。ツイッターには「長い間、大きな秘密を守ってきたけど、(映画が公開されるので)もうすぐその必要はなくなる」とコメントしています。

それにしても、あの髪型がいいのか、それともコスチュームのせいなのか、レイア姫の美しいオーラにはドキッとしますね。ああ、びっくりした。

>>「ローグ・ワン」はU-NEXTで視聴できます

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