演技もストーリーも酷すぎてコメディーに成り下がっている低レベルスリラー。キアヌ・リーヴスの演技が特に残念で、間違いなく彼の出演作品の中でワースト1位の映画です。12点(100点満点)
あらすじ
家族を大事にし、幸せな日々を過ごしてきたエヴァン(キアヌ・リーヴス)。週末の夜、仕事の都合で妻子のいない家で留守番をしていると、ドアをノックする音が聞こえる。ドアを開けた彼の目に飛び込んだのは、雨に濡れたジェネシス(ロレンツァ・イッツォ)、ベル(アナ・デ・アルマス)という二人の美女。道に迷ってしまったという彼女たちを家に入れたエヴァンだが、そのなまめかしい魅力に惑わされていく。ついに誘惑に負けて快楽に浸るものの、突如として二人は凶暴な本性をあらわにする。
シネマトゥディより
文句
いやあこれは酷い。あまりにも無残です。本当、キアヌ・リーヴスって演技下手なんだなあってことがバレてしまう映画です。
ストーリーは、愛妻家の男(キアヌ・リーブス)の家にある日二人の若いピチピチの女が大雨の中、迷いこんできて親切にタオルやインターネットを使わせてあげたのをきっかけについついセックスまでしてしまい、翌日になると女二人がやりたい放題家を散らかしまくり、彼に対して凶暴になっていく、というものです。
つまりは、二人の悪い女VS誘惑に負けた哀れな男、といった図式で話が展開し、キアヌ・リーブスが「やめろー、やめてくれー」みたいなセリフを連発しているだけのお粗末な内容です。
そして大根役者キアヌ・リーブスは、父親役としてもスタートからかなり浮いていて、子供たちとの絡みなんかは失笑してしまうほど痛々しいです。アクション映画にしておけばいいのにそもそもなんでこんな仕事を引き受けたんだろうと思わずにいられません。
ちょうど妻と子供たちが旅行中に、ホットパンツを履いた、びしょ濡れの若いエロエロの女が二人も家に迷い込んでくる、なんていう設定も馬鹿馬鹿しいんですが、彼女たちの誘惑の仕方が唐突もなく下ネタトークを展開したり、体を触ってきたりとあまりにも露骨すぎて、普通の良識のある男だったら、やりたいのを通り越してただただ警戒するしかないレベルでしたね。
唯一見られるシーンは女二人と男による3Pのシーンでしょうか。時間にしてわずか1分のシーンですが、あのシーンのためにわざわざ映画館に行った人が可哀相過ぎます。
この映画の最大の疑問は、女たち二人が一体何がしたいのかさっぱり分からない点にあります。目的がお金でもなければ、個人的な復讐でもなく、ただの遊びのためにわざわざ大きな穴まで掘っておっさんを地面に埋めてしまう理由が全く見当たらないのです。
それにしてもキアヌ・リーヴスが間抜けすぎて、ある意味彼の違った一面が見られる映画です。もちろんおすすめはしませんが。
コメント
こんにちは!
本当に醜くて無残。私の人生で観た歴代最低の映画です。
キアヌ演技ど下手以前に、制作にも呆れました。イーライ・ロスとキアヌの罪が酷いので書かせてください。
出資者なしで始め、チリの個人邸を借り上げてから速攻で脚本を仕上げた。キアヌが気に入った。キアヌの名前で出資がついた。おそらくキアヌ自身からも出資プロデュースで制作ができた模様です。ググるとzero in bankの記事がでます。
家オーナーが途中家の状態を見てしまって、泣き崩れてしまい、撮影中断。これはロスが面白おかしくインタビューに答えていました。キアヌは横で素知らぬ顔でした。怒
脚本も77年のdeath gameのほぼリメイクなのに、その配給会社も潰れていたため、当時のプロデューサーを添えて結局オリジナルとした。
元のは復讐ラストでそっちの方がまとも。
Plotが穴だらけなのが察知できないキアヌリーヴスという男。キャラクター演技は見てる方を恥ずかしくさせるし。アクションであと数年です。
…ピザというセリフはただのアドリブですね。。。
そんな背景があったんですね。それにしても酷い映画。
「ジョンウィック」の前日譚として見れば何とか…
んで、ジョンウィックの冒頭で妻の写真見て泣いているのは、浮気がばれて奥さん子供連れて出て言った、的に解釈すれば。