シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(原題CAPTAIN AMERICA: CIVIL WAR)

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善悪の葛藤に悩まされるヒーロー同士を対決させた、最近流行りのハチャメチャSFアクション。もともとのマーベルファンに向けた映画で、知らない人が見ても誰が誰だかわからなくて部外者の気持ちにさせられる映画。30点(100点満点)

あらすじ

アベンジャーズのリーダーとなった、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが甚大な被害を及ぼしたことが問題になる。さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。二人のにらみ合いが激化していく中、世界を震撼(しんかん)させるテロ事件が起きてしまう。

シネマトゥディより

文句

バットマンVSスーパーマン」の登場人物増員バージョンみたいな映画です。ヒーローの数がとにかく多すぎて、それぞれのバックグランドを知っていないと親近感が沸きません。色々ごちゃごちゃストーリーを説明しようとするんですが、要するにやりたいことはお馴染みのキャラクターたちを一斉に戦わせるというだけで、物語は全て後付けです。

簡単に言うとチーム・キャプテン・アメリカとチーム・アイアンマンに分かれた仲間割れを描いていて、国際社会の意向に従って行動するべきだという方と、自分たちでやるべきだという方に意見が対立したのをきっかけに二つのチームが喧嘩をおっぱじめるというのがあらすじです。

最大の見せ場は飛行場における両チーム勢ぞろいの殴り合いシーンでしょう。それぞれのキャラクターが持っているスーパーパワーを最大限発揮するアクションシーンは十分に迫力があります。

ただ、どれだけヒーローたちがスーパーパワーを駆使しても、結局誰も死なないし、勝たないし、負けません。永延と不毛な戦いを繰り広げるだけで、戦闘シーンがその後のストーリーに何も影響しないのがダメですね。あれだけ殴り合ったんだったら、しばらく口利かないとかにしてくれないと。

影響が残るとしたら、戦闘シーンの後にみんなの顔に痣がついていることぐらいでしょうか。散々暴れて痣だけっていうのもね。

色々なヒーローが登場するけれど、僕は「アントマン」が一番好きかな。ユーモアがあるし、途中でウルトラマンみたいに変身したのには爆笑でした。一方でスパイダーマンを連れてきて何がしたかったんですかね。あのお喋りキャラもいまいちだったし。

それにしてもマーベルって固定のオタクファンたちを狙っている印象が強いですね。マーベルオタクって10代の若者もいるけれど、案外年齢層が高い人たちも多くて、いいおっさんおばさんたちがキャプテン・アメリカのTシャツとかを着て、映画館に来ていました。

あの人たちの雰囲気がまた独特ですよねえ。本当に空を飛べるとか思ってそうな大人たちばかりで、家でスパイダーマンの真似とか絶対してますよ。

子供が見たら果たしてこの映画は楽しめるんでしょうか。なんとなくアクションだけで喜ぶかもしれませんが、まず映画館でしか見る価値はないでしょう。スクリーンと音が大きいからなんとか体裁が保たれるというまさにアメリカらしい作品です。

マーベルがずるいのは一つの作品内で、ストーリーが何も解決されず、完結しないことです。続編映画ビジネスのブラック中のブラック企業がマーベルにほかなりません。この先にリリースされるであろう作品群たちを想像するだけでも途方に暮れますね。ディズニーファンだって「アナと雪の女王」の続編が今後10作品ぐらい続くとしたらきついでしょ? それと同じです。

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コメント

  1. t-g-m より:

    映画男さん

    こんにちは、t-g-mです、
    宜しくお願い致します。

    自分としては、「バットマンvsスーパーマン」よりも
    こっちの方が楽しめました。
    出来れば「シビル・ウォー」を姪と甥に見せたかったです。
    (残念ながらもうインドネシアに帰ってしまいましたが・・・)

    マーベル映画はこの先まだまだ続きそうで、

    「X-MEN」シリーズや今回登場したブラックパンサーとスパイダーマンのソロ作品、

    宇宙に出て大魔王とバトルする「アベンジャーズ・インフィニティー・ウォー」等〝マーベルファンにとっては”大喜びと云った処でしょうか?

    自分は嫌いではありませんが、映画男さんにとってはもうウンザリですかね(苦笑)。

    また来ます、
    有難う御座いました。

    • 映画男 映画男 より:

      t-g-mさん

      僕も「バットマンvsスーパーマン」よりは楽しめました。マーベル作品は続けて見ていくと、はまっていくのかもしれませんね。

  2. 映画 より:

    >ただ、どれだけヒーローたちがスーパーパワーを駆使しても、結局誰も死なないし、勝たないし、負けません。永延と不毛な戦いを繰り広げるだけで、戦闘シーンがその後のストーリーに何も影響しないのがダメですね。あれだけ殴り合ったんだったら、しばらく口利かないとかにしてくれないと。

    映画の面白い面白くないはともかく、ちゃんと映画見てからレビューして下さい。負けたキャップ陣営が投獄されたりローディが戦いの後遺症残ったり戦いは確実にお互いの傷になっています。

  3. 何かが足りない映画祭運営委員会 より:

    前知識なしの人がどのような感想を抱いていたか、実によくわかりました

    スパイダーマンが何がしたかったかわからない、と仰っておりましたが、どのような部分なのでしょうか?
    なんとかして、トニー・スタークのために頑張ろうって態度が簡単に見て取れたはずなのですが…
    それに、喋りまくるのがスパイダーマンの持ち味なのをご存知ありませんでしたか?

    体裁として、キャプテンアメリカ3という立ち位置なので、やはりある程度の下調べをして、それを込みにしたレビューが少し欲しかったな、と思いました。

    長文失礼しました

  4. AJ より:

    初めまして。

    こういったシリーズものをとって、あれやこれやバックグラウンドがわからないとか、キャラが多くわちゃわちゃしてるなどの批判を見かけることがあるのですが、そりゃあ続編として出た作品ならそれ以前のものとなんかしらつながっているでしょう、といったことを感じてしまいます。
    シリーズものはその作品群の一つとしてどんな位置づけになれたか?そういった視点で評価すべきだと思います。
    スターウォーズの一つをとって、この前にどんなストーリーがあったのか説明不足だ云々なんて批判をする人がいるでしょうか?

  5. 通りすがり より:

    いくら話題の映画だからって
    最低限の予備知識も無しで観る人の気が知れない
    日本の映画感想blogのレベルの低さがよくわかってしまう

  6. より:

    正直、全編見てる人間からすれば、今回はバトル物というよりも、ヒーローの在り方や、友情の在り方が本題だったかと思います。
    ただ、ヒーローであるキャプテンが何よりも友情を優先し、それがチームの分裂に繋がったのはものすごく後味が悪いです。また、それを他のヒーローが全てトニーの所為にしたのが可哀想でなりません。
    一番身勝手なのは世界中の人々で、アベンジャーズが戦わなければより大きな被害が出ていたかもしれないのに、皆自分のことしか考えていないと悲しくなりました。

    これはただ見た映画の感想ですが、全て総合するなら自分のことしか考えないのは人間の本質だと思います。
    キャプテンが正義よりも唯一昔から知っているバッキーを守りたい気持ち。
    トニーがポッツとの関係を改善するために賛同したこと。
    命を懸けて戦ったのに世界に避難されることに反感を持ち、今まで通りに自由を求めるヒーロー。
    被害者を出していることに自責の念を持ち政府の管理下に起きながら世界を守ろうとするヒーロー。
    どれもが全て正しいんです。
    だからこそ対立が起こりこの映画になったんだと思います。
    自分の中でモヤモヤ感が残るのはこれが理由だと思っています。
    そういう考えさせる深い映画だと思いました。

    で、自分は映画が好きでかなりの量を見てきました。映画にしても本にしても、作者は何を見る人に問いかけたかったんだろうと考えるのが読む側、見る側にとっての楽しみだと思います。
    それをせず、知らない人が見たら部外者の気持ちになるとか、続編映画のブラック企業だとか、糞みたいなレビューしか出来ないのなら見るのを止めたらどうですか?映画のレビューをする為に観に行くのなら復習ぐらいしておきましょうよ恥ずかしい。

  7. はや より:

    前知識もろくにない、マーベルシリーズを見てきたわけでもないお前が見りゃそんな感想しかでてこんだろうよ。
    まともな評価もレビューもできないないのかよお前は(笑)

  8. A より:

    そもそもこの映画はシビルウォー/キャプテンアメリカ3で、シビルウォーは副題です

    ナンバリングタイトルを途中から見て予備知識がないと見れない!と批評するのは余りに的外れではないでしょうか?
    それはハリーポッターでもディズニーでも他の映画でも同じです
    (新作から入っても楽しめる!という映画も勿論ありますが、そうでない映画が批判される理由にはなりません)

  9. まーくん より:

    そこら辺のB級映画と比べると、とても良くできた作品でしょう。
    ただしマーベルの作品としてみると、酷いレベルだと思うの。
    どうせならシビル・ウォー/アベンジャーズに名前を変えるべきですよ。

  10. とおりすがり より:

    ハリーポッターもナンバリングじゃないですよね?
    ハリーポッターを死の秘宝からいきなり見て、分霊箱ってなに!デスイーターってなに!ヴォルデモートってなに!登場人物いすぎ~~~。
    ハリーポッターってまじクソ映画だわって批判してるみたいなもんですよ?
    僕はシビル・ウォー好きですよ?だから批判されてるの見て文句を言いたいのではありません。
    どんな映画も万人受けするようなものが無いのは理解しています。
    ただ、主さんの批判の仕方はどうもこの作品最近人気で騒がれてるし、とりあえず批判しとくかって感じに見えましたww
    批判するならもっと明確にお門違いのことは言わないようにきをつけた方がいいと思いますよ!

  11. ペッパー より:

    上から目線で映画レビューをしてる割には、過去作品をチェックするという簡単な労力すら惜しむんですね。
    感情優先の浅はかな批評にはいつも苦笑させられてしまいます。

  12. 加藤 より:

    罵倒するにせよ、40点台ってかなり甘い点数じゃないっすか(笑)。いや、裏腹に良い所たくさん書いてますよ。①アントマンは巧いっすよねー。②バトルシーンも迫力ありました。この辺りの文脈だけで、実はかなり褒めてますね(笑)。③でも、それだけじゃんといわれると、そうだっけ?となります(笑)。この三段攻撃がね。

    とりあえずシビル・ウォーって確か南北戦争ですよね。一応、アメリカのヒーローを通してトランプさん(トランプさんが現れる前からディープサウスがヤバイから)の問題とか、シビル・ウォーだと思いますよ。マーベルはたぶんそういった比喩も盛ってたと思うんすよ。俺はそういう読み方好きだからついつい、フムフムとかなるけど、でも、映画男さんのトマト投げは、純粋に映画を成立させてから御託並べ替えるなり、好きにすればだと思うのですよ。

    そのツッコミってかなり、マトモだし、トマト投げが効いてると思いますね。いずれにせよ、いろいろわかる時代が来ますよ。ちょっと先を行ってると俺は思います(笑)。なーんてね。でも、良いか悪いか反応があることって凄く良いことだと俺は思うのです。

    • 映画男 映画男 より:

      加藤さん

      マーベルファンってなぜかすごい怒るんでよね。冗談が通じないみたいです。

      • より:

        こっちも全部冗談で言ってるのになんで本気で怒ってると思われてるんでしょうね…w映画男の頭の悪さに脳がクラクラしてきます(嘲笑
        え?冗談に聞こえない?お互い様でしょうそりゃ。発言したほうが「冗談だよバーカw」って言えば全部冗談になるんですから

  13. ねこ より:

    >永延と不毛な戦いを繰り広げるだけで、戦闘シーンがその後のストーリーに何も影響しないのがダメですね。

    数か月前にあった方のコメントと指摘がかぶりますが……。
    いや、その後チームキャプテンアメリカの面々がキャプテンとバッキーを除いて逮捕されるという「影響」、アイアンマンがあくまでも彼らを倒そうとしたことでホークアイから中指を突き立てられる「影響」、ワンダと対立せざるを得なかったヴィジョンがそれゆえ仲間である筈のローズを打ち落としてしまい結果彼に障害を与えてしまった「影響」、枚挙に暇がありませんがこれらを無視して「何も影響がない」は、端的に映画内で「Aという登場人物が死んだ」という流れを見ていたはずなのに感想で「Aが生き残っていました」と言うにも等しいお話ですよ。
    上映中、寝てました?

    よって、

    >マーベルファンってなぜかすごい怒るんでよね。冗談が通じないみたいです。

    冗談が通じないんじゃなくて、端的な間違いを間違ってるよと指摘してるに過ぎないんです。
    映画男さんが映画を見ていないのか、見た映画ではなく脳内で上映された映画の感想を抱いているのか、そういう話なんですよ。
    冗談が通じないんじゃなくて冗談になってないんです。ただただ、間違ってるんですよ。映画男さんは、ご自分のHNを裏切って、映画を見ることができてないんです。

    というまでは感想の発露なのであまり書く必要もないですが、

    >マーベルオタクって10代の若者もいるけれど、案外年齢層が高い人たちも多くて、いいおっさんおばさんたちがキャプテン・アメリカのTシャツとかを着て、映画館に来ていました。
    >あの人たちの雰囲気がまた独特ですよねえ。本当に空を飛べるとか思ってそうな大人たちばかりで、家でスパイダーマンの真似とか絶対してますよ。

    これは最低最悪だと思いました。
    映画を見にきた映画男さんと同じ映画ファンの観客を外見からバカにし嘲笑することに、いったい何の意味があるんでしょうか。
    恐らく肯定的なコメントのみに返信をし、否定的なコメントを無視する映画男さんのことですから(それ自体は構いませんけれど)何ら返信がないと思いますが、それでもあえて聞きたいです。
    「いったい映画そのものではなく観客たちを、それも自分が目にした外見から嘲笑する意味はなんですか? それが単なる中傷ではなくてなんなのでしょうか?」
    まあ繰り返しますけど、まともな説明はなく恐らく黙殺されると思いますが。

  14. タラヲ より:

    なんだかんだいっても、やっぱりヒーローが集結する話は面白いです。ただこのようなクロスオーバーしまくるシリーズは初期らへんは観ていてワクワクしますが、ある程度になってくると途中参入が難しくなるし、一時期観るのを止めると分からなくなります。げんにマーベルシリーズは進むにつれクロスオーバーネタを予想以上に様々な作品で投入してくるためなおさらです。漫画のワンピース状態ですよ。マーベル以外にもdcやゴジラ、さらにはダークユニバースなどこのようなクロスオーバーシリーズはどんどん増えてきています。ある時期の少年ジャンプのような長期連載漫画ばかりでしかもそれぞれが中期の内容のためほぼ読んでも内容が分からないという事と同じにならないようにしてほしいですよね。

  15. 2580 より:

    この映画なぜ面白いのかわからない?

    ハルクと神様であられるマイティ・ソーの
    クレーターを作る二人がいないからこそ
    面白いのですよ

    あの二人がいてアベンジャーズですから

    バックグラウンドうんぬん言うてますが

    とりあえずトニースタークがまさかの合流してきたハルクから見直せば全てが繋がると思います