2017/04/19

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(原題CAPTAIN AMERICA: CIVIL WAR)

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善悪の葛藤に悩まされるヒーロー同士を対決させた、最近流行りのハチャメチャSFアクション。もともとのマーベルファンに向けた映画で、知らない人が見ても誰が誰だかわからなくて部外者の気持ちにさせられる映画。40点(100点満点)

あらすじ

アベンジャーズのリーダーとなった、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)。しかし、彼らが世界各地で繰り広げた戦いが甚大な被害を及ぼしたことが問題になる。さらに、それを回避するためにアベンジャーズは国際的政府組織の管理下に置かれ、活動を制限されることに。アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)はこの処置に賛成するが、自発的に平和を守るべきだと考えるキャプテン・アメリカはそんな彼に反発。二人のにらみ合いが激化していく中、世界を震撼(しんかん)させるテロ事件が起きてしまう。

シネマトゥディより

文句

バットマンVSスーパーマン」の登場人物増員バージョンみたいな映画です。ヒーローの数がとにかく多すぎて、それぞれのバックグランドを知っていないと親近感が沸きません。色々ごちゃごちゃストーリーを説明しようとするんですが、要するにやりたいことはお馴染みのキャラクターたちを一斉に戦わせるというだけで、物語は全て後付けです。

簡単に言うとチーム・キャプテン・アメリカとチーム・アイアンマンに分かれた仲間割れを描いていて、国際社会の意向に従って行動するべきだという方と、自分たちでやるべきだという方に意見が対立したのをきっかけに二つのチームが喧嘩をおっぱじめるというのがあらすじです。

最大の見せ場は飛行場における両チーム勢ぞろいの殴り合いシーンでしょう。それぞれのキャラクターが持っているスーパーパワーを最大限発揮するアクションシーンは十分に迫力があります。

ただ、どれだけヒーローたちがスーパーパワーを駆使しても、結局誰も死なないし、勝たないし、負けません。永延と不毛な戦いを繰り広げるだけで、戦闘シーンがその後のストーリーに何も影響しないのがダメですね。あれだけ殴り合ったんだったら、しばらく口利かないとかにしてくれないと。

影響が残るとしたら、戦闘シーンの後にみんなの顔に痣がついていることぐらいでしょうか。散々暴れて痣だけっていうのもね。

色々なヒーローが登場するけれど、僕は「アントマン」が一番好きかな。ユーモアがあるし、途中でウルトラマンみたいに変身したのには爆笑でした。一方でスパイダーマンを連れてきて何がしたかったんですかね。あのお喋りキャラもいまいちだったし。

それにしてもマーベルって固定のオタクファンたちを狙っている印象が強いですね。マーベルオタクって10代の若者もいるけれど、案外年齢層が高い人たちも多くて、いいおっさんおばさんたちがキャプテン・アメリカのTシャツとかを着て、映画館に来ていました。

あの人たちの雰囲気がまた独特ですよねえ。本当に空を飛べるとか思ってそうな大人たちばかりで、家でスパイダーマンの真似とか絶対してますよ。

子供が見たら果たしてこの映画は楽しめるんでしょうか。なんとなくアクションだけで喜ぶかもしれませんが、まず映画館でしか見る価値はないでしょう。スクリーンと音が大きいからなんとか体裁が保たれるというまさにアメリカらしい作品です。

マーベルがずるいのは一つの作品内で、ストーリーが何も解決されず、完結しないことです。続編映画ビジネスのブラック中のブラック企業がマーベルにほかなりません。この先にリリースされるであろう作品群たちを想像するだけでも途方に暮れますね。ディズニーファンだって「アナと雪の女王」の続編が今後10作品ぐらい続くとしたらきついでしょ? それと同じです。

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