スポンサーリンク

ワン・デイ 23年のラブストーリーは男女が老けない!ネタバレと感想

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
この記事は 約4 分で読めます。

one_day

毎年7月15日に直接会うか電話で話をする友だち以上恋人未満の男女の物語。肉体関係こそなくても心は切っても切れないエマとデクスターによる遠回りしすぎる恋愛がじれったく、そんなに気になるなら付き合えばいいじゃん、と言いたくなる一本。21点(100点満点)

スポンサーリンク

ワン・デイ 23年のラブストーリーのあらすじ

エマ(アン・ハサウェイ)とデクスター(ジム・スタージェス)は親友として、23年間一緒に過ごしてきた。愛する気持ちを心に秘めていたエマだったが、ある年の7月15日にデクスターからほかの女性と結婚することを打ち明けられる。そして、何年にもわたる2人の恋の行方を左右する7月15日が訪れる。

シネマトゥディより

読者のいきさんからのリクエストです。ありがとうございます。また、ぜひよろしくお願いします。

ワン・デイ 23年のラブストーリーの感想

「17歳の肖像」などで知られるロネ・シェルフィグ監督による滑りまくる恋愛ドラマ。

23年のラブストーリーと題名にあるように、主人公のエマとデクスターはお互いに他のパートナーがいても、長年連絡を取り合い、ときには会って、お互いの気持ちを確認し合ったりします。

仕事が順調なとき、また生活が上手くいっていないときなどにお互いを励まし、あるいは慰めます。

そのときどきで二人とも今は相手がいるけど、でも私が本当に好きなのはあなたなの、などといった話になるんですが、今付き合ってる相手からしたら失礼極まりない話ですね。

二人が出会うのは大学の卒業式を迎えた1988年で、それから15年後の2003年にフランスで紆余曲折の末、やっと恋が実ります。

しかしこの映画が一番見落としているのは、15年の歳月の中で白人の男女がどれだけ歳を取り、老け込むかという点です。

エマとデクスターはその間ほとんど外見が変わらず、それに比例して相手に対しての気持ちも変わっていませんでした。

しかし特に白人の女は一番かわいい時期を大学の頃に迎えるものの35歳を過ぎるまで大概ブクブク太り、顎は二重になり、目には深いくまができ、それでいて経験は積んだもんだから変に自信だけはあり、性格はよりきつくなる、というのが現実です。

この映画じゃないけれど、僕がスペインに住んでいた頃に知り合った、当時大学生だったスペイン人の女の子がそれこそ15年ぶりにブラジルまで僕を訪ねてきたことがありました。

そして当時深い関係になりかけたものの最後までいかなかったこともあり、よおし今度来たらあのときの続きで一晩中抱いてやるぞ、と気合いを入れて彼女の到着を待っていました。

宿泊先のホテルまで彼女を迎えに行くと、そこにはすっかり女子大生の頃の面影がなくなった、しかし薄っすら眼光と声の響きだけがあの頃のままという丸々したおばさんが立っていました。

だからこういう映画を見ると言いたくなるのです。デクスターよ、お前は何年も会わないうちにエマがすっかり醜くなっていても抱けるのか、と。

それでも抱けるなら本当の愛かもしれない、大したもんだよ、と。残念ながら僕はそのスペイン人女性を愛することはできませんでした。

「ここに泊ってもいいのよ」と言われても、どうしていいか分からずモゴモゴしながら部屋を出ました。

外見が変わっていても、性格に昔のかわいらしさが残っていればまだよかったのですが、昔の自信なさげな無邪気で控えめな性格は一転して、自信満々、経験豊富、知識十分といった感じの口うるさい女になってしまって、滞在2日目には道端で大ゲンカになってしまったほどです。やはり現実は映画のようにはいきません。

さて、この映画のおかげでまたただ文句が言いたくなる映画の見分け方の方法がひとつ増えました。

ひとつは以前にも言いました。題名に「~day」と付く映画は凡作の可能性が高いです。「セブンデイズ」や「5デイズ」などがその最もな例ですね。そして今回見つけた新たな法則は、「アン・ハサウェイ」が出ている映画には気をつけろ、です。

コメント

  1. いき より:

    管理人様、早速のアップありがとうございます。。。おそるべしアンハサウエイ。悲しいエンディングなのにうすい印象しかなく、は?で見終えたので残念。せっかく英国風アクセントがんばったのに!!

    • 映画男 より:

      いきさん
      コメントありがとうございます。確かに「は?」って感じでした。ラストは丘に娘を連れて行ってましたが、あの娘ですらエマとの娘じゃないですからね。笑えました。

  2. mamarin より:

    感想に笑っちゃいました。(失礼)映画男さんの過去も色々あるんですね。映画より映画みたいですね。

    うちの父の生前に父の同級生でブラジル美女と結婚した人がいました。
    しかし彼は外国で仕事をしてるので中々クラス会には参加できないでいましたがついに奥さん同伴でクラス会に参加しました。
    その奥さんは実際は金髪で青い目をしていましたが太ってて日本の居酒屋のトイレには入れきれずに奥さんが用を足すときには外から旦那さんが戸を押さえていたそうです。
    しばらくして友人が背広の胸ポケットから一枚の写真を取り出し父に見せてくれた。
    その写真に写っていた女性は紛れもなくその奥さんの若い頃で金髪で痩せてて凄い美人。ハリウッドの往年の美人女優のリタ・ヘイワースに似てたそうですうです。「昔はこんなに美人だったんだよと」いつも友達に見せているそうでした。^^
    年月が経つのは切ないですね。

    • 映画男 より:

      mamarinさん
      コメントありがとうございます。トイレに入れないというのもすごいですね。切ないですねえ。

  3. マカオ犬 より:

    批評だけは一人前のやつが多くなったな。
    批判すればいいと思っているのは知性がない証拠。
    このサイトの主も批判してエクスタシーを感じる3流コメンテーターと同じだな。