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スプリング・ブレイカーズは後半がひどい!感想とネタバレ

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「ガンモ」、「ケン パーク」などでお馴染みのハーモニー・コリン監督による女子大生がハメを外し、暴走する青春ドラマ。39点(100点満点)

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スプリング・ブレイカーズのあらすじ

つまらない大学のルーティンに飽き飽きしている女の子4人組は、刺激を求めて春休みにフロリダ旅行を計画。資金調達のため強盗を計画すると予想外に成功し、訪れた春休みでは存分にハメを外しつつ大いに楽しんでいた。

そんな中、自分のことをエイリアンと名乗る外見がいかつい男(ジェームズ・フランコ)と出会ったことで、4人の運命が狂い始めていき……。

シネマトゥディより

スプリング・ブレイカーズの感想

前半がMTVのビデオクリップのような映像と音楽の繰り返しで、後半になると急にギャングスター映画に様変わりする企画、構成の失敗作品。

キャピキャピした女子大生4人がパーティーに明け暮れるために悪さをしでかす、ところまではよかったです。ところが留置所から出てきて、ラッパーでありギャングスターのエイリアンに引き取られ、実態の分からない生活を始めるあたりから雲行きが怪しくなってきます。

それまで浮かれていた4人の女子大生を一気に奈落の底に落とすならともかく、家に帰るのも自由で大した束縛もなく、なんてことのない生活を続けるからです。極悪風のエイリアンが実は結構もの分かりのいいナイスな奴だったりして、拍子抜けしました。

ずっとリアリティー路線でかつ奇妙な若者の世界を描いてきたハーモニー・コリン監督が今回はなぜかスキだらけでした。女子大生4人が留置所だろうが、裁判所だろうが、いつも水着姿なのが不自然です。

若くてセクシーな女の子をとりあえず水着にしておけば、ある程度視聴者を釘付けにできると考えたのならがっかりですね。

さらにがっかりなのは、散々、過激なパーティーのシーンを連発しておきながら、本番のシーンはほとんどなく、とりあえずトップレスの女を出せばいい、というような男性視聴者を見下した心が見え隠れします。

やたらとボディータッチしてくるくせに、期待させるだけ期待させておいて最後はやらせない女みたいな汚い手法です。

そもそも主役組の女子大生4人をセレーナ・ゴメス、ヴァネッサ・ハジェンズなどといった有名若手女優で固める必要性が全く見当たりません。

4人の中であまり目立っていなかったレイチェル・コリンは監督の奥さんだそうです。あんなキャスティングよりも私なんでもしますからどうか役をください、といった気合の入った本物のギャルを選ぶべきでしたね。

もういっそのことハーモニー・コリン監督は「映画の出来なんて関係ねえ、俺はただセレーナ・ゴメスとやりたかったんだ」と正直に告白するべきです。

コメント

  1. mamarin より:

    質問です。

    セレーナ・ゴメスってあのアイドルのジャスティン・ビーバーだったか言う男の子の彼女だった子ですよね。
    イマイチ解らないのは彼女はそんなに魅力があるのかな?外国では人気があるのですか?私から見れば若いのに妙におばさん臭いメイクをする子だなという印象なんですよ。それにジャスティン・ビーバーも歌手だから音楽性に人気があるのか?顔が人気があるのか解らないんです。
    彼を見るとホームアローンで一時大人気だったマコーレ・カルキンを思い出しちゃうんです。

    • 映画男 より:

      mamarinさん
      コメントありがとうございます。
      セレーナ・ゴメスの魅力は僕にも分からないです。若くてピチピチしてるのがいいんじゃないでしょうか。

  2. マヌルネコ より:

    予告編を見ましたが、主演の女の子がえらい安っぽいなあと思いました。
    予算の関係で、安っぽい女優しか使えなかったとしか、考えられませんでした。

    スプリング・ブレイカースの主演の娘と言い、ブレイク・ライブラリー(savagesの主人公のバカの愛人役の人)と言い、最近の向こうのアイドル女優は安っぽい方が受けるんでしょうな。

    • 映画男 より:

      マヌルネコさん
      この映画でアイドル女優を使ったのは、キャピキャピ感を強調するためだと思います。ただ、あれに耐えるのは至難の業でした。