ヒドゥン・フェイス(原題LA CARA OCULTA/THE HIDDEN FACE)

The_Hidden_Face

37点(100満点)

ストーリー

コロンビアの交響楽団に招かれ、恋人のベレン(クララ・ラゴ)を連れて同国へとやって来たスペイン人指揮者のアドリアン(キム・グティエレス)。彼らは郊外にぽつんと建っている、ナチスの残党だったという人物が所有していた別荘を借りて住むことに。そんな折り、ベレンがアドリアンの浮気を疑ったことからけんかが始まってしまう。アドリアンが家に戻ると彼女は別れを告げるビデオを残し、姿を消してしまっていた。その痛手を癒やそうと出掛けたバーの店員ファビアナ(マルティナ・ガルシア)と惹(ひ)かれ合い…

Yahoo映画より

文句
突っ込みどころ満載の薄っぺらコロンビアンスリラー。ストーリーが単純で分かりやすいのでとりあえず時間を潰すのにはもってこいの一本。自業自得のアホな男女が巻き起こす出来事が怖いというより、プププと吹いてしまう映画。

リアリティーはゼロです。映画開始からわずか10分の間に指揮者アドリアンがバーでウェイトレスのファビアナと出会って、関係を持って、同棲を始めてしまう、という国生さゆりと旦那並のスピード展開に唖然とし、その先のストーリーを真面目に見る気が失せます。それもアドリアンが無意味にバーの外でケンカを始め、やられて伸びているところをウェイトレスのファビアナが助け、酔っ払っているからと家まで車で乗せていってあげる、という妄想レベルの出会いに笑いが止まりません。また、車で向かった先が男の家じゃなく、ファビアナの家だからね。普通、ウェイトレスの女が酔っ払ってケンカしていた客の男を自分の家に連れて行くかあ? あのバーはその手の送迎サービスもやってるのかな。

指揮者のアドリアンはどうしてバーで悪い酔いをしていたかというと、ほんの数日前に彼女が別れを告げるビデオを残し失踪したからです。同棲までしていた愛する女が急に出て行ったというのに、すぐ他の女と同棲を始められる男の心境が分かりません。頭の切り替え早すぎって。アドリアンは指揮者のくせに終始女たちにギャーギャー言われて、全然女をリードできてませんでした。浮気してもすぐにバレちゃうし、携帯を彼女の見えるところに置きっぱなしにして、浮気メールを見られちゃうような不器用な男でした。

マルティナ・ガルシアが演じたウェイトレス、ファビアナは完全に裸要員としてこの映画に出演しているのが分かります。女優が脱ぐべき場面で脱がないのもむかつくんですが、脱がなくてもいい場面で脱ぐのはそれはそれでまた腹が立ちます。お風呂に入るシーン何回あるんだよって思いましたね。ベレンはベレンで彼氏の愛を試すために、失踪を自作自演し、秘密の部屋に閉じ込められてしまうというアホの世界チャンピオンのような女でした。なにより別荘の持ち主であるオバさんが一番シュールでしたね。

「この家を貸すのにひとつだけ条件があるの、それは犬の面倒を見ること」

どんな不動産だよ。自分の愛する犬を他人に面倒みてもらうかなあ普通。登場人物の誰にも愛のかけらもないからね。

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コメント

  1. mamarin より:

    コメディ映画みたいですね。

    映画の感想を読ませていただいて笑ってしまいました。

    • 映画男 映画男 より:

      mamarinさん
      コメントありがとうございます。本当にコメディみたいでした。
      DVDにでもなったら見てみてください。笑えるので。