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映画「彼女」は水原希子が脱ぐだけのギャグ漫画!感想とネタバレ

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この記事は 約5 分で読めます。

これで笑わなかったら、どの映画で笑うんだよっていうほど、ふざけたLGBD恋愛映画。ひどいにもほどがあります。11点

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映画「彼女」のあらすじ

レイはレズビアンの恋人と同棲中の美容整形外科医。彼女は裕福で幸せな暮らしを送っていた。そんなある日、元同級生の七恵から久しぶりに電話がかかってくる。

突然、今から会えないかと言われ、レイは飛ぶように七恵のホテルに向かった。すると、七恵はベッドの上で服を脱ぎだす。彼女の体は夫のDVによって傷だらけだった。それを見てレイはショックを受ける。

なんとか助けてやりたいと同情するが、それなら自分の代わりに夫を殺してくれと言われ、仕方なく引き受けてしまう。

翌日、レイは七恵の夫とバーで出会ったふりをして肉体関係を持ち、彼をその場で刺し殺してしまう。最初は逮捕されるつもりだったが、七恵が車で迎えに来て、二人は逃避行の旅に出るのだった。

映画「彼女」のキャスト

  • 水原希子
  • さとうほなみ
  • 新納慎也
  • 田中俊介
  • 烏丸せつこ
  • 真木よう子

映画「彼女」の感想と評価

きいろいゾウ」、「100回泣くこと」、「娚の一生」、「彼女の人生は間違いじゃない」などの廣木隆一監督による、中村珍の漫画「羣青」を原作とした恋愛悲劇ドラマ。

かつての同級生のために人殺しを犯したヒロインが同級生と一緒に仲良く、車で田舎を旅行しながら昔を振り返る、リアリティーゼロの逃亡ストーリーです。

話の流れは、レイが七恵の夫を殺す>二人して逃亡する>警察に捕まる、だけです。その途中で起こる出来事に意味はなく、無駄な回想シーンや会話シーンがあるだけです。

試みとしてはレズビアン恋愛ドラマの要素に殺人事件を加えて、悲劇のヒロイン二人が最後の旅をする姿を美しく撮りたかったんでしょう。

ただ、「そんなことするかよ!」の連続で、もう途中から見ていられなくなります。まともな姿勢で見れるのは最初の10分でしょう。

夫からDVを受けている七恵が体をレイに見せるんですが、痣だらけすぎて格闘技の試合に出てもあんなに痣できないよっていうぐらいの痣の数なんですよ。メイクのレベルがしょぼいから、痣の作り物感が半端なく、そのうえ数で勝負みたいなことになってるから、現実感がありません。

そしてそんな痣を見せられたレイが、よし七恵の夫を殺そうと決心するまでのスピード感といったらないです。いいですか。10年ぶりにあった同級生に誰かを殺してって依頼されるんですよ。それをはい、わかりましたってやる医者ってなによ。葛藤なしかよ。

それも家には恋人も待たせてるし、クリニックには患者も待たせるわけですよ。そんなありとあらゆるものを久しぶりに会った奴のために放棄しますかって話じゃないですか。

いざ、殺人を犯してもヒロインの二人はまるで今さっき人を殺してきた人間のする言動とはかけ離れたことばかりするので、途中から何を見せられているのかもわからなくなります。二人から悲しみや絶望は一切感じられません。

呑気にハンバーガーを食べたり、川辺でワインを飲みながらピクニックしたり、実家に帰ったり、別荘に行ったり、やることなすことバケーション中の女子大生かよ。

途中二人は喧嘩したりするんですが、あれだけDVを毛嫌いしていたレイが容赦なく、七恵に暴力を振るうのも笑えますね。

暴力は絶対反対だから愛する七恵のために夫を殺す、というのもすでに理論が崩壊しているんだけど、そのうえ七恵にまで暴力を振るってしまうレイってアホなんですかね。そこで手を出しちゃったらもともこもないじゃん。お医者さんだよね?

「お前、股の一つでも開いて言えよ」

これが喧嘩中にレイが放ったセリフです。全く意味不明です。そしてなんとなく仲直りしてまた旅を続け、道中レイはタクシー運転手とやったり、掘立小屋で七恵と愛し合ったります。

ラストシーンでは最大のギャグが待っていて、警察に連れて行かれようとするレイを見て、七恵が一言いいます。

「私、待ってるから」

いやいや、なんでお前は無実の立場からものを言ってるんだよ。お前も殺人を依頼したんだし、実行犯をかくまって一緒に行動してたんだし、当然罪に問われるわけなのに、なにをあいつは「娑婆から大好きなあなたのことずっと待ち続けます」とかほざいてるわけ? お前も刑務所行くんだぞ。

いやあ、ひどいね。ほんと、まともな脚本を書ける奴いないんですかね。ただのギャグ漫画でしたね。

本当に見所は、水原希子とさとうほなみのラブシーンのみです。それもわざとらしく何度も何度も脱がせていて、いつも「なんでここ脱がねんだよ」と思う側の僕が、今回ばかりは「もう脱がないでいいよ」と思うほどでした。

最近、水原希子が写真集を出して裸になることは自然なことよ、みたいなポジティブ発言をメディアでしていたので、あら?どうした?と思ってたら、写真はもちろん、この映画のことでもあったんですね。ぶっちゃけネットフリックスのギャラが相当良かったんでしょうね。

こんな駄作ですが、どうしても見たいっていう人はネットフリックスに1,5倍速機能がついているのでぜひそれをご利用ください。

コメント

  1. なまにく より:

    さとうほなみの肉厚でもっちゃりしたいけてない感じは
    「いかにもレズビアンなのに既婚という、自分がなくて流されやすい感じが出てるなー」と思わせる不思議な説得力がありましたね。

    さとうほなみの演技は好きですよ!ドラマ「30までにとうるさくて」は最高でした。

    水原希子は美人で生意気そうでかっこよかったのにちょっと老けた?ふつうになっちゃいましたね。
    あの、あほみたいな赤髪が似合ってなかったのかもしれません。

    二人とも、脱ぐにしても、こんな映画で脱がんでも…

    と残念な気持ちになりました。
    せっかく乳首だすのに、ビアンものてなんか損した気分になりますね。

    • 猫じゃらし より:

      あなたのコメントが残念です。AVじゃないのだから…
      映画に関してのちゃんとしたコメントを書くか

      黙ってAV見ててください

  2. 猫じゃらし より:

    興味本位で見ましたが、すごく良かったです。
    色んな意味で色んな感情が揺さぶられると言うか…
    主役の二人はもちろん、真木よう子さん、鈴木杏さん、烏丸節子さん、田中俊介さん、それぞれの気持ちがわかると言うか浸みるというか…
    真木よう子さんの涙をこらえた「さようなら」は泣けました。
    お母さんの「彼女を紹介してくれて嬉しかった」やお兄ちゃんの「1秒でも早く戻ってこい」杏さんの「私は人殺せるよ」等々、その時々の気持ち、感情を考えながら「全てが愛だよねー」と泣き泣き見ました(笑)
    愛です。昔から水原希子ちゃんは好きでドラマも見てましたが、レイはちょっとビックリするほどの演技でした。強くて弱くて脆くて…ホントにステキでした。
    ほなみさんも「六本木クラス」のトランスジェンダーの役もステキでしたが、今回の人を信じられない、愛し方も愛され方もわからない、でも実は昔から好きだった?
    みたいな…こちらもとてもステキでした。
    レズの映画ではなく、愛の映画としては色んな感情に向き合いながら見て欲しい
    人を殺しても良いほど誰かを愛していますか?それが恋人であれ、家族であれ…そんな映画です。