Midway/ミッドウェイはベタな英雄戦争映画!感想とネタバレ

この記事は 約4 分で読めます。

一応日本人の有名どころをキャスティングしておきました系の第二次世界大戦の出来事を題材にした日米戦争もの。ハリウッドの戦争ものではお馴染みの英雄万歳映画です。39点(100点満点)

Midway/ミッドウェイのあらすじ

Midway Trailer #1 (2019) | Movieclips Trailers

1937年の東京。山本五十六は、駐日米大使館海軍武官補のエドウィン・レイトンに対し、アメリカからの石油の供給を絶たれた場合、日本軍は行動に出ると脅しをかける。

1941年12月7日、山本五十六の警告通り日本軍はパルハーバーに奇襲攻撃を加えた。これによって日本はアメリカに宣戦布告。アメリカは第二次世界大戦に参戦せざるを得なくなった。

日本がアメリカを攻撃することを薄々感じていたエドウィン・レイトンは、パールハーバーが攻撃される前にアメリカ政府にもっと忠告しておくべきだったと後悔する。

それからエドウィン・レイトンは情報主任参謀として司令長官チェスター・ニミッツを補佐することになり、暗号解読などを担う情報班を指揮することになる。

すると、日本軍がハワイ攻略のためにミッドウェー島付近に侵攻していることを察知。アメリカ軍がそれを迎え撃つことになった。

Midway/ミッドウェイのキャスト

  • エド・スクライン
  • パトリック・ウィルソン
  • ルーク・エヴァンズ
  • アーロン・エッカート
  • ニック・ジョナス
  • 豊川悦司
  • 浅野忠信豊川悦司
    浅野忠信
    國村隼
  • 國村隼

Midway/ミッドウェイの感想と評価

「インデペンデンス・デイ」や「ホワイトハウス・ダウン」でなどで知られるローランド・エメリッヒ監督による、日本とアメリカのハワイ周辺での戦いをつづった戦争アクション。

英雄大好きアメリカ人が作ったゴリゴリのアメリカ目線のプロパガンダ映画で戦闘シーンは迫力があるものの、特にストーリー性やドラマはないです。

人物描写は薄っぺらいし、とりあえず戦闘シーンの合間に軍人の妻と子供を出しておけばお父さんが頑張ってる姿が描けるでしょ程度のバックストーリーしか用意されていませんでした。

いかにアメリカ軍のパイロットが勇敢で、格好いいかということにばかりフォーカスしているので、アメリカ人か、あるいはアメリカナイズされた人しか感情移入できないような作りになっています。

物語は、日本軍がパールハーバーを攻撃するところから本題に入っていき、アメリカ軍が暗号解読を担う情報班によって日本の作戦を次々と読んでは形勢逆転していく様子を描いていきます。

ストーリーのクライマックスはタイトル通り、ミッドウェー海戦で日本の戦艦を、少数のアメリカ軍パイロットたちが死を恐れずに勇敢に追撃する姿をこれでもかというほど格好つけて見せていました。

そういえばひと昔前「パールハーバー」とかいうベン・アフレック主演のこれに似たノリのハリウッド映画がありましたね。あれも酷評されてなかったっけ?

いわばその「パールハーバー」にミッドウェーの戦いを付け加えたのがこの映画で、ベン・アフレックの代わりにエド・スクラインが思う存分イキってるだけの違いしかなかったです。

そもそも実在するアメリカ軍人にイギリス人のエド・スクラインを起用している時点で、二流映画であることがバレちゃいますね。

一方の日本軍のキャストは豊川悦司、浅野忠信、國村隼などがメインを担っていて、くれぐれもアメリカ軍キャストたちより目立たないように、と言われていたかのような控えめな仕事をしていました。

面白い戦争映画って敵国の兵士もちゃんと引き立てて面白くするんだけど、そういう演出はなかったです。それぞれが個性を消している、あるいは消されているので、アメリカ人からしたら豊川悦司と國村隼が同じ人に見えてる可能性すらありますね。

また、ちょこちょこ「お前日本人じゃないだろ」っていう日系アメリカ人なのか、あるいはほかのアジア系なのか分からない人たちが混ざっていて、怪しい日本語を喋る人たちもいました。本当、ハリウッドの戦争映画はいつになっても舐めたキャスティングするよなぁ。

この手の二流戦争映画の問題点は、映画館で見ないと数少ない醍醐味である戦闘シーンを味わえないところで、かといって映画館代を払う価値もない、というところにあります。

それに対し、もし家でDVDや動画配信などで見ようもんなら、せっかくの戦闘シーンも迫力を失い、見所がなくなってしまう、という悪循環に陥り、結局見ない方が一番お得だったりすることなんですよね。

だからよっぽど戦争映画好きで、アメリカ人がイキってるところを見ても一緒に興奮できるような、お人よしの日本人が映画館に見に行けばいいと思いますよ。

コメント