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【フル動画】ゴーストニューヨークの幻はデミムーアが可愛すぎ!感想

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昔の未熟なCG技術を駆使してなんとか形にした、お化けと美女によるロマンチックな人間ドラマ。いまだに見れる映画だし、上手くできています。68点(100点満点)

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ゴースト・ニューヨークの幻のあらすじ

舞台はニューヨーク。

温厚誠実な銀行員サム・ウィート(パトリック・スウェイジ)は、陶芸家として成功しつつある最愛の恋人モリー・ジェンセン(デミ・ムーア)と幸せな時間を過ごし、同僚の友人カール・ブルーナー(トニー・ゴールドウィン)とも良好な関係を維持しながら順調に仕事をこなし、平穏な日々を送っていた。

ある日、サムは勤め先の銀行で、コンピュータ内の口座データに異変があるのを発見した。カールが手伝おうとしたが、サムは断り残業して調べる…。

後日、サムとモリーが「マクベス」を観劇しての帰り道、モリーがサムに自分の心を打ち明けた。「貴方と結婚したい」。今まで、彼女が避けていた問題だったのでサムは驚く。悩むサムに、モリーはなぜ「愛してる」と言葉にしてくれないのかと問い詰める。「愛してる……」とモリーが言うと、サムは必ず「Ditto(同じく)」と答えていた。

しかしそのとき、暗がりから一人の暴漢がサムを襲った。そしてサムと暴漢は揉み合いになり、暴漢が持っていた拳銃が発砲された。そして暴漢は逃げ、それを追いかけるも取り逃がしたサムが諦めて戻ると、モリーが血だらけの自分を抱いていた。サムは死んでゴーストになってしまったのだ。

Wikipediaより

ゴースト・ニューヨークの幻のキャスト

  • パトリック・スウェイジ
  • デミ・ムーア
  • ウーピー・ゴールドバーグ
  • トニー・ゴールドウィン
  • リック・アビレス
  • ヴィンセント・スキャヴェリ

ゴースト・ニューヨークの幻の感想と評価

「マイ・ライフ」、「ベスト・フレンズ・ウェディング」、「フェア・ゲーム」などで知られるジェリー・ザッカー監督のファンタジーラブロマンス。

結婚を考えていた恋人をこの世に残し、強盗に襲われ命を落とした、男が成仏できずにニューヨークの街をさまよう、コメディとファンタジーと恋愛ドラマにちょっとだけホラーを足した娯楽性の高い映画。名作恋愛映画の一つに上げられる作品の一つです。

ストーリーラインは、どこか幽遊白書の1巻を彷彿させるんですよね。主人公が死んでから、魂だけがこの世をウロウロして、愛する人たちを忘れずにいるみたいなところが。奇しくもこの映画も幽遊白書も同じ1990年に公開されているんですよね。

なんだかんだいっても、ほぼほぼデミ・ムーアの映画といっても過言ではないでしょう。とにかく恋人を亡くした、哀れで可愛い女の子役がはまりまくってます。

公開当時、見た人はこの映画の影響で髪型をショートカットにする女性が急増したことを覚えているに違いないです。

当時はあそこまでショートカットにする子は珍しかったのに僕のクラスだけでも2、3人真似してやってましたよ。そんでもって僕なんてアホなガキだったからショートカットにした女子がいると、この映画の影響ですぐに好きになっちゃってたもん。

思い出話はさておき、デミ・ムーアがこの映画にはまりにはまったのは、類まれなルックスはもちろん、泣き顔がとにかくキュートだったからじゃないでしょうか。

今思うと、こんなに一人の女優が何回も泣く映画珍しいですよ。数えてみてよ、4、5回泣いてるから。それも結構がっつり泣いてるんですよ。監督も見たかったんじゃないのかなぁ、彼女の泣くところが。

いつもはこんなこと言わないけど、今日だけは言わせてもらいます。あの泣き顔、可愛すぎでしょ。ずるいじゃん。なにあれ。あんなふうに泣かれたら、男なんてイチコロじゃないですか。

また、顔ばかりに注意が行きがちだけど、デミ・ムーアはこの頃からかなりのハスキーボイスだったんですね。今回、見直してみて思い出しました。

ハスキーボイスって結構当たり外れのある要素で、下手したらスナックのママ風になってしまうし、上手くいけばセクシーな声にもなるっていう境目でもあり、なぜかデミ・ムーアはそのどちらにも当てはまらず、ただただ可愛いままっていうね。

大げさじゃなくて当時は本当に世界中の男がデミ・ムーアに恋したんですよ。逆に女性視聴者はどうやって感情移入してたのか気になりますね。パトリック・スウェイジにホロっと来たのかな?

ウーピー・ゴールドバーグもよかったですねぇ。笑いの部分は全部彼女がやってくれた感があります。ユーモアがなかったら、この映画はつまらない恋愛ものになっていたところでしょう。

ウーピー・ゴールドバーグはその後、「天使にラブ・ソングを…」で主役を務めたり、大旋風を起こしましたね。

それと、字幕翻訳を担当した翻訳家の方にも敬意を表したいと思います。「ditto」を「同じく」って訳したのはシンプルな直訳のようで、すごいストーリーにマッチしてるなぁって思います。

英語のセリフを覚えていることはあっても、いまだに日本語字幕のセリフを何年も覚えている洋画なんて他にないんじゃないかな。それぐらい印象的でした。

あとはBGMの選曲の上手さですかね。アンチェインド・メロディを何度聞いたことか。

ろくろを使ったラブシーンでまず最初に流して、ラストの泣けるシーンでも二回目を流して、全く違うタイプのシーンなのにどちらもうまくはまる曲ってすごいなぁ。どうでもいけど、ろくろってエロくない?

僕が今まで映画のサントラCDを買ったのは後にも先にも確かこれとホイットニーヒューストンの「ボディーガード」だけだったんじゃないかな。そういえばあのとき買ったCDどこに行ったんだろう。持っている人がいたら今すぐ返してください。

ゴースト・ニューヨークの幻のトリビア

この映画を好きな人も少なくないと思うので、ここでトリビアを紹介します。

ウーピー・ゴールドバーグはパトリック・スウェイジのおかげで出演できた

キャスティングを決める段階でプロデューサーはもともとウーピー・ゴールドバーグの出演に反対していたそうです。

そこをパトリック・スウェイジが頼み込んで、彼女が出ないなら自分も出演しないと言って話を通したそうです。それも当時パトリック・スウェイジはウーピー・ゴールドバーグには一度も会ったことがなかったそうです。

ちなみに本作でウーピー・ゴールドバーグはアカデミー助演女優賞を受賞しましたが、受賞式のスピーチでは自分と共演することを推してくれたパトリック・スウェイジの名前を挙げています。

全米で19週連続トップ5入りになった

わずか2200万ドルの製作費に対し、公開年である1990年には世界中で約5億ドルの興行成績を記録しています。

あまりにもヒットしたせいで全米では19週連続で興行成績がトップ5入りしたという伝説を残しています。

ちなみに同年で本作を上回ったのは、ただひとつ「ホームアローン」だけでした。

悪魔の声は赤ん坊の泣き声だった

劇中、悪いことをした罪人には黒い地獄の使者達(悪魔)がお迎えに来ては連れ去っていくシーンが何度がありました。実はあのシーンの悪魔の声は赤ん坊の声をリバースして流したものだそうです。悪魔だけに天使のような赤ちゃんの声の逆を使ったんでしょうか。

パトリック・スウェイジ(サム)もヴィンセント・スキャヴェリ(地下鉄のお化け)も同じ歳で亡くなった

奇しくもパトリック・スウェイジ、そして地下鉄で成仏できずにいたサブウェイゴーストのヴィンセント・スキャヴェリもがんによって同じ57歳の若さで亡くなっています。

ヴィンセント・スキャヴェリは個性派俳優として知られ、「バットマン リターンズ」、「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」、「マン・オン・ザ・ムーン」などにも出演しました。

デミ・ムーアは監督に無断で髪の毛を切っていた

キャスティングの時点ではロングヘアだったデミ・ムーアは、監督に内緒に髪の毛をばっさりショートヘアにしたのは有名な話です。

ジェリー・ザッカー監督はあまりのことに最初はショックを受けたそうですが、後から考えると、ショートヘアのほうが役柄に合っていることに気づいたそうです。デミ・ムーア恐るべし。

デミ・ムーアは泣き演技が大の得意だった

デミ・ムーアの泣き顔が最高に可愛かった本作ですが、実はあれだけデミ・ムーアの泣くシーンが多かったのには彼女の持つ特別な能力とも関係がありそうです。

というのもデミ・ムーアは求められたときに演技でいつでも泣くことができただけでなく、どちらの瞳から涙を流す、ということまでコントロールできたそうです。

それだけできたら監督も求めたくなりますよね。

日本版リメイクがある

本作には驚くことに日本版のリメイクがあります。その名も「ゴースト もういちど抱きしめたい」。

一体どこの誰がどの面下げてリメイクを作ろうって言い出したのかわかりませんが、お願いだからいい出した人は、とりあえず本作のファンの方々に謝ってもらいたいです。今からでも遅くないんで謝罪会見開きましょう。

コメント

  1. 服部 より:

    大大大好きな映画です!当時、中学生でした。母親が映画を見て髪を切ったのを覚えています。
    女の私も、デミ・ムーアの魅力にうっとりとしました。それに、あのろくろのラブシーンですよね。
    こんな素敵な恋がしたいな~という、憧れですね。(恋人の死は悲しいことですが)

    • 映画男 より:

      女性でもデミ・ムーアにうっとりしちゃうんですね。それにしてもお母さんが髪の毛を切ったっていうの笑える。