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セルビアン・フィルムは鑑賞厳禁!感想とネタバレ

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この記事は 約3 分で読めます。

セルビア発悪趣味なストーリーで埋めつくされた、見ても誰も得しない映画です。12点(100点満点)

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セルビアン・フィルムのあらすじ

元ポルノスターのミロシュ(スルジャン・トドロヴィッチ)は、高額ギャラをもらえる映画への出演を持ちかけられる。妻子との平凡な日々を送っていたものの、生活に困っていたこともあり、ミロシュは怪しみながらも迎えの高級車で依頼人の元へ。

そこでミロシュは、富豪のクライアントの要求に応える芸術的なAV映画に出演してほしいと頼まれ……。

シネマトゥデイより

セルビアン・フィルムの感想

スルジャン・スパソイェヴィッチ監督によるB級ホラー映画。あらゆるサイトに「気狂い映画」、「病的な映画」だから見ない方がいいなどのコメントが飛び交っている禁断の映画です。

見るなと言われると、好奇心が余計に刺激されて鑑賞したくなってしまったのですが、やっぱり見なかったほうがよかったです。

これがデビュー作らしいんですが、スルジャン・スパソイェヴィッチ監督ってどんな趣味してるんだろう。

おそらくネット上に飛び交っている「見ないほうがいい」という呼びかけはショッキングないくつかのシーンを指して言っているのでしょう。

例えば、生まれたばかりの赤ん坊を大男が乱暴するシーン。または薬でヘロヘロになりながら主人公が自分の息子を乱暴するするシーン。

どちらも恐ろしくて目を伏せたくなるような残虐、残忍なシーンになるはずだったのでしょうが、いかんせん演出、演技、映像のどれもが完成度が低いためにいかにもB級ホラー映画のワンシーンだなあ、という冷めた気持ちにさせられました。

無理してそんなショッキングなシーンをでっち上げなくてもいいから、もっと基本的なことちゃんとやろうよと言いたくなるのです。

売れなくなったAV俳優に超マニア向け作品を撮らせる、という筋書き自体がすでに安っぽく、性に含まれる暴力性のみでホラー映画を作ろうなんて考えが甘すぎましたね。

とにかく殺せば怖い、脱げば色っぽい、という貧相な発想の持ち主が集まって一緒に仕事をするとこういう作品ができるんだと思います。

僕の住むブラジルのあるAV女優が言っていました。「中国人の金持ちに頼まれてプライベートAVを撮影したら、延々数時間もの間、中国男の玉を足で強く踏むように指示されたわ」と。なんでそういうのを映画にしないかなぁ。それこそホラーだろ。

コメント

  1. mamarin42 より:

    新年明けましておめでとうございます。今年も宜しく。
    いきなり12点は凄いですね。(笑)
    ヒチコックがどれぐらい偉大だったか解る気がいたします。
    今までで一番怖かった映画はデビッドリンチのブルーベルベットを長男を妊娠中に観た時ですね。
    吐き気を起こし悪阻状態でしたね?(笑)今もトラウマです。
    でもこの映画は一生観たくないかもです。

  2. eigaotoko より:

    mamarin42さん
    明けましておめでとうございます。今年もちょくちょく記事をアップするのでよろしくお願いします。

  3. 望月 より:

    あとドグラマグラとかソドムの市とか。

  4. 望月 より:

    あと死霊のしたたり、スクワーム、あとsfボディースナッチャーって映画は何回もリメイクされてますね。