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(無料動画)ドラマ刑事ゆがみは浅野忠信の独り舞台!感想とネタバレ

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どこかで見たことのあるような二人組刑事ドラマシリーズ。浅野忠信と神木隆之介のコンビに人気の火が付くかどうか注目です。42点(100点満点)

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ドラマ刑事ゆがみのあらすじ・エピソード1

弓神適当(浅野忠信)は、うきよ署強行犯係の刑事。適当でだらしなく、人と一緒に行動することを嫌う変わり者。だが、事件の捜査になると、常識やレッテルに惑わされず、ただひたすらに真実を追い求める男だった。

そんな弓神とバディを組むのは、上昇志向と正義感が強い若手刑事の羽生虎夫(神木隆之介)。早く出世したいと考える羽生にとって、違法捜査もお構いなしの弓神はやっかいな存在だ。弓神とは同期でもある強行犯係・係長の菅能理香(稲森いずみ)も自分勝手な弓神には手を焼いていた。

ある日、女子大生の押田マイ(小倉優香)が、歩道橋下で仰向けに死んでいるのが発見される。死亡推定時刻は深夜1時。マイは酒を飲んで帰宅途中に、誤って階段から転落した可能性が高かった。が、死体を見て何かを感じた弓神は、羽生を巻き込んで勝手に捜査を始めてしまう。

弓神は、ハッカーの“ヒズミ”こと氷川和美(山本美月)からも情報を得て、事件当日、マイと一緒に飲んでいた友人・倉間藍子(大後寿々花)に会いに行く。

すると藍子は、1週間ほど前にマイが電車内で痴漢した男を捕まえたこと、男から現金を受け取り警察には届けなかったこと、その夜から嫌がらせを受け始めたことを打ち明ける。

弓神たちは、痴漢騒動があったうきよ台駅を訪れ、当日勤務していた駅員・坂木望(杉咲花)から話を聞く。望とは中学時代の同級生だった羽生は、思わぬ再会に心が躍る。やがて、弓神と羽生は望の協力を得て、痴漢疑惑の男・沢谷勝己(岡田義徳)を発見するが・・・。

FODより

ドラマ刑事ゆがみのあらすじ・エピソード2

うきよ署強行犯係の弓神(浅野忠信)は、相棒の羽生(神木隆之介)らとともに、中学校の教師・早杉千里(水野美紀)が襲われた強姦未遂事件の捜査を始める。

事件は、千里が自宅アパートで仮眠中に、窓から侵入した男が彼女を襲おうとした、というものだった。そこに、千里が勤務する中学校で教育実習をしていた大学生・打越将也(中川大志)が訪ねてきて、犯人と争いになったのだという。

千里は、犯人が振り回した花瓶で右腕を負傷。犯人を追おうとした打越は、花瓶の水で足を滑らせてテーブルの角で頭を強打し、意識不明の重体で病院に搬送されていた。

だが、千里は「事件を忘れたい」と言って被害届も出さず、捜査協力を拒んでいた。菅能(稲森いずみ)は、法改正で強制性交等罪の非親告罪化が決定したことを千里に告げて捜査を開始する。

が、千里の教師という立場も考慮し、不法侵入と傷害事件として捜査するよう指示する。一方、千里と打越の経歴を調べた弓神は、2人が教師と教え子の関係性だったことに気付く。ほどなく、現場に残されていた足跡から犯人の靴が特定され、ある人物が捜査線上に浮かんでくる・・・。

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ドラマ刑事ゆがみのあらすじ・エピソード3

弓神(浅野忠信)や羽生(神木隆之介)ら、うきよ署の面々は、今月末で定年を迎え退官する真下誠巡査部長(寺脇康文)の退職辞令交付式に出席する。

真下は、その誠実で熱心な仕事ぶりから地元住民に慕われていて、交番勤務のころに世話になった羽生は、真下のことを「警察官のかがみだ」と尊敬していた。

それから数日後、キノコ採りで裏山を訪れた夫婦が、頭から血を流して倒れている男性を発見する。それは、真下だった。真下は、何者かに頭部を殴打され、意識不明のまま病院に搬送されていた。事件現場では無数の足跡と、トラックがUターンしたと思われるタイヤ痕、そして耐寒用手袋が片方だけ落ちていた。

弓神とともに真下が入院している病院を訪れた羽生は、必ず自分の手で犯人を捕まえると誓う。その際、弓神は、真下のリュックの中から大きな木が描かれたスケッチブックを見つけていた。

するとそこに、真下の娘・唯香(佐藤玲)が訪ねてくる。真下の妻は、唯香が小学生のときに病気で他界しており、唯香の5つ上の姉・静香(小野花梨)は、高校を中退して家を飛び出したきり音信不通状態だった。そんな折、病院に真下の容体をしつこく尋ねる不審な男が現れる。

防犯カメラには作業着の男の姿が映っていた。菅能(稲森いずみ)らは、その映像をもとに犯行時刻に裏山に出入りしていたトラック8台を絞り込む。その中の1台に目を付けた羽生は、病院に現れた男・堀田剛(柳俊太郎)にたどり着き・・・。

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ドラマ刑事ゆがみの感想

同名漫画の実写化で、ユーモアと人情味溢れる刑事シリーズ。手段を選ばないお調子者の弓神と真面目で正義感の強い羽生の凸凹コンビによる推理ドラマです。

古畑任三郎やシャーロックといった刑事ものが好きな人にはおすすめできそうです。僕も昔はこの手のドラマが大好きでした。

しかし歴代の人気刑事ものをたどっていくと、ひどいぐらい中身が似ていて、結局最後は刑事コロンボに行き着く気配があって、最近はめっきり見なくなりました。そんな中、久しぶりに見ようかなと思ったのがこの「刑事ゆがみ」です。

結論から言うと、推理ドラマの王道パターンに沿ったベタなシリーズです。凄腕刑事のキャラはやっぱり他の刑事ものの登場人物とそっくりですね。

一見だらしなくて、話し方がくどくて、抜けているけど、でも頭はめっちゃキレるみたいなキャラ。ワンパターンですよね。

中身は浅野忠信のためのドラマといってもおかしくないほど、彼の独壇場になっています。ほぼほぼ彼の存在感と演技によって支えられています。ほかのキャストはおまけにすぎないです。

映画俳優のイメージが強い浅野忠信がフジテレビの安っぽいドラマに出演したらどうなるんだろうっていうのが気になったんですが、蓋を開けて見たらなかなか役にはまっていますね。

ただ、どうしても日本の民放ドラマは予算があまりないせいか、映像やらセットやらキャストやらエキストラやら、全てのスケールが小さくなるのが悲しいところです。

凶悪事件が起こっても警察が捜査する場所がいつも2、3箇所っていうね。どの事件も楽な捜査だなぁ。

推理ドラマなのにエピソードごとのゲスト出演者が数名しかいないもんだから、犯人なんてすぐに分かってしまいます。つまり犯人探しが目的ではなく、犯行の動機を探すのが見所になっています。

犯罪の動機なんて十人十色、星の数ほどあるわけで、動機にフォーカスを当てていたら当然、終盤の種明かしのシーンは必ず後付けの辻褄合わせのような展開になってしまいます。

結果、何を楽しむかといえばやはり浅野忠信の演技とボケとユーモアに頼ることになりそうです。あるいは神木隆之介を見てキャーキャー言う女子高生とか主婦層もいるのでしょうか。あとはよっぽど推理ドラマ好きな人が見るべきシリーズです。

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ドラマ刑事ゆがみのキャスト

本シリーズはエピソードごとに一つの事件を扱っていきます。そして各エピソードに人気俳優をゲスト出演させることで話題を呼ぼうとしています。

レギュラーメンバーはこんな感じ。

弓神適当-浅野忠信

その名の通り、適当でだらしなく、見た目はダメ人間。でも刑事としては一流で、次々と難事件を解決していくキレ者です。

羽生虎夫-神木隆之介

几帳面で、真面目で、規則に従順な若手刑事。弓神とは正反対の性格の持ち主で、年上の弓神のことも容赦なく、突っ込みを入れていきます。

菅能理香 -稲森いずみ

弓神の警察学校時代の同期にして強行犯係長。口が悪く、男勝りの性格の持ち主で、男たちからも一目置かれる存在。現在は弓神の上司。

氷川和美 – 山本みずき

弓神のサポート役で、凄腕のハッカー。ITの知識を生かして、捜査に協力します。過去の事件のせいで言葉が話せない聾唖という設定。

多々木拳男 – 仁科貴

温厚な最年長ベテラン刑事。現場よりオフィスにいることの多い刑事で、出番はかなり少なめです。

町尾守 – 橋本淳

同じく羽生や弓神のサポート役に徹する中堅の刑事。セリフ少な目です。

ゲストにはこんな人たちが出演しています。

坂木望 – 杉咲花

羽生の元同級生で、笑顔が爽やかな女性駅員。キャラの設定に無理はあるけど、杉咲花は演技が上手いですね。

早杉千里 -水野美紀

最愛の教え子であり、恋人を失くした影のある女。なぜかこの年齢で男性経験のない処女の女教師などという、ありえないキャラクターに仕上がっています。

郷亀哲也 – 斎藤工

下着泥棒の常習犯。こんなにシュッとした下着泥棒いるかよって話です。

真下誠巡査部長 – 寺脇康文

羽生の元上司にして、警察官のかがみといわれる警官。こう見えて、実は悪いこともしちゃいます。

まとめ

漫画の固定ファン、浅野忠信ファン、神木隆之介ファン、推理ドラマファンなどを取り囲み、ゲストにジャニーズやら歌手やらスポーツ選手やら、なにかと旬な人を呼んだら、古畑任三郎並みのロングヒットシリーズになる可能性は秘めています。

ただ、どれだけ売れても、安っぽさとスケールの小ささはこの先も解消されなさそうな気がするのも正直なところですね。フジテレビもっと頑張ろうよ!

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