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太陽を掴めは青春の押し売り映画!ネタバレと感想

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センスの欠片も感じない、低予算、低クオリティー映画。ベタで、退屈で、ダサいです。23点(100点満点)

太陽を掴めのあらすじ

元子役のミュージシャン、ヤット(吉村界人)、彼を撮り続けているフォトグラファーのタクマ(浅香航大)、その元恋人ユミカ(岸井ゆきの)は、昔からの友人。ユミカに片思いするヤットはタクマに複雑な気持ちを抱いており、彼のことを気に掛けるユミカもタクマと中途半端な関係を続けていた。ある日、薬物のブローカーでもあるタクマが自宅で客たちと盛り上がっているところへ、ユミカが訪ねてくる。

シネマトゥデイより

太陽を掴めの感想

中村祐太郎監督によるバンドマンのボーカルを主人公にした青春ドラマ。やたらと粋がった登場人物たちが小さな世界で、ふて腐れたり、恋愛したり、喧嘩したりする、スケールの小さい話です。

物語は、主人公でミュージシャンのヤットと友人でカメラマンのタクマ、そして同級生のユミカの三角関係を中心に進んでいきます。

ヤットは兄からお金をたかられたり、音楽プロデューサーの女の愛人をしたり、うだつの上がらない生活に自暴自棄になっています。

そんなヤットの唯一の救いはユミカで、なかなか自分に振り向いてくれない彼女に対する思いは日に日に大きくなっていく、というのがおおまかなストーリーです。

バンドマンの話だけど、別に主人公がバンドマンである必要性はないです。音楽の悩みより、恋愛の悩みにしか触れないし、青春といえばセックス、ドラッグ、ロックンロールだろみたいなエピソードの連続が独自性に欠けます。

マリファナだ、レイプだ、中絶だ、といった過激なエピソードを多用しているくせに映像で過激さを伝えることは皆無で、無駄なシーンが多い割には大事なシーンがなかったり、取捨選択ができていませんね。

例えば友達の女が妊娠したっていう話になるのにその前にセックスシーンがなかったり、いつの間にこいつらやってたの?っていう話なんですよ。

主な登場人物は5人ぐらいです。それぞれのキャラが薄く、演技が微妙。特に主人公ヤット役の吉村界人は役に合っていませんでしたね。無理して乱暴に喋ってる感が出ていて見ていられませんでした。

それにしても金髪にして、タバコを吸って、言葉遣いが荒く、性格が尖っていたらミュージシャンみたいな描写なんなんだよ。ベタすぎるだろ。

脇役には柳楽優弥や古舘寛治といった有名俳優もいるんですが、なぜか脇役のほうが存在感があって、メインキャストのほうが演技のレベルが落ちます。キャスティングの問題もあるでしょう。

脚本は青春を強調しすぎて、自然とはほど遠いオラオラ・キラキラ系のセリフのオンパレードになっています。日本の青春映画の問題はまさにセリフにあって、なぜか映画の中だけ日本人がアメリカ人みたいな臭いこと言ったり、大袈裟なこと言い出すんですよ。

「太陽を掴め」なんていうタイトルの臭さがそれを物語っています。昭和初期の俳優でもなかなか言わないですよ、太陽を掴めなんて。

ちなみに散々、ドラッグだ、ロックロールだ、クソッタレだなんだ言ってた挙句の果てにラストのセックスシーンはこんな感じでした。

二人がカメラに向かって交互に喋るだけの宇宙空間をイメージしたセックスです。

ユミカ「ヤットの好きなようにしていいんだよ」

ヤット「好きなように?」

ユミカ「ここ触ってみる?暖かい?」

ヤット「暖かい」

ユミカ「柔らかい?」

ヤット「柔らかい」

童貞のオウムか、お前は。今までオラオラ系だったのになんで急に可愛くなってんだよ、気持ち悪いな。

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