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映画ぼくのおじさんはハワイに行きたかっただけ!ネタバレと感想

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ハワイを舞台に登場人物がリアリティーのない恋愛を繰り広げる平凡な映画。特に見所がなく、そんなに笑えもしないです。29点(100点)

ぼくのおじさんのあらすじ

小学生のぼくこと春山雪男(大西利空)は、「自分のまわりにいる大人について」をテーマに作文コンクールの宿題を出される。題材探しに苦心していた彼は、父の弟で怠惰な生活を送り、屁理屈ばかりこねる居候のおじさん(松田龍平)をネタにすることを思いつく。ある日、親戚が用意したお見合いの席に渋々出向いたおじさんだったが、ハワイの日系4世の美女である見合い相手に一目ぼれし……。

シネマトゥデイより

ぼくのおじさんの感想

山下敦弘監督、松田龍平主演による、ゆるゆる家族ドラマ。北杜夫の同名小説を基にした、自分の家で居候生活をしている叔父を甥っ子目線で追うほのぼのコメディー劇で、子供たちの可愛らしさと叔父さんの天然ぶりを笑う内容になっています。

物語は、怠惰な生活を送るおじさんがハワイ出身の美女と出会ったのをきっかけに甥っ子を連れてハワイで珍道中を繰り広げる、というものです。

前半は世間離れしたおじさんの屁理屈と彼に翻弄される兄妹のやり取りがなかなか面白いのに後半になり、物語に恋愛が絡んでくると急につまらなくなります。

ハワイ育ちの日系四世のヒロインが美女で、独身で、大農園の持ち主で、英語が片言というリアリティーのない設定になっていて、真木よう子をキャスティングした時点で、映画づくりに対するこだわりのなさが感じられます。

どうせなら石田すみれでも起用したらいいじゃないですか。ハワイ育ちの日系人なんだから。あるいはハワイでオーディションしたらいくらでもいるでしょ、適任者が。

それでも真木よう子にこだわる理由はどこにあるのかと言ったら、監督やプロデューサーがあわよくば、、、と企んでるとしか想像がつきません。

海外を舞台にするなら日本人俳優も外国人俳優もしっかりオーディションしないとダメなんですよ。

大抵の映画は必ずどっちかが手抜きになるんですけど、本作に限っては両方ともいい加減な配役をしていましたね。

この手の後半失速映画の問題は大半が詰め込みすぎによるものです。起承転結や展開を作ろうとしすぎて、もともとの売りである、ゆるい雰囲気やリズムを自らぶち壊しているんです。

最初から最後まで舞台も変えずに、登場人物同士の会話で勝負するストーリーにしたらいいんですよ。

それにはもちろん緻密な脚本と絶妙のセリフの掛け合いが必要になるでしょう。

それによってスローで退屈な映画になるリスクはもちろんあるけど、いつも家でゴロゴロしているような怠け者の主人公が急に女を追いかけてハワイに行く、なんていう無理な展開よりは百倍ましでしょう。

そもそもたかが小学生の作文コンクールでハワイのペアチケットがもらえるかよって話で、やたらと景気がいいのがひっかかるんですよね。

なによりあれだけ欲のなかった男が急に欲望丸出しになるのを「一目惚れ」だけではとても説明がつきません。舞台をハワイにしなければならない理由もないです。

本当はスタッフをはじめ出演者一同、仕事と称してハワイに行きたかっただけなのかもしれませんね。ハワイの高級寿司屋とかで打ち上げしている様子が目に浮かんできます。そんなバブリーな臭いを感じ取ったのは僕だけでしょうか。

「ぼくのおじさん」はU-NEXTで視聴できます

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