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バーニング・オーシャンは手に汗握る!ネタバレと感想

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2010年メキシコ湾原油流出事故を基にしたサバイバルアクション。ガス爆発を起こし、炎に包まれた現場から登場人物たちが逃げ惑う様子を描いたエキサイティングな作品です。64点(100点満点)

あらすじ

メキシコ湾沖80キロメートルにある石油掘削施設「ディープウォーター・ホライゾン」で、海底油田からの逆流によって上昇した天然ガスへの引火が原因で大爆発が発生。現場で働いていた作業員126人が施設内で足止めを食らう。事故により多数の行方不明者と負傷者を出す大惨事となり……。

シネマトゥデイより


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バーニング・オーシャンってどんな映画?

ピーター・バーグ監督による石油掘削の現場を舞台にしたパニック映画。臨場感のある映像と危険なシチュエーションの数々にビビります。手に汗握るとはこのことで、怖いし、緊張するしで隣にいる人の手まで握りたくなるほど迫力がありました。

序盤は、なにかと石油掘削に関する専門用語が飛び交い、素人には難しい部分もあるでしょう。しかしそれはいわば事故前のフリに過ぎず、本当の物語は事故発生の瞬間から始まります。

周囲には何もない海の真ん中に設置された石油採掘ステーション。一見、要塞のようにそびえ立つその施設は実は欠陥だらけ。それでも作業の遅れから上層部は早く採掘を始めることばかり考えています。

一方、現場入りしたばかりの監督のジミー(カート・ラッセル)と部下のマイク(マーク・ウォールバーグ)は様々な問題に直面し、上層部に状況を説得しようとしますが彼らは耳を貸そうとせず、もろいままの油井で無理な耐圧テストを指示します。

最初こそ上手く行ったかのように見えたテストも繰り返し実行したことで、海底油田からの逆流を招き、その結果ガスが漏れて大爆発が起こります。

ジミーとマイクは作業員たちがパニックに陥る中、冷静に作業員たちの身の安全を守ろうと命がけの行動に出る、というのがだいたいのシナリオです。

バーニング・オーシャンはキャストが意外に良かった

主演キャストにはマーク・ウォールバーグをはじめ、カート・ラッセルやジョン・マルコビッチといった懐かしい俳優たちが出ています。

部下に尊敬される正義感の強いカート・ラッセルも良かったし、悪徳上司のジョン・マルコビッチも役に似合っていました。

それとメイズ・ランナーで主演を演じたディラン・オブライエンも脇役で登場します。それぞれが傷だらけになりながらも生還を試みることについては共通していて、役柄にはそれほど個性があるとはいえません。

そんな中でもジョン・マルコビッチの嫌味な雰囲気と存在感は特出していましたね。最近、あんまり映画に出なくなったけど、何してるんだろう。

バーニング・オーシャンは面白いけどリアルではない

ハリウッドのパニック映画にありがちな勇敢かつ命知らずのヒーローがなかなか事故現場を離れず、最後まで施設や作業員を守ろうとする下りなんかは、ちょっとやりすぎ感が出ていました。

もっと早くみんなで逃げようよって思うぐらい、身の危険が迫っているのになかなか救命ボートに乗ろうとしないし、あんな状態になっても施設や仲間のことを考えたりできるんですかね、実際のところ。

油田から泥がものすごい圧力で押されて逆流してきたり、ガス爆発による炎が押し寄せてきたり、クレーンが倒れてきたり、何から身を守ればいいのか分からないほど危険が一杯で、見ている側にとってもなにかと忙しい映画でした。

ラストのエンドロールで実在の人たちの映像や写真で締めくくられるのはお馴染みですね。あれを最初に持ってきたらダメなんですかね。

実話ベースの映画を見ると、実際の事物と俳優たちとのギャップにちょっとがっかりすることがあります。カート・ラッセルやマーク・ウォールバーグのように格好良くはなくてもいいけど、体型まで全然違っていたりすると、あれ、全然違くない?って思うのは僕だけじゃないはずです。

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