グリーンルーム(原題GREEN ROOM)

ライブハウスの小さな一室でギャングたちに閉じ込められたバンドメンバーが逃亡を図るシチュエーションスリラー。ストーリーは薄っぺらく、殺人シーンと緊張感が売りの映画です。50点(100点満点)

あらすじ

無名のパンクロックバンド「エイント・ライツ」に、待ちに待った演奏のチャンスが回ってくるものの、ライブ会場は異様な雰囲気が漂うネオナチたちが集まる場所だった。さらに間の悪いことにバンドメンバーたちは殺人事件を目撃したため、命の危険にさらされる。楽屋に閉じこもった彼らの運命はいかに……。

シネマトゥデイより


読者の五分丈さんのリクエストです。ありがとうございます。

文句

ブルー・リベンジ」のジェレミー・ソルニエ監督によるサバイバル劇です。ホラーやスリラーの雰囲気を持つドロドロの殺し合いの映画で、運悪く殺人事件を目撃してしまった若者たちの悲劇を描いています。

物語は、パンクバンドのメンバーたちがやっとのことでライブのチャンスを掴んだ会場が白人至上主義者のパンク馬鹿たちが集まるギャングのアジトだった、という内容でスタートします。

バンドメンバーは、柄の悪い客たちを前になかなかの演奏を披露しますが、ライブを終えて帰ろうとしたとき、頭をナイフで刺された女性の死体を目撃してしまいます。

そのことがきっかけでギャングたちに楽屋で監禁されてしまい、そこから次々と恐ろしい殺戮が行われていく、というのがストーリーの流れです。

脚本は大分適当で、なんでそうなるんだよみたいな状況が結構続くんですが、ナイフで刺したり、犬が噛んだりといったエグイシーンの数々はなかなかの臨場感を演出しています。

外にはナイフや銃を持ったギャングがうようよいる中で楽屋から、そしてライブ会場から果たしてバンドメンバーたちは脱出できるのかという単純な話で、頭を使いたくない日に見るべき作品ですね。

低予算だし、B級映画と捉えることもできるけど、俳優たちの演技のレベルはそこそこ高いです。スタートレックシリーズやX-メンシリーズでお馴染みのパトリック・スチュワートが悪役で出ていて結構迫力あります。

事故で若くして亡くなったアントン・イェルチンも出ていますね。彼は劇中で坊主頭を披露していましたが、あの状況でいつ切ったんだよと言いたくなる綺麗な坊主でした。あれはもっと虎刈りにしないとね。

映画館でわざわざ見る映画じゃないし、心に残る映画でもないです。考えようによっては「そもそもなんでそんなに殺す必要があるんだよ」の一言で、瞬殺されてしまいそうなストーリーだからです。

それにしてもあんなに殺しまくったら警察が来たときになんて説明するんでしょうかね。誰が何の罪に問われるか考えるだけでも途方に暮れそうです。なんで僕がそんな心配をしてるのかは分からないんですが。

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