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銀のエンゼルは北海道の癒し系映画!ネタバレと感想

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北海道のド田舎にあるコンビニを舞台にした人間ドラマ。キャスティングや演技が良く、スローで緩やかストーリーに癒されます。60点(100点満点)

銀のエンゼルのあらすじ

北海道の田舎町でコンビニエンスストアを営む北島昇一(小日向文世)。妻で店長の佐和子(浅田美代子)が交通事故で入院したため彼は深夜勤務に就き、会話のない娘(佐藤めぐみ)とも向き合うハメになる。

シネマトゥディより

銀のエンゼルの感想

北海道の、とあるコンビニにやって来る愉快な客と店員たちによる、ちょっと笑える群像劇です。田舎のコンビニあるあるエピソードが満載で、登場人物たちが自然体なのがいいです。

西島秀俊、大泉洋、小日向文世、浅田美代子など有名人を多数起用していますが、どことなく飾った感じがなく、大泉洋と西島秀俊がちょっと格好付けていたぐらいで、全体的には自然な演出が光っていて、好感が持てました。

物語は、北海道でコンビニを営む北島と、地元を飛び出して東京の大学で勉強したがっている娘の関係性を中心に描いたうえで、彼らの周囲の人々のエピソードを絡めて行くといった構成になっています。

バナナをコンビニの電子レンジで暖めるオタク、店内で携帯で大声で彼氏と話す女性、夜遅くに店の前に集まる高校生ダンサー、パチンコの景品をそこで買ったと言って返金しようとする水商売の女など、リアリティーを感じさせるエピソードの数々が見ていて面白かったです。

映像もきれいで、雪景色は幻想的で、さすが北海道という感じがしますね。たとえ日本人であっても北海道に住んでいない人からすれば、あの景色は間違いなく別世界です。どことなく寂しげなところや静まりかえった環境も風情があっていいですね。

コンビニ映画というと、ハリウッド映画に「クラークス」という白黒映画あります。監督自身ずっとコンビニでバイトをしながら、かき集めたお金で撮った自主製作映画で、同じくコンビニに来る可笑しな客たちを取り上げた、僕の大好きな映画の一つです。

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本作はどこかその「クラークス」を連想させます。かといってパクリではなく、日本の田舎のコンビニ特有の文化を感じさせるものがありますね。

一方でちょっとやりすぎかな、といったエピソードもいくつかありました。吹雪によってコンビニが停電し、そこに男と数年ぶりの再会を待ち望んでいる女がやってくる。コンビニの看板が消えていたら、待ち合わせの目印がなくなって男と会えなくなるので、看板のネオンを照らしてくれ、と女が頼むと、店長がローソンの看板によじ登って、電球を替えるという無茶な展開になっていました。

辺り一体が停電しているのに電球を替えたら、電気が付くっていう理論がよく分からなかったです。あそこまでやるなら、せめて最後は男が登場して欲しかったですね。一人の女性をあんなに必死にさせる男って一体どんな男なのか見てみたかったです。変な男だったら、それはそれでオチに使えますしね。

出演者たちの中では、特に脇役の人たちがいい仕事をしていました。村上ショージや輪島功一は決して上手くはないけれど、存在そのものが笑えます。

スナックのママを演じた山口もえの役もぴったりでしたね。バツイチ子持ちで、地元に戻ってきてスナックを経営してるって、いかにもありそうで、またコンビニの店長に気を持たせるやり方がいちいち上手くて怖かったです。できればもうちょっとあの二人の恋の行方を見てみたかったですね。

ストーリーには様々な伏線が張られていて、それぞれ期待を持たせてくれるようなエピソードにはなっているものの、肝心なオチは薄いです。その点でいうと、はっきりとした「答え」を見せてくれない映画は苦手だという人には向いていないでしょう。基本的に話は緩く、薄く、そして曖昧で、ラストになんとなくすっきりしたのは主人公と娘の関係性だけです。

それでも見終わった後には「ああ、北海道に行きたいなあ」と思わせるような内容でした。それだけでも上出来でしょ。

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