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コップ・カーは子供がパトカー盗むだけの話!ネタバレと感想

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この記事は 約3 分で読めます。

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アホなガキが自業自得な目に遭う、低レベルなサスペンスで、頭の悪い登場人物しか出てこない眠くなるお話。ハラハラドキドキの演出に欠け、無理やりな展開についていけないです。31点(100点満点)

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COP CAR/コップ・カーのあらすじ

家出中の少年トラヴィス(ジェームズ・フリードソン=ジャクソン)とハリソン(ヘイズ・ウェルフォード)は野原を歩いていたとき、無人のパトカーを見つける。二人は面白半分に乗り回し、車内で見つけた銃や防弾チョッキで遊んでいたところ、車を盗まれたことに気付いた持ち主の保安官ミッチ・クレッツァー(ケヴィン・ベーコン)から無線の警告が入る。その異様な口調に驚いた少年たちは、やがて車のトランクに隠された秘密に気付き……。

シネマトゥディより

読者のレトリバーさんのリクエストです。ありがとうございます。

COP CAR/コップ・カーの感想

二人の少年が大草原を歩くシーンから物語はスタートし、なかなか映像もきれいで、雰囲気もあって、これはひょっとするといい映画なんじゃないのか、と期待を抱きます。

しかし草原を歩いていた少年たちが放置されているパトカーを見つけたあたりからリアリティーは崩壊し、こんな子供いねえよ、としか思えない行動の数々に出ます。あろうことか10歳にも満たない少年二人がパトカーの鍵を見つけて運転を始め、ハイウェイを走り出すのです。

いかにもダメ映画のパターンですが、子供がパトカーを盗まないとストーリーが先に進まないようになっているので、そこは目をつぶりましょう。

それより気になったのは、少年二人が一見普通の子供にしか見えないのに基本的な恐怖心が欠けているところです。パトカーを盗むことはもちろん、トランクの中に血だらけの男が体を縛られた状態でいるのを見つけても怖がりもせず、ライフルを向けながら普通に男と交渉を始めるし、どんだけ場慣れしてるんだよって。

話をぎゅっとまとめると、パトカーを盗まれた間抜けな悪徳警官が少年二人を必死で探す追跡と逃亡の物語です。ただ、この手の追いかけっこ映画は追いかけているほうに迫力がなければ何も面白くないんですよね。こいつなら捕まっても許してくれそうじゃない?って思わせたらもうダメですよ。

警官を演じたのはケビン・ベーコンですが、彼のキャラが間抜けキャラでいきたいのか、極悪キャラでいきたいのかが中途半端で、監督の意図するところが分かりませんでした。

劇中、さらっと警官の殺人や拉致に触れますが、結局のところそういった小さなエピソードの背景についてはほとんど語られることはありません。トイレにコカインを流していたけど、それがどうしたのっていうほどお粗末な描写ですね。

登場人物の中にまともな人はほとんどいませんが、強いて挙げるなら無線係の女警官が生真面目そうでした。あれだけアホな奴らばかりを登場させるなら無線の女は耳の遠いお婆ちゃんとかにするべきでしたね。

コメント

  1. レトリバー より:

    リクエスト応えてくださりありがとうございます。
    わたしこの映画でうるっとしたりもしました!31点ですか!!!
    たしかにみんなアホでしたね。またチャレンジさせてください。

    • 映画男 より:

      レトリバーさん

      リクエストありがとうございました。また、映画館で見た新作などをリクエストしてくださいね。