
子供が作ったみたいな、穴だらけの脚本と設定によるB級ホラー。見る価値ないです。5点
パッセンジャーのあらすじ
二人の友人、ダニエルとルーカスは、夜の暗い道路を車で走っていた。道端に車を止め、ルーカスが用を足していると、ダニエルは突然、姿の見えない何者かに襲われて命を落とす。ルーカスは恐怖のあまり、その場から逃げ出した。
一方その頃、恋人同士のマディとタイラーは、仕事を辞めてバンで旅を続ける「バンライフ」を始めてから6週間を迎え、その節目を祝っていた。住宅街の路上に車を止めて一夜を過ごそうとすると、タイラーはマディにプロポーズし、彼女は喜んで受け入れる。しかし、近隣パトロールの住民から「ここで車中泊はできない」と注意され、二人は再び旅を続けることにする。
人気のないハイウェイを走っていると、突然ルーカスの車が猛スピードで彼らのバンを追い越していく。しばらく進むと、その車が木に激突しているのを発見した二人は車を止める。助手席から這い出ようとするルーカスだったが、見えない力によって車内へ引き戻され、そのまま命を奪われてしまう。
翌朝、二人は自分たちのバンのボディに、ルーカスの車と同じ三本の爪痕が刻まれていることに気付く。不安を抱えたまま旅を続けると、各地を旅するバンライフ仲間たちの集まりに参加する。マディはテントを見て回るうちに、数多くの行方不明者の写真と、体を三本線が貫く棒人間のような不気味なシンボルを見つける。
そこでダイアナという女性と知り合い、昨夜見た事故のことを話すと、彼女の表情は一変する。ダイアナは「夜の道路で車を止めてはいけない」と不気味な口調で忠告する。その夜、マディはついに謎の人影を目撃する。
マディがルーカスの事故直前のドライブレコーダー映像を確認すると、事故が起こる前から、その人影がルーカスの助手席に座っていたことが映っていた。すると突然、その存在がバンの中に現れ、シートベルトでマディの首を絞めようとする。しかし、マディは身につけていた聖クリストファーのメダルを押し当て、その手を焼くことに成功する。彼女は慌てて車外へ飛び出しタイラーを呼ぶが、その存在はすでに姿を消していた。
パッセンジャーのキャスト

- ジェイコブ・スキピオ
- ルー・ロベル
- メリッサ・レオ
- ジョセフ・ロペス
パッセンジャーの感想と評価

「ジェーン・ドゥの解剖」、「スケアリーストーリーズ」で知られるアンドレ・ウーブレダル監督による、バンで旅するカップルを襲う謎のお化けを描いたホラー映画。恐怖といい、演出といい、俳優の演技といいB級です。
カップルがおっさん、あるいはおばさんみたいな姿をしたお化けに襲われる、逃げる、また襲われて逃げる、を場所を変えて繰り返すだけで、ストーリーがほぼ皆無に等しく、特になんの説明もありません。なぜ主人公のカップルが狙われたのか、呪われたのか、なんであんなにしつこいのかが分からないから、話に入っていけないし、運が悪かったねとしか思えないんですよね。
説明らしい説明といえば、「夜に車を停めたら危険だよ」ぐらいなもんで、そんなの言われなくても分かってんだろって思いました。お化けに目をつけられると、爪痕を車につけられるそうで、それもなにを意味しているのか語られず、ただの嫌がらせ程度の効果しかありませんでした。
おっさんのお化けは、瞬間移動、幻覚、変身、車へ侵入とあらゆる能力を持っているくせに、全然とどめを刺そうとしないんですよ。一瞬で首を割いたりできるくせに、なんでカップルに対してはあんなにてこずるんですか。
バンライフとロードホラーを足して、最近流行りの車中泊ライフに乗っかろうとしたのでしょうか。それにしても車中泊、車中泊コミュニティー、旅人文化が関係するのは序盤だけで、途中からはただのモンスターホラーと化しますね。
恐怖の演出は、急になにかが現れる、大音量を出す、暗闇から何かが出て来る、といったいわゆるジャンプスケアのみで、あまりにも繰り返すから2、3度目からは効果が全く感じられませんでした。
また、カップルは身の危険を何度も感じながらも、その都度なぜか単独行動を取るという意味不明な行動パターンも気になるところです。
終盤になると何のお化けか意味不明だからか、主人公の男が挙句の果てにネットでwikipediaみたいなページで調べ出すからね。ネット検索したらすぐ答え出て来るのかよって思って笑いました。
ここからネタバレするので、知りたくない人は読まないでください。さて、その謎のお化けを倒すには、地図には載ってない教会に連れていけばいいんだって。なにその地図には載ってないって設定。漫画かよ。
また、そんなところに教会建てて誰が行くんだよっていうような僻地にあって、誰が管理しているのかも謎で、ご都合主義的に登場させてるのがギャグになっていました。そして本当にあんなに手ごわかったお化けがそこに連れて行くだけで簡単に死んでしまうのです。しょうもない。ほんと、しょうもないです。


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