
特に映画化する必要性を感じさせない、いつも通りの賞金稼ぎアドベンチャー。グローグー頼りで、グッズ売るためだけの映画です。38点
スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグーのあらすじ
ディン・ジャリンと弟子のグローグーは新共和国のために旧銀河帝国の残党であるネオ帝国主義の軍閥たちを追っていた。一人捕まえるたびにディン・ジャリンには賞金が支払われていた。
まず、ディン・ジャリンは、雪山の基地に集まっていた帝国残党の会合を襲撃し、司令官バロを捕獲することを試みた。しかし激しく抵抗されたため、仕方なくバロの乗った戦闘機ごと追撃せざるを得なくなる。
その後、新共和国に戻ると、司令官ウォードはディン・ジャリンに「生け捕りにして情報を引き出すべきだった」と不満を口にする。
続いてウォードは謎の軍閥コイン司令官を見つけ出すよう命じる。新共和国は、故犯罪王ジャバの後継者であるハットツインズから彼の居場所に関する情報を提供すると持ちかけられていたが、その条件として、惑星シャカリにいるジャバの息子で後継者のロッタを救出しなければならなかった。ウォードは前払いとして、ディン・ジャリンには新たな宇宙船レイザー・クレストを与える。
ディン・ジャリンはしぶしぶ任務を引き受け、グローグーとシャカリへ向かう。そこで彼は、ロッタが犯罪王ジャヌの経営する闘技場で人気の剣闘士となっていることを知る。ロッタは、自力で築き上げた戦士としての地位を誇りに思っており、最初はディン・ジャリンの救出を拒否する。彼は次の試合に勝てばジャヌへの借金を返済でき、自由の身になれると信じていた。
ディン・ジャリンはジャヌを探し出し、ロッタの自由を買い取ろうとする。しかしジャヌは拒否し、ロッタの最後の試合は彼を殺すために用意したものだと明かす。マンドーはその事実を伝えるためロッタの元へ戻るが、ロッタは信じようとせず、警備員を呼ぶ。マンドーは取り押さえられ、闘技場でロッタと戦わされることになるのだった。
スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグーのキャスト

- ペドロ・パスカル
- シガニー・ウィーバー
- スティーヴン・ブルーム
- ジェレミー・アレン・ホワイト
- マーティン・スコセッシ
- デイヴ・フィローニ
- スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン
スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグーの感想と評価

「アイアンマン」「アベンジャーズ/エンドゲーム」「ジャングル・ブック」をはじめ、「マンダロリアン」のドラマシリーズでお馴染みのジョン・ファヴロー監督による、スターウォーズ最新作。お馴染みの二人組が賞金稼ぎの旅に出てはその途中でトラブルに巻き込まれる話で、全体的に見れる映画ではあるものの、真新しさがなくワクワクドキドキに欠ける作品です。
ストーリーはマンダロリアンシリーズと全く同じパターンで、ディン・ジャリンが賞金稼ぎの仕事を受けて、ターゲットを捕まえてきて、また別の仕事を受ける。その過程でトラブルに巻き込まれて、途中で囚われの身になって仲間が救出する。本当にただそれだけです。映画というより、シーズン3の続きのような、ドラマシリーズのいくつかのエピソードをつなげただけという感じがしました。
とにかくスケールが小さく、地元のチンピラと戦う腕っぷしの強いおっさんみたいな構図がずっと続き、とても広い宇宙の話とは思えませんでした。なによりスターウォーズの将来性が見えませんでした。
グローグーが可愛いからなんとか体裁を保っているものの、ディン・ジャリンだけではまあここまで行かなかったでしょうね。それぐらいマンダロリアンっていうかほぼグローグーが主役なんだよね。タイトルもグローグー・アンド・マンダロリアンにしたほうがいいよ。
赤ちゃんを見せたら誰もが可愛いって思うと同じで、グローグーの純粋無垢なところを売りにするのってなんかあざとい感じがするんですよね。
それも本作は、グローグーのほかにもさらにアンゼランという超絶チビキャラたちを加えて、これでもかってほどの最強可愛い軍団を結成してるし、そんなチビキャラたちが頑張って戦ったりしたら、そりゃあそこそこ笑えるに決まってんじゃん。
問題はその先に、それ以外になにかあるのかっていうところなんですよね。可愛いだけの映画じゃないって言いきれる感動、興奮、ドラマがあるのかというとそれがないんですよ。お馴染みのキャラたちが同じようなことしてるだけなんだもん。
一体ディズニーはこれ以上どうマンダロリアンの世界を広げていく気なんでしょうか。既存のキャラとストーリーラインと踏襲しつつ、過去作のオマージュシーンを連発してファンを喜ばせる。 ときどき新キャラを出しても、あくまでも本元のストーリーラインはいじれないし、横展開しているだけだから、話がどうしても小さくまとまってしまう。この作り方であと何年いくつもりなんだろう。以前にも言ったけど、シーズン2でルークがグローグを連れていったところで綺麗に終わっておくべきでした。
あんなに見事なラストを飾ったのに、製作者自らそれをぶち壊すってなかなかないですよ。ETと感動の別れをしたのに、1カ月したらまた大人の都合で戻って来たみたいなことだからね。
それはなにもマンダロリアンに限ったことじゃなくて、スターウォーズの世界において新しい挑戦をすることをディズニーは諦めたんでしょうかね。できるだけリスクと金をかけないで、なおかつ確実に興行収入を得られる映画を作るみたいなスタンスだから、どうしても同じフォーマットの繰り返しになるんですよ。過去に出たキャラとか、ストーリー捨てて批判覚悟で完全オリジナルで行けよ。
唯一、挑戦したといえるのは、シガニー・ウィーバーを出したことでしょう。もう彼女が唯一の新鮮なポイントだったと言っても過言ではないでしょう。カメオ出演かと思いきやがっつり出演していたし、なんなら継続参加がありそうなぐらい頑張ってましたね。違和感なくてすごかったです。
でも褒めるところはそれぐらいですかね。新しいインパクトのある悪役を創造するアイデアもないからか、いまだにハットとか出て来るし、やっぱり悪役がダメだと成り立たないですよ、正義の味方のお話は。


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