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ロングウォークはおバカエンタメ映画!

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シリアスな映画なはずなのに、全体的にふざけてる感じがして、鑑賞翌日になって腹が立ってくる映画。ほんと馬鹿エンタメです。8点

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ロングウォークのあらすじ

壊滅的な内戦の後、アメリカ合衆国は全体主義的な軍事独裁国家となっていた。深刻な経済恐慌に苦しむ国では、愛国心と勤労精神を国民に植え付けるため、毎年「ロング・ウォーク(長い行進)」と呼ばれる国家的イベントが開催されている。

全米50州から1人ずつ、計50人の少年が無作為に選ばれ、水と食料だけを与えられて何百マイルもの距離を休みなく歩かされる。彼らの周囲には武装した兵士たちが付き添い、その様子は全国に放送される。

時速3マイル(約4.8キロ)を下回るか立ち止まった者には警告が与えられ、3回警告を受けるとその場で射殺される。最後の1人になるまで歩き続けなければならず、優勝者には莫大な賞金と「どんな願いでも1つ叶えてもらえる権利」が与えられる。

参加は形式上は自由意志だが、家族を救う望みをかけて、ほとんどの若者が毎年応募している。

主人公はメイン州代表のレイモンド・“レイ”・ギャラティ。母ジニーにスタート地点まで送られるが、彼女は最後まで参加をやめるよう懇願する。しかしレイは決意を変えない。

スタート地点でレイは、ピーター・“ピート”・マクヴリーズ、ビリー・ステビンズ、アート・ベイカー、コリー・パーカー、ゲイリー・バーコヴィッチ、ハンク・オルソン、リチャード・ハークネスらと出会う。

行進を監督するのは「少佐(メジャー)」と呼ばれる謎めいた高官で、国家の処刑部隊を統括する人物だった。初日、レイは他の参加者たちと交流し、特にピートと親しくなる。最初の犠牲者はカーリーという少年だった。脚が痙攣して歩けなくなり、そのまま射殺されてしまうのだった。

ロングウォークのキャスト

  • クーパー・ホフマン
  • デビッド・ジョンソン
  • ギャレット・ウエアリング
  • トゥット・ニュオット
  • チャーリー・プラマー
  • ベン・ウォン
  • マーク・ハミル

ロングウォークの感想と評価

レッド・スパロー」や「ハンガーゲーム」シリーズで知られるフランシス・ローレンス監督による、シチュエーションサバイバルスリラー。スティーブン・キング原作の映画化です。

時速3マイル(約4.8キロ)以上で歩かなければ3回の警告後に殺される、ゴールのない道をひたすら歩き続けて生存できるのはただ一人、という意味不明な大会に参加させられた若者たちが繰り広げる、なんちゃって友情ドラマ。最初から最後までなんでそうなるの?の連続で真面目に見る映画じゃないです。

よくこの企画が通ったなって思えるほど、アイデアに欠ける作品で、見どころが本当にないです。登場人物がただひたすらべちゃくちゃ喋りながら歩くだけ。歩く、会話する、誰かが脱落する、また歩く、この繰り返し。まず映像が代り映えしません。朝か夜か。晴れか雨かぐらいのバリエーションしかなく、絵的に面白くないです。

生死が関わる事態なのに、参加者はなぜかリラックスムードで冗談言って笑ったり、ほかの人をからかったりと、まるで遠足気分。てっきり一人目が射殺されたらみんなから笑顔が消えるもんだと思っていましたが、何人射殺されてもずっと学生のノリのままで笑えました。

処刑のシーンはそれなりにグロくしてるんだけど、処刑の仕方にも変化があるわけじゃないので、それを楽しむ、あるいは怖がる、という楽しみ方もできません。多くの参加者たちが自滅の道を選んでしまうのもサバイバルゲームの意図とも矛盾するし、なにがやりたいのか分かりませんでした。

この映画の最大のギャグは、なんでこんな大会が開催されているのかが一切分からない。さらに言えばなんでこんなハイリスク、ローリターンの大会に彼らが自ら参加しているのかが到底理解できない点でしょう。生存者一人っていう時点で、参加しようってなるか普通? あいつらはなんの根拠と自信があってあの場にいるの? 

参加者たちがそれぞれの過去とか事情とかちょこちょこ話してくれるんだけど、だからどうしたって感じて全く頭に入ってきませんでした。どんな事情があってもあのゲームには参加しないから。なんだよ、「どんな願いでも1つ叶えてもらえる権利」って? 極端な軍事政権という設定にしてるのに、なんでそこだけアラジンの世界みたいになってんの。

なんかマーク・ハミルに仕事与えるためにこの映画を作ったのかなあって勘ぐりたくなっちゃうんですよねえ。どうせならライトセーバーとか振り回せばよかったじゃん。どうせなんでもありなんだから。

そして待ちに待ったラストの拍子抜け、がっかり、失望のエンディングはもう言葉にできません。なんでそうなるんだよの最終形態みたいなことが起こります。突っ込みどころ満載すぎて失笑するしかなかったです。

唯一褒められるシーンは、参加者が歩きながらうんこするくだりです。こういうサバイバル映画でもなかなかうんこの話題は避けるけど、なぜかあそこだけはストレートに描いてましたね。それも歩きながらうんこするっていうかなり高度は技術を披露していて関心しました。外でお腹痛くなったらこれからはあの技を使わせてもらおうと思います。

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