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ストリートファイター・ザ・ムービーはリスペクトなし

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そういえばこんなキャラクターいたな、という思い出だけで金儲けしようとしている映画。アクションゲームが基になっているのに肝心なアクションがダメダメで、AIに作らせたほうがもっとましになっていたはずです。8点

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ストリートファイター・ザ・ムービーのあらすじ

リュウと義兄弟のケンが疎遠になり、リュウが格闘技界から姿を消して6年後、シャドルーの独裁者ベガは、リュウを隠遁生活から引きずり出すため、メトロラオ・シティで第2回ワールドウォリアー大会を開催する。父親をベガに殺された復讐を果たすべく、インターポールの潜入捜査官として活動する春麗は、リュウやケンをはじめ、世界各地の格闘家たちを大会に招集する。

リュウは当初、出場を拒否するも豪鬼が「リュウが出場しなければ、優勝者を殺す」と脅迫したため、リュウは大会への出場を決意する。ケンが優勝してしまうことを恐れたリュウは、弟分であるケンを説得しようとするが、ケンは耳を貸そうとしない。そこでリュウはエドモンド本田を倒し、ケンの代わりに大会への出場権を手に入れる。

大会前夜、格闘家たちはバーで乱闘を繰り広げるが、ベガの兵士たちに制圧されてしまう。リュウは捕らえられ、ベガバイソンの塔へと連行される。

大会では、バルログがガイルを破り、一方のケンはボクサーのマイク・バイソンを倒す。塔では、ベガがリュウに自らの帝国への加入を持ちかける。しかしリュウが拒否すると、ベガはリュウを牢獄でブランカと戦わせ、その戦闘能力を装置で吸い取ろうとするのだった。

ストリートファイター・ザ・ムービーのキャスト

  • ノア・センティネオ
  • アンドリュー・小路
  • カリーナ・リャン
  • ジョー・“ローマン・レインズ”・アノアイ
  • デヴィッド・ダストマルチャン
  • コーディ・ローデス
  • アンドリュー・シュルツ

ストリートファイター・ザ・ムービーの感想と評価

キタオ・サクライ監督による、カプコンの人気対戦格闘ゲームの実写化。多くの人が期待していなかった通り、やっぱりかというB級の完成度で、知っているゲームキャラクターが登場するノスタルジー以外に得るものはないです。

まず、ストーリーが格闘技大会に出場する格闘家たちを世界各地から集めて来るっていう映画「モータルコンバット/ネクストラウンド」と全く同じ展開で、スト2がモータルコンバットをパクッてどうすんだよって思いましたね。

なかなか大会自体が始まらなくて、大会前の出来事が全部キャラ紹介にあてられていて、文脈もなく突然戦い出すみたいなシーンの連続でした。それもアニメシーンがちょいちょい入ってきては、回想シーンの役割を果たしていて物語の背景を説明するという邪魔くさい構成になっています。

ぱっと見で分かる通り、キャストはB級無名俳優が勢ぞろいしていて、演技はまあ下手です。その中にジェイソン・モモアやデヴィッド・ダストマルチャンといった有名人が混ざっていたり、ラッパーの50セントや格闘家のアレクサンダー・ヴォルカノフスキーが友情出演していたり、なんとかして客寄せを頑張ってる印象はあるものの、アクションにしても演技にしても見れたもんじゃないです。

終始ずっとコメディーのノリにしているせいでキャラクターが格好良さを捨ててダサく見えてしまうのも残念です。どうしてコメディーにしたのか分からないんですが、おそらくそこにしか勝機を見いだせなかったのでしょう。それぞれのキャラがふざけてばかりなので、あまりリスペクトが感じられませんでした。特にブランカなんて体臭が臭いというのをネタにしていて、ブラジル人が見たら怒られるんじゃないかな。

あと、美人強セクシーキャラの春麗がお喋りヒステリックオバちゃんみたいになっていて、ちょっと嫌でした。彼女はもっと寡黙な役にしないと。主人公のリュウとケンはダサいのはもちろん、関係性も仲がいいんだか悪いんだかよく分からないツンデレ関係になっていて、喧嘩したり仲直りしたりの繰り返しで疲れました。

それにしてもほんとよくカプコンがこれを許可して協力したよね。なんでこのタイミングでまた映画化なんだろう。1994年に ジャン=クロード・ヴァン・ダムらで実写化して散々酷評されたのもう忘れたのかな。

それもラストシーンが続編を匂わせて終わるんですよ。約2時間かけてラスボスも倒せてない。何も解決してない不完全燃焼な話にさらに続きとかいらなくない?どうしてこんなレベルの代物をヒットする前提で作れるんだよ。まじでいかれてんな。

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