スポンサーリンク

大富豪になるための正しい殺し方

※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
※当サイトではアフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています
この記事は 約5 分で読めます。

リアリティーが全くなく、主人公の描き方もダメで、なにをどう楽しめばいいのか方向性がよく分からない迷子映画。見なくていいです。17点

スポンサーリンク

大富豪になるための正しい殺し方のあらすじ

殺人罪で死刑囚となったベケット・レッドフェローは、自分がなぜ刑務所に入ることになったのかを神父に語り始める。

ベケットは、裕福なレッドフェロー家から勘当されたシングルマザーのメアリーに育てられる。メアリーは10代で妊娠し、子どもを産むことを選んだため一族から見放されたのだった。幼いベケットは裕福な少女ジュリア・スタインウェイと親しくなる。

年月が流れ、大人になったベケットはニューヨークで高級スーツ店の販売員として働いていた。遺言の抜け穴により、彼は今でも280億ドルに及ぶレッドフェロー家の遺産の相続権を持っていることが分かる。

ベケットは結婚したジュリアとある日、職場で再会する。ジュリアは結婚生活がうまく行ってないことを匂わせる。ベケットは後日、職場で降格処分を受け、倉庫の仕事に左遷されることを知り、それを機に一族を皆殺しにして遺産を独占することを決意する。

最初に従兄弟のテイラーを人気のないボートで殺害。葬儀ではテイラーの父ウォーレンと出会い、ウォーレンは長年会っていなかった甥であるベケットを気に入り、テイラーが勤めていた投資会社の仕事を紹介する。

続いて別の従兄弟ノアを殺そうと計画する中で、ノアの恋人ルースと親しくなる。ベケットは爆弾でノアを殺害。その後、FBI捜査官2人が現れ、立て続けに起きた不審死について事情を聞く。ベケットは遺産の相続権について知らないふりをし、捜査官たちは証拠がないため彼を逮捕できず立ち去る。

そんなある日、ジュリアがベケットのオフィスを訪れ、夫ライルが破産寸前なので金を貸してほしいと頼む。しかしベケットは断る。一方でルースとの交際は順調に進み、2人は同棲を始める。

仕事でも異例のスピードで昇進し、ルースとの幸せな生活を手に入れたにもかかわらず、ベケットはさらにスティーブン、カサンドラ、マッカーサーの3人を殺害する計画を止めようとはしなかった。

大富豪になるための正しい殺し方のキャスト

  • グレン・パウエル
  • マーガレット・クアリー
  • ジェシカ・ヘンウィック
  • ビル・キャンプ
  • ザック・ウッズ
  • トファー・グレイス
  • エド・ハリス

大富豪になるための正しい殺し方の感想と評価

ジョン・パットン・フォード監督による、ブラックコメディスリラー。1949年公開のイギリス映画「カインド・ハート」にインスパイアされた作品。親族を皆殺しにして遺産相続を狙った男の物語を軽いノリで描いたもので、特に笑えもしなければ、スリルもなく、面白くもなかったです。

つまるところ、コメディなのか、スリラーなのか、サスペンスなのかはっきりしないところがあり、どれも中途半端な出来損ない映画ということです。テンポが単調で、同じ展開の繰り返しで、殺人があっさり遂行され、お咎めなしというのが続くため、緊張感やハラハラがないんですよね。

物語は、死刑執行直前の死刑囚の男が牧師に対して、自分の過去を語るところからスタートし、最後まで回想シーンをたどるようになっていて、ラストにちょっとしたオチが用意されている程度で、ほとんど見どころがなかったです。

金持ち親族を全員殺害して遺産相続するというプロットはいいものの、殺害計画を始め殺害の手段、方法に工夫がなく、警察が調べたらすぐ捕まるだろというケースばかりで、大人が真面目に見る映画ではないことにすぐ気づきます。

また、恋人もいて、仕事も順調に行っている主人公が遺産に執着する理由もなく、FBIに目をつけられていると知りながらリスクを冒す行動心理が理解できませんでした。

最大の問題は、主人公を冷酷な殺人鬼として描きたいのか、それとも視聴者に共感、応援してもらいたいのかがはっきりしないところです。つまり悪役、ダークヒーローとしての魅力に欠けるだけでなく、主人公としてそもそも感情移入ができるキャラになっていないのです。

富裕層、特権階級層を批判するなら批判するで、もっと深く切り込んでいけばいいのに、それもありません。主人公がそこまでお金に執着しているという描写もないし、嫉妬、恨みに駆られているふうでもないのです。

ベケットがとんとん拍子に仕事で成功するのもよく分からなかったです。縁故採用で雇われたような奴が未経験の投資会社であんなに簡単にステップアップするかね。

FBIもどんだけ無能なんだよっていうぐらいアホで、ベケットをマークしてんのかしてないのかどっちなんだよって。全体的に主人公に降りかかる障害が少なくな過ぎて、それがハラハラしない原因になっていましたね。

謎だったのはジュリアのキャラです。ツンデレなのか、片思いなのか。金目当てなのか最後まで動機がはっきりせず、またなんであいつがベケットの殺人について知ってたのかも意味不明でした。

とにかく一事が万事意味不明で、詰めが甘く、ラストも裁判や司法をなめ腐った、そんなに簡単に判決がひっくり返るわけねえだろっていうファンタジーの世界のお話になっていました。ダメダメです。

 

 

コメント