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Obsessionオブセッションは笑えるホラー!

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低予算、少人数で作り上げた娯楽度の高いホラー。久々に見た面白い映画です。60点

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Obsessionオブセッションのあらすじ

バロン・“ベア”・ベイリーは、幼なじみのニッキー・フリーマンに恋心を抱いていた。彼らはイアンとサラという友人たちと共に音楽ショップで働いている。ある日、ベアはイアンの協力を得ながら、ダイナーでニッキーへの告白の練習をして帰宅する。しかし家に戻ると、飼い猫のサンディが死んでいるのを発見する。サンディはオキシコドンの瓶に入り込み、誤って薬を摂取してしまったのだった。

後日、ニッキーへのプレゼントを探していたベアは、怪しげなスピリチュアルショップで「ワン・ウィッシュ・ウィロー」という願いを叶えるという玩具を購入する。それは折ることで願いが叶うとされていた。

ある夜、ベアがニッキーを家まで送ったあと、彼女は「私のこと好きなの?」と尋ねる。しかしベアは恐怖から本心を打ち明けられず、否定してしまう。自分の臆病さに苛立ったベアは、ワン・ウィッシュ・ウィローを折り、「ニッキーが世界中の誰よりも自分を愛してくれるように」と願う。

するとニッキーが再び現れ、父親が癌で死にかけているのでベアの家に泊めてほしいと言う。その夜、ベアのベッドで彼女は彼にキスするが、突然悲鳴を上げて彼を突き飛ばす。

翌朝、ニッキーはゴミ袋からサンディの死体を取り出し、その残骸で追悼の祭壇を作り始める。ベアはその異様な行動に困惑する。ニッキーは後に、自分の様子がおかしかったのはMDMAを服用していたせいだと説明し、さらにベアへの想いを告白する。二人は恋人同士となり、イアンとサラはその急展開に戸惑うのだった。

Obsessionオブセッションのキャスト

  • マイケル・ジョンストン
  • インディ・ナバレッテ
  • ミーガン・ローレス
  • クーパー・トムリンソン

Obsessionオブセッションの感想と評価

映画界の超新星カリー・バーカー監督による、アメリカで大旋風を起こしているホラー。低予算ながらほかの大手の映画を押し退けてトップに立ったエンタメ度満載の恐怖映画です。

ストーリーはいたってシンプルで、主人公の青年が片思いを抱いていたバイト先の同僚と付き合うために、スピリチュアルショップで購入した願いの叶う玩具を使ったことで、彼女を振り向かせることには成功したものの、魔術が効きすぎて彼女が異常に自分に執着し始める、という内容になっています。

ある意味、すでに出尽くしたテンプレートを使った、特に斬新さのないホラーともいえるでしょう。しかしながらホラーの中にユーモアが散りばめられていて、怖くて思わず笑ってしまう現象が映画館の中で起きていました。

その理由の一つに監督のカリー・バーカーがコメディ出身だからというのもあるでしょう。思えば「アス」や「ゲット・アウト」のジョーダン・ピール監督もコメディ出身ですよね。つまりコメディアンは人を笑わせることも怖がらせることも上手という共通点があるのでしょうね。

ジャンルで分けると、呪い系ホラーになるのかな。軽いノリで願いを叶えようとした人に不幸が訪れるというパターンは、これまでも何回も使いまわされたプロットですよね。それにどういう展開とオチをつけるかに監督の手腕が問われるところだったと思います。

そういう意味ではストーリー展開は申し分なかったんじゃないでしょうか。付き合う前のニッキーを粋な女の子として描いているのはなんとも上手なフリになっていましたね。バーでお酒を飲んだら男に奢ったり、ホームレスの人を見ると、ささっと言ってお金を恵んであげたり、あんな姿を見せられたら、恋愛経験の少ない男ならキュンとしてしまうこと間違いなしでしょう。でもよく考えると、友達からお金をもらって、そのお金を寄付したり、やってること滅茶苦茶だったけどね。

これ別にスピリチュアルにしなくても、バイト先の優しくて可愛くてノリのいい子といざ付き合ったらとんでもないストーカー気質のやばい女だったみたいな現実路線でもよかったような気がします。それよりもやっぱり取りつかれている、呪われているみたいな設定のほうが受けるのかなあ。

この映画の面白さは、ほぼほぼ脚本と主演女優のパフォーマンスによるものと言っても過言ではないでしょう。それぐらいヒロインがなにをやらかしてくれるのかをハラハラ見守るみたいな作りになっていて、ニッキーを演じたインディ・ナバレッテは素晴らしい仕事をしていました。いまはまだ無名だけど、今後引っ張りだこになるんじゃないかな。

一方で主人公の男のキャラ設定についてはちょっと違和感を抱きました。普通にイケメン好青年なのに、なぜか奥手の童貞キャラみたいにされていて嘘つけよって思いました。美男美女のカップルなのに、美女とイケてない男のカップルみたいな設定はなんだったんだろう。スピリチュアルなグッズを買ってお願いごとするぐらいな男なんだから、もっとブサいくキャラにしないとダメだよね。

個人的なベストシーンは、パーティーのシーンですね。お呼びでないニッキーがあの場にいたことで場が白ける様子が最高で、そんな空気もなんのそのという感じでニッキーが暴走し、周囲がドン引きする情景が笑えました。

そして終盤に差し掛かると、グロさが増していき、最後は滅茶苦茶になっていくという流れは、とっとと警察行けよと突っ込みたくなる雑なまとめ方だったものの、エンタメホラーとしては十分に合格でしょう。楽しかったです。

 

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