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アオラレは怖くも面白くもないB級スリラー!感想とネタバレ

この記事は 約4 分で読めます。

ラッセル・クロウが太ったなあ、ぐらいの感想しか残さない、しょぼしょぼスリラー。もうちょっと現実感のある話にしてもらいたかったです。38点

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アオラレのあらすじ

ニューオーリンズに住むレイチェルは息子、弟、弟のフィアンセと同居していた。彼女は夫と離婚の調停中でストレスが溜まっていた。

そんな中、息子を学校に送り届けるため運転していると案の定、渋滞に捕まって身動きが取れなくなった。遅刻したせいでクライエントからは首を宣告された。

次々と不運に見舞われたレイチェルはイライラしたまま青信号になってもなかなか動き出さない自動車にクラクションを鳴らした。

すると、自動車の運転手が横付けしてきてはレイチェルに謝罪を要求する。レイチェルがそれを断ると運転手は激高し、レイチェルに対し、煽り運転を始め、どこまでも追いかけてくるのだった。

次第に煽り運転はエスカレートしていき、男はレイチェルの友人や家族にまで危害を加えようとする。

アオラレのキャスト

  • ラッセル・クロウ
  • カレン・ピストリアス
  • ガブリエル・ベイトマン
  • ジミ・シンプソン
  • オースティン・P・マッケンジー
  • ジュリエンヌ・ジョイナー

アオラレの感想と評価

デリック・ボルテ監督による、サイコパスが路上でトラブルになった女性をどこまでも追い詰めていく、やりすぎスリラー。

前半はまあまあ見れますが、後半になると、やりすぎ度が増していき、B級ホラーみたいな展開になっていく残念な作品です。

日本で煽り運転が社会問題になっていることから「アオラレ」という邦題を付けて売ろうとしたんでしょうが、煽り運転をするドライバーの話というよりは、殺人鬼が自分を怒らせた被害者と被害者家族をなんとしてでも殺そうとする追いかけっこストーリーです。

カーチェイスシーンが中心にはなっているものの、犯人が女性に執拗につきまとい、家族の命を脅かすことで快感や満足感を得ている様子を見所にしていて、警察なんてお構いなしで白昼堂々ひき逃げ、不法侵入、放火、殺人などやりたい放題で、早い話がリアリティーは全くないです。

煽り運転をするぐらいまではまだ良かったのに、犯人の男がヒロインの弁護士に会いにわざわざレストランに行くくだりから、辻褄がなくなっていき、それ以降は話がめちゃくちゃになっていくせいで、怖いというより、馬鹿馬鹿しかったですね。

そもそも犯人の男はオープニングで元妻を殺して、家に火をつけてるんですよね。そのときに運転していた同じ車に呑気に乗っているのに捕まってもいないってニューオーリンズはどれだけ無法地帯なんだよ。あんな奴がアメリカにいたら速攻警察に射殺されて終わりだろ、って。

滅茶苦茶な展開や犯人の暴走ぶりを、「だって精神異常者だから」の一言でごまかしている感じもあってダメですね。警察に追われている身でありながら、あんなに大胆かつ面倒なことしないから。

主演のラッセル・クロウはブクブクに太って役作りに臨み、精神異常者をそれなりに上手く演じていたのに対し、ヒロインのカレン・ピストリアスは終始B級感が漂っていて、恐怖や緊張感を伝えきれていないのも問題です。全体的に役者がB級寄りで、それゆえにどこかストーリーに入っていけないところがありますね。

褒めるところがあるとすれば一時間半以内に尺を納めているところですかね。短いので気軽に見れるし、テンポは悪くないので、馬鹿馬鹿しくても最後までは見れてしまいます。

こんなに現実感がない話でも、もし一度でも車で煽られた経験がある人なら、そのときの恐怖が蘇ってくるんでしょうか。それによってさほど怖くない話が余計に怖くなってしまう、という効果はあるかもしれません。

かくいう僕も、ブラジルで高速道路を走っていたとき煽られたことがあるんですよ。それも同じ日に何度も何度も違う車に次から次へと煽られる、という不運に見舞われたのです。煽り運転なんて日本の文化なのかと思ってたからまあびっくりしましたよ。

しかしあまりにも後ろにいる車が何度も後ろにピタッとつけてきては、しばらくしたら車線を変えて猛スピードで走り去っていくのでおかしいなあと思っていたら、まもなくして僕自身が追い越し車線をゆっくり安全運転で走っていた、ということに気づきました。

そのときはまだ海外での運転に慣れてなくて車線を間違えちゃってて、煽り運転っていうか煽られ運転してたみたい。

それなのに「なんだこの野郎、煽りやがって」とか思ってたから、思い込みって怖いですね。みなさんも運転の際にはお気を付けください。

コメント

  1. きのこ食べ過ぎ より:

    今の日本だと、DQNの煽り運転やヤクザのベンツよりも、後期高齢者の運転するプリウスの方が100倍怖いです。
    ぶっちゃけ、今の日本で「免許返納を拒否した認知症老人が車で人を轢き殺しまくる」という映画撮っても、リアルなので社会的批判は浴びないかと。

  2. ナポリタンダイナマイト より:

    スティーブンスピルバーグの「激突!」って昔の映画のリメイク?映画ですよね。「アオラレ」ってセンスない邦題のせいで、人に一緒に観に行こうって言いにくかったです。
    「激突!」では最後まで犯人の顔や動機は不明なまま終わるけど、「アオラレ」では対照的に犯人がなぜ追い込まれたか丁寧に説明してましたね。
    ぶっとびB級映画に仕上がってたけど、「激突!」のファンである自分にとってはリメイクされて嬉しかったです。

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