誰も知らない基地のことの感想とネタバレ

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アンチアメリカ人養成映画。米軍の横暴さを批判し、インタビューに応じるアメリカ軍人を皮肉ったりなど、アメリカ嫌いの人が見たら勇気が沸き、気分が良くなる映画。45点(100点満点)

誰も知らない基地のことのあらすじ

世界各国で起こっている米軍基地問題の真実を暴くドキュメンタリー。イタリアで2007年に起きた、米軍基地拡大への反対運動をきっかけに、ビチェンツァ(イタリア)、ディエゴ・ガルシア(インド洋)、普天間(日本・沖縄)などでイタリアの若手監督2人が取材。基地の騒音や兵士が起こす事故に苦しむ住民と専門家への取材を通じ、あまりに横暴な米軍と膨らみ続ける軍産複合体の真実を明らかにしていく。

誰も知らない基地のことの感想

米軍の基地問題に対する情報がすでにメディアに出回っている情報の使いまわし的な印象が強く、新事実の発見があまりなかったです。

「誰も知らない基地のこと」という邦題はあまり当てはまりませんでしたね。やれ「アメリカは石油が採れる地域に基地を置きたがる」、やれ「アメリカは敵を創り上げて戦争や軍の拡大を正当化する」など、なにをいまさらというようなテーマに結構な時間を割いていました。

唯一の発見といえば、アメリカ軍がディエゴ・ガルシア島の住人を強制追放していた、という事実でしょうか。あの辺のやり方はもう完全に暴力団の手口ですね。

現地の住民を追い出し、事件や事故を起こしても現地の刑務所にも行かずに、のほほんとしていられるアメリカ軍人は、やはり世界でも唯一無二の特権を握っている人種に違いありません。一度手にした権力はそう簡単には手放さないでしょう。

そしてアメリカ軍が世界中に基地を置くようなことをやっていなかったとしても、きっと全く同じことを他国がやっていたでしょう。日本が第二次世界大戦でアメリカに勝っていたら今のアメリカより傍若無人な行動に出ていたような気もします。あるアメリカ人の友人が言いました。

「もし日本が戦争に勝っていたら今頃おれたちはみんな英語ではなく日本語を喋っていただろう」と。

アメリカの白人や黒人がみんな日本語を喋って生活しているところを想像するとぷぷっと笑ってしまいます。そしてまたそれも悪くないな、と思います。

世界中どこに行っても日本語が通じ、各都市には日本語学校が溢れ、日本語が喋れるというだけで世界のどこの国でも職に就け、テレビをつければ必ず日本映画と演歌が流れている。

そしたら六本木でアメリカ人が日本人の女をはべらすのではなく、逆に日本人がLAのビーチあたりでアメリカ女をはべらしていたのかもしれません。

日本がアメリカに戦争で勝ったバージョンの人生というのも面白そうですが、おそらくそうなったらそうなったで日本人には謙虚さのかけらもなくなり、今のアメリカ人のようなアホになっていたでしょう。

そう考えると、アメリカ人や米軍自体がアホなのでなく、人間誰でも必要以上の権力を手に入れるとアホになるということなのかもしれません。

コメント

  1. mamarin42 より:

    外人が最近どんどん日本語が上手くなってきてCMでは引っ張りだこです。
    デーブスペクターとボビーオロゴンが今回はグリーのCMで笑わせてくれてます。最初観たときふきだしてしまいました。スターウォーズバージョンです。http://www.youtube.com/watch?v=_FukuOc_Ap0