天然コケッコー

スローすぎて最後まで見るのが結構しんどい夏帆ゴリ推し映画。田舎の素朴なエピソードはいいものの、ストーリー構成やテンポがかなり悪いです。30点(100点満点)

あらすじ

小中学校合わせても、たった6人の生徒しかいない田舎の分校に、東京から転校生の大沢(岡田将生)がやってきた。そよ(夏帆)は、都会の雰囲気漂う大沢に心ときめくが、彼の冷たく乱暴な言動に戸惑いを覚える。しかし、海水浴でのあるできごとをきっかけに、そよの大沢に対する印象が変化し始める……。

シネマトゥデイより


文句

少女マンガの実写化で、島根県浜田を舞台にした、中学生男女の淡い恋を描いた青春ドラマ。登場人物のキャラが薄く、それぞれが小さな声でぼそぼそ喋るだけで、ほとんど何も伝わってこない話です。

物語は、6人しか生徒がいない小さな学校に東京から長身でイケメンの男子生徒、大沢が転向してくるところからスタートします。大沢に恋心を抱くそよは東京の男の子の感性や態度の違いに戸惑いながらも、彼のことを密かに思い続けていきます。

のんびりと静かに時間が過ぎていく浜田でも季節は移り変わり、やがて二人はその後の進路を左右する大切な高校受験に挑む、というのがおおまかなストーリーの流れです。

一体、どうやって編集したら、たったこれだけの話が2時間以上になるのかが理解できないです。スローで退屈で長いとか地獄じゃないですか。

田舎を舞台にするならやはり最低限、壮大で綺麗な景色ぐらいは撮ってもらいところなんですが、日本の監督ってそれができる人がほとんどいないですよね。視野が狭いというか、スケールが小さいというか、頑張って頑張って、こんな絵しか撮らないじゃないですか。

おそらく、その場にいる人からしたら綺麗に見える景色なんでしょう。でもスクリーンだと伝わらないんですよ。ブラウン管のテレビで見ているかのような横幅の狭さといったらないです。もっとクレーン使って高いところから撮るとか、ヘリコプター使って上空から写すとかしないと。

ストーリーにももっと工夫が欲しいです。田舎あるあるだけで2時間は到底もたないので、会話で楽しませるような脚本がないと、こういう映画はきつくなります。

それなのにのんびりした田舎の時間の流れとか、ヒロインの可愛さばかりにフォーカスしてるので、暇になって視聴中にシャワーを浴びたくなってきます。

それに冷静に考えるとあのヒロインは全然可愛くないですよ。好きな男の子のコートが欲しいから、「それくれたらキスしてあげる」とか言い出すし、中学生にして自分の体と交換で何を得ようとする、という感性が身についているのが恐ろしかったです。

ラストでも「お祝いはプレロスのチケットじゃなくて、キスでいいの?」とか言うし、基本的にキスと物を同列に考えている思考回路が水商売的で、全然少女マンガじゃなかったです。あいつは将来悪い女になりますよ。

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