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映画ミッドナイトチェイスはしょぼい!ネタバレと感想

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ディーデリク・ヴァン・ローイェン監督によるしょぼしょぼオランダ映画。10点(100点満点)

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ミッドナイトチェイスのあらすじ

夫婦関係の危機を何とかするため、ブエノスアイレスを訪れたヨハン(バリー・アトスマ)とサー(スーザン・フィッサー)は旅先でビデオカメラを回していたところ、偶然にも地元の警察官による殺人現場と証拠を録画してしまう。

やがて、その映像の存在に気付いた犯人によるしつこい追跡が二人に迫る。警察に助けを求めることもできず、自分たちだけを頼りに見知らぬ場所での逃走劇がスタートし……。

シネマトゥディより

読者のカイさんのリクエストです。ありがとうございます。

ミッドナイトチェイスの感想

オランダの馬鹿夫婦による警察とのドタバタ追いかけっこ映画。辻褄の合わない行動の数々が見ていて恥ずかしくなる超B級ムービー。

夫婦関係が上手くいっていないときに二人だけで海外旅行に行くカップルってまずなんなんでしょうかね。絶対ダメじゃん、そんなことしたら。喧嘩しか起こらないのは予想つくはずですけどね。

案の定、この夫婦は田舎のロマンチックな別荘風のコテージかなんかで喧嘩をおっぱじめ、実はお互いが浮気をしていたことを打ち明け合い、もうオランダに帰ろうということになります。

そしてブエノスアイレスのバスターミナルで空港へのバスを待っていたら、そこに警察が現れて、何者かを射殺してしまう。その光景を夫婦が偶然にもビデオカメラで収めてしまったことから、命を狙われる、というクッだらない話です。

海外旅行中に警察が誰かを射殺した現場をたまたま撮影してしまい、警察からカメラを寄越せと銃を頭に突き付けられて脅されたらどうしますか。素直にカメラを渡して終わりの話なんです。

それがこの馬鹿カップルは拷問を受けようと、銃で腹を撃たれようと頑なにカメラを渡すのを拒みます。そもそもその拒否する行為が理解できませんでした。

射殺された被害者がカップルの知り合い、友人、家族だったというなら分かります。でもどこの凶悪犯かも分からない男が警官に撃たれたのを見ただけで警察が悪いと一方的に決めるあのバカたちなんなんでしょうか。もちろん逮捕して、裁判にかけるのが理想です。

ただ、司法がしっかりしていない国で裁判にかけても凶悪犯なんて2、3年で刑務所を出てきちゃうから、世の中のために殺しておいたほうがいいなということで警察がその場で射殺してしまう、なんてことは当然あるわけです。もちろん人間違いだったら最悪ですけど。

アルゼンチンがそうだとは言いませんが、 警察が汚職まみれで政治が腐敗し、司法が成り立たないような国で、なんの力もない外国人観光客が中途半端な正義を掲げるほど意味のないことはありません。状況によっては見て見ぬふりをするほうが利口なのです。

この夫婦も意地を張ったばかりにただの観光が、命がけの逃走劇になってしまい、挙句の果てには夫が銃で撃たれ、妻は車にひかれるは、警官に性的乱暴されるは、と最悪の事態に陥るのです。そのハプニングの詰め込み方も非現実すぎて笑え、登場人物の意味不明な行動の数々には首をかしげずにはいられませんでした。

その最もたるのが、警察のほうも、夫婦のほうも命がけの戦いを繰り広げるくせに、お互いを殺す気があるのかないのかがはっきりしない点です。あるときは銃をぶっぱなして遠くからでも平気で撃つくせに、いざ捕まえたり、至近距離にいるときにはいくらでもチャンスがあるのに決して殺さないのです。

だから捕まえたり、逃げたりをただ繰り返すだけの「もう勝手にやってくれ」映画になってしまうのです。ちなみに上の写真は夫婦が逃走中になにを思ったか、いきなりオランダにいる息子に電話をかけるシーンの一コマです。電話なんて後にしろ、後に。

さて、物語も終盤にかかえるとオランダ人カップルは警察の手から逃れ、血だらけになりながら空港に到着します。そのときTシャツを買って、トイレで着替えて出ていくのですが。そのシーンが最高でした。

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二人のTシャツに注目してください。「I LOVE BA」とは「I LOVE BUENOS AIRES」のことです。女のTシャツには「I love argentina」と書いてあります。いいですか。旅行中に夫は腹を撃たれ、妻は乱暴されたんですよ。それなのにこんなTシャツ買うかよっつーの。どんだけ急いでてもほかのTシャツ選ぶでしょ。

他のTシャツ売ってなかったら、もう裏表逆にして着ますよ。もしこれが監督が笑わそうと思って狙ってやっているなら賞賛ものですが、そういうことを狙ってやれる監督はまずこんな駄作を撮らないでしょうね。

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