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幸せへのキセキは嘘っぽい実話!感想とネタバレ

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動物園を巡る史上最低の茶番劇。家族、あるいは動物を餌にして視聴者を感動させようとするハリウッド映画は多々あるものの、この映画はその両方を使うという前代未聞の卑怯なダブルパンチを放ってくるので警戒が必要です。18点(100点満点)

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幸せへのキセキのあらすじ

半年前に愛する妻を失ったベンジャミン(マット・デイモン)は仕事を辞め、悲しみの渦中にいる14歳の息子と7歳の娘と共に郊外へ引っ越す。そこは閉鎖中の動物園で、敷地内には動物が暮らしていた。ベンジャミンは動物園の再建を決意するも、資金難が発生するなど悪戦苦闘の日々が続く。しかし飼育員や地域の 人々に支えられ、少しずつ再建は進んでいき……。

シネマトゥデイより

幸せへのキセキの感想

キャメロン・クロウ監督によるリアリティーのない実話ベースの話。

動物と可愛らしい少女を利用し、亡き母との思い出を語らせたりと演出とストーリー設定がわざとらしすぎて見ていられませんでした。

当然テーマは家族愛と動物愛になるわけですが、とにかく優しい人たちがありとあらゆる善行を積み、愛情あり余るばかりに周囲の人たち、動物たちみんなを愛し、人間も動物も幸せな理想郷のできあがり、といった調子で話が進んでいきます。

普通の仕事をしていたベンジャミンが、動物園を買ったり、リフォームしたりってどれだけ金持っているんだよ、という感じがしましたね。

あれだけの人数雇って、動物たちの餌代を払ったり、メインテナンスしたりしたら月々の出費は、1千万円は下らねえなあ、などと計算したくもなります。

動物愛についていえば、動物を本当に愛している人は、檻の中に入れて見世物にして金儲けしようなどということは決してしません。動物は人間から離れて自然の中にいたほうがいいに決まってんだから。

山上りに行ったときにふと木と木の間から猿が顔を出したり、海に潜りに行ったときにイルカが横を通り過ぎたりする瞬間にこそ動物を見る感動があるのであって、色々なところから無理やり捕まえてきた動物を檻に入れている動物園は人間のエゴの塊を表徴する場所とも言えそうです。

アメリカのある町で刑務所を訪問するツアーがあったんですが、檻の中に入れられた人間が動物園の動物のような扱いを受けているのかと思うと、とても行く気にはなれませんでした。

そしてそのツアーのことを知ってからなぜか動物園に行く気も失せてしまいました。動物が可哀想というより、自分がこの檻に入れられたらきついなあ、と想像すると怖くなるのです。

この映画の最後にこんなテロップが流れます。

この映画の基になった「ダートモア動物園」は受賞歴があり、そのメソッドは世界中で称賛されています。

これほど抽象的な表現も珍しいです。まずなんの賞を受けたのか知りたいですね。動物虐待賞とかかもしれませんね。

また、メソッドが経営方法を指すのか、飼育方法を指すのかはっきりしないし、世界中って具体的にどこの国のどの人たちのことなんでしょうか。

インドネシアの動物愛護協会に支持されているのか、香港の動物園オタクたちに支持されているのか、その辺をはっきりしてもらいたいですね。

そして極め付けの最後のテロップがこれです。

来年、動物園にはキリンが加入する予定です。

お前らの予定なんて知らねえよ。せめて決定したことを書いてくれよ。

コメント

  1. mamarin42 より:

    旭山動物園のほうが感動的ですね。

    私が小さい頃開園2年目に出かけたときはみすぼらしくて、つまらないと感じた旭山動物園に数年前子供と出かけたときは驚きましたから。

    少ない市の予算で頑張った厩務員さんたちの努力は偽善じゃないからです。

    ただこういう映画は何で作られるのか?と思うけど案外小学生の低学年に最初に洋画を観るには理解しやすいと思います。道徳的だからかな。

    宇宙人ポールじゃまずいでしょうが(笑)私は好きだけど。