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ミケランジェロ・プロジェクトは笑える実話!ネタバレと感想

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monumentmen

ジョージ・クルーニーが監督した、戦闘シーンがほとんどない一風変わった戦争映画。ナチスが隠した美術品を探し出す宝探しアドベンチャーで、戦争の違った一面が見られる一本。52点(100点満点)

ミケランジェロ・プロジェクトのあらすじ

ナチス・ドイツ総統アドルフ・ヒトラーの命を受け、ドイツ軍は侵攻した欧州各国の美術品を略奪。それに強い危機感を抱くハーバード大学付属美術館の館長ストークス(ジョージ・クルーニー)はルーズベルト大統領を説得し、美術品や歴史的建造物を保護する部隊モニュメンツ・メンを結成する。

中世美術に精通したグレンジャー(マット・デイモン)や建築家キャンベル(ビル・マーレイ)などのメンバーを集め、ヨーロッパ各地を奔走。だが、劣勢を強いられて自暴自棄になったナチスや、妨害しようとするソ連軍が彼らの前に立ちはだかる。

シネマトゥディより

ミケランジェロ・プロジェクトの感想

戦争の真っ只中、命をかけて美術品の保護に努めた男たちの物語で、意表をついた、一風変わった映画です。

アクションかと思いきや、蓋を開けてみると人間、いやアートドラマといった仕上がりになっています。

ノンフィクション小説からインスパイアされた映画らしいんですが、戦争時代の混乱の中でも文化や芸術に対して敬意を忘れない人たちが格好いいです。それに対し、ナチス側の他国の文化財に対する対処の仕方も、焼き払って芸術の歴史そのものを消し去ろうとしたり、洞穴に隠したりと作品によって異なる対応を取っていたのが興味深かったです。

本作は題材として「ナチスによる美術品の略奪」をチョイスしているものの、別に文化財を戦争中に強奪していたのはなにもナチスに限ったことじゃないので、またドイツ人がハリウッド映画の中で悪者にされていて、金持ちユダヤ系スポンサーによるキャンペーンなのかなとも思いました。

どうせならロンドンにある大英博物館の美術品について、それぞれの作品をイギリスがどこからパクッてきたのか取り上げてもらいたいですね。

いずれにしても現在においてもそうですが、アートに興味ない人からすれば芸術品なんてまったく価値のないもので、命を懸ける意味が到底理解できない、という意見もあるはずです。

特に戦時中の兵士からしたら、生きるか死ぬかの中でやっているときに、「僕たちミケランジェロの彫刻を探しているんでけどぉ」などと暢気なことを言う部隊は他の部隊とかなり温度差があったと想像します。

その辺の温度差が上手く描かれていたかというと、いまひとつだったかなと思いました。映画として、物語としての見せ場は少なかったですね。

ジョージ・クルーニー監督は戦争時代に裏方で頑張っていた、知られざる人たちにスポットライトを当てたかったんでしょう。そのせいか、ハリウッド映画には珍しく、人が死ぬシーンも数えるほどで、つまらない恋愛もありません。

ハリウッド的演出といったら、モニュメンツ・メンの男たちを地味なヒーローに仕立て上げたぐらいでしょうか。

特にクライマックスもメリハリもなく、淡々と終わっていく映画ですが、美術館、博物館めぐりが好きなだという人には十分楽しめる映画だと思います。それ以外の人たちにはただの「なんだこりゃ?」な映画です。

コメント

  1. EDWIN より:

    日本でも今年の11月に公開されます。でも何故一時公開中止でしょうかね?配給業界は変な所で神経質になりますよね。大震災の時も地震や津波と関係ない映画が公開自粛されてましたから。

    • 映画男 より:

      EDWINさん

      コメントありがとうございます。一時公開中止されていたのは知りませんでした。なにが原因なんでしょうね。日本はなんでもかんでも自粛ばかりしていて嫌ですね。