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奇跡の2000マイルは馬鹿女が旅する話だったっていう感想

この記事は 約4 分で読めます。

tracks

ジョン・カラン監督による自分探しのロードムービー。ヒロインにむかつきました。55点(100点満点)

思い通りにならない日常を捨て、オーストラリア中央部の町アリス・スプリングスにやって来た24歳の女性ロビン(ミア・ワシコウスカ)。ロビンは西部の砂漠を横断し、インド洋を目標に旅に出ようと決めていた。

そして牧場でラクダの調教を学び、4頭のラクダと愛犬と共に出発する。ロビンは7か月間にも及ぶ旅で、彼女の人生を変える出会いや経験をするのだった。

シネマトゥディより

読者の白井さんのリクエストです。ありがとうございます。

奇跡の2000マイルの感想

ツンデレ女がラクダと犬を連れてオーストラリアの砂漠を旅するロードムービー。若干「わたしに会うまでの1600キロ」と話が被るものの、自分探しの旅というより、どちらかといえば明確な目的地と目標に向かって歩いていく自己実現の旅物語。

変わり者の女ロビンはある日、一匹の犬を連れてオーストラリアの田舎町アリス・スプリングスにやってきます。そこでラクダ牧場に住み込みで働き、ラクダの飼育を学び、給料と引き換えにラクダをもらってオーストラリアの砂漠横断の旅に出ることを決意します。

しかし砂漠を横断するにはそれなりの資金がいる。そんなロビンに救いの手を差し伸べたのが彼女の計画に興味を示した雑誌ナショナルジオグラフィック。カメラマンを旅路のポイント、ポイントに送り込み、旅の様子を撮影をすることを条件にロビンは3匹のラクダと1匹の犬を連れて晴れて砂漠横断に挑むことに、、、、、というのがあらすじです。

この映画の一番の問題点は、砂漠の旅にだけフォーカスしていて、ロビンが一体何者なのかについて情報が少なすぎる点です。どうして彼女がそんな旅に駆り出されたのかを示すヒントがあまりにも少なすぎました。劇中ロビンについて語られることはおおよそこんなことだけです。

母親が幼いときに自殺した

父親が冒険家であり、ブッシュマン(オーストラリアの奥地の地域に住む居住者)だった。

父親の影響で旅がしたくなった

彼女を育てたのは父親ではなく叔母さん(映像のみ)

本作は旅行記「Tracks」を基にしているので映画鑑賞後、ロビン・ダヴィッドソンについてちょっと調べてみたんですが、どうやらロビンは母親が自殺してから、叔母さんに預けられ寄宿学校に入れられて、その後学校を出た後はその反発からかボヘミアン的な生活を始め、左よりのサブカルインテリ集団シドニー・プッシュのメンバーたちと時間を過ごしていたようです。そして1975年にアリス・スプリングスに行ってラクダの旅を実行に移しました。

ここまで知ると、なんだかんだいっても結局は彼女もまた自分探しをしていたんだな、というのが薄っすらと見えてきますね。

でも映画の中ではバッググランドの描写をおろそかにしているもんだから、ただの意地っ張りでわがままな変わり者が目的地に向かってひたすら歩いてるようにしか僕の目には映りませんでしたね。

なによりロビンは人間を疎ましく思っているようなふしがあって、写真家の青年に対する扱いが特にひどすぎました。彼女の態度はスポンサー様に対するそれではなく、写真を撮られているときでも「撮った? じゃあもういいわよね」などという反抗的な態度を見せます。

かと思えば、寂しいときには写真家の青年にもたれかかり、自分からキスをしてセックスするというデレデレな一面も出します。それでも翌日にはまた素っ気なく冷たいロビンに戻っていて、男からしたら、「ふざけんなこのビッチが!」としか言いようがありません。

僕も昔、ああいう自分勝手な白人女にのめりこんでしまった経験があるので、写真家の青年を見るのはつらかったです。 犬が死んで女が「寂しいよぉ、孤独だよぉ」と泣き出したときには「ざまあみろ」と思いました。動物にだけ優しくて、人間に優しくない奴ってあれなんなんですかね。

環境保護とか叫ぶ奴に限って、人様の生活のことはどうでもいいと思ってるみたいな奴に似てますね。あの馬鹿女は結局は周囲の人たちの支えがあって生き延びれてることをなんで分からないんだろうか。僕がラクダだったら、絶対にあんな奴は砂漠に置いてけぼりにしてるところです。

コメント

  1. リクエストに応えて頂き、ありがとうございます。
    彼女の生い立ち、背景にまで踏み込まれてて興味深かったです。
    切り口が面白く、読んでいて小気味良かったです、痛快。
    ロビンはカメラマンの男を都合よくを利用している様ですが、
    映画を振り返った時、そこを思い出せる人は多くない気がします。
    実生活でロビンと同じような態度・行動だと顰蹙ものですけどね。
    映画の中だから許される、ヒロインだから許されるのかも。
    リクエストにお応え頂きありがとうございました。
    当ページへリンクを貼るのに問題がなければ、教えて下さい。

    • 映画男 より:

      コメントありがとうございます。それにしてもロビンはひどい女でしたねえ。でも映像はきれいでよかったと思います。リンクぜひ貼っていただけるとありがたいです。

      • すいません!連絡がだだ遅れになってしまいました。
        すぐに、リンクを貼り、コメントしたつもりだったのが出来ておらず、
        連絡がずるずると延び延びになってしまいました。
        記事の中ではなく、左側サイドメニューの下の方に、
        「映画のレビュー(公式HPにないテイスト等) 」というコーナーの
        最上部にロゴ(こちらで適正サイズに加工しました)で掲載させてもらってます。
        当サイトからのアクセスは期待できないとは思いますが、お知らせまで。
        http://japanesecameleer.blog28.fc2.com/

        • 映画男 より:

          わざわざリンクまでしてもらってすみません。お気持ちだけでも十分にありがたいです。今後ともよろしくお願いします。