ベスト・キッド(原題 The Karate Kid)


7点(100点満点)

ストーリー
ワイヤーアクションありのカンフー遊び

文句
名作ベスト・キッドのリメイクもどき。中国が舞台で、格闘技はカンフーなのに「The Karate Kid(原題)」というありえないタイトル、中国でありながら主要登場人物は全員英語が喋れるというご都合主義の設定、そしてジャッキー・チェンとウィルスミスの息子のネームバリューだけで客を誘おうとするおそまつなマーケティング。とにかくこの馬鹿監督はオリジナルのベスト・キッドを見たことないんじゃないのか、と思えるほどのひどいリメイクぶりでした。

旧作のほうは登場人物が一応体も成長した青年たちだったので、まだ子供から大人までが楽しめる作品に仕上がっていましたが、こちらのほうは主人公が小学生のため、子供たち同士が弱弱しいパンチやキックを繰り出しているだけで迫力が全然なく、大の大人のジャッキーが小学生相手に本気で殴り合ったりしているシーンはバカバカしいにもほどがあります。小学生の女の子にゲームセンターでセクシーダンスを躍らせたり、全体的に恥ずかしいシーンばかりが目に付きます。

一番理解できなかったのは、この映画は一体のどこの誰をターゲットにしているのか、ということで、舞台が中国なうえ白人が全く出てこないから、まずアメリカのマジョリティーは枠から外れるし、登場人物のほとんどが子供だから大人たちは感動移入ができない。となると視聴者の中心は黒人か中国人の子供ということになりますね。もしかしたらジャッキーとウィルスミスのポケットマネーで作ったのかもしれませんね。旧作は人気のため続編がでましたけれど、おそらくこれに続編はないでしょうね。

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コメント

  1. トコロでナゼに、あえてこの迷作を、鑑賞しよう!という気になられたのでしょう、カ?ww

  2. KGR より:

    細かい事情は知りませんが、ジャッキー・チェンは金出してないと推察します。
    プロデューサーであるご両親のウィル・スミスとジェイダ・ピンケット=スミスが金出したと思います。
    何よりもまず「うちの息子が主演する映画として何がふさわしいか」で決めたと想像しますし、
    うちの息子ありきですから、年齢設定や敵役などもそれに合わせたし、白人が黒人をいじめる映画は作れないので、中国を舞台にしたのではないでしょうか。
    いきなり金髪の白人の子と仲良くなったし、人種的発言は一切なかったですからね。
    ターゲットは子供だけでなくあの年代の子を持つ親も含まれるでしょう。
    そうそう、私の見終わった直後の感想は「親バカ映画」
    親とは、タラジ・P・ヘンソンではなく、ウィル・スミスです。

  3. eigaotoko より:

    トンボネコさん
    コメントありがとうございます。この映画を見たのは、子供のときにオリジナルを見て興奮したからです。あのときの興奮をもしかしたら思い出せるんじゃないかと期待していたのですが、残念な結果に終わりました。

  4. eigaotoko より:

    KGRさん
    はじめまして。やっぱりウィル・スミスが金出したんですか? 冗談で言ったつもりだったんですが、まさかプロデューサーだったとは。あいつアホですね。

  5. べすときっど より:

    カンフーなのにカラテは疑問ですが、誰が金出そうが親馬鹿だろうが関係なくありませんか。
    それに中国は母国語と英語喋れる人多いですよ。

  6. どっかの人 より:

    人には人の好みがある
    いちいちそういうこと言わなくていい
    自分の心の中で思っとけ

  7. ベスト より:

    「ワイヤーアクションありのカンフー遊び」
    これは無いと思います

  8. 不幸男 より:

    自分は「北京小学校」と言う名前と「万里の長城は超遠い」設定だけ突っ込みました

  9. 映画ビジネス より:

    ウィルスミスは、本作で一応プロデューサーです。
    別のプロデューサーたちがウィルスミスの名前を使って資金調達をした、というのが正しい解釈かと思います。

    で、成績は、40億で製作、世界興収360億円。高いROIです。

    映画男さん的には意外でしょうが、北米だけで180億、ちょうど半分。
    アメリカ人は、日本人(あるいは映画男さん)と違い、あまり細かいこと気にしません。

    • 映画男 映画男 より:

      映画ビジネスさん

      詳しい解説、説明ありがとうございます。興行成績を見るのも面白いですね。売れる映画と面白い映画が必ずしも一致しないというのが不思議です。