ファーナス/訣別の朝 (原題OUT OF THE FURNACE )

Out-of-the-furnace

53点(100満点)

ストーリー

寂れた鉄鋼の町ブラドックで育ったラッセル(クリスチャン・ベイル)は、製鉄所で勤務しながら高齢の父の世話をしている。一方、彼の弟ロドニー(ケイ シー・アフレック)は、イラク戦争のトラウマを抱えて鬱屈(うっくつ)した日々を送っていた。ラッセルは平穏な日々に満足していたが、ある晩、予想外の事件が起き……。

(シネマトゥディより)

文句

クレイジー・ハート」のスコット・クーパー監督の最新作。主人公が弟のために田舎の暗黒組織に立ち向かう復讐劇。迫力、緊張感、演技は素晴らしいものの少し無駄が多く、物語の核心に入っていくまでに時間がかかるのがマイナス。それでもそこそこ楽しめるまあまあな作品。

主人公を演じたクリスチャン・ベイルは相変わらず演技力が半端ないです。「戦場からの脱出」でもすごかったですが、この映画でもいい演技を見せてます。その一方で弟を演じたケイ シー・アフレックは悪くはなかったんですが、格闘家の雰囲気は全く出せていなく、強そうなオーラがないのが残念でした。育ちがいいからか彼には拳一つで生活してるといった悲壮感を出すことは無理なのかもしれませんね。悪役として登場したウディ・ハレルソンの雰囲気と迫力はよかったですね。強そうで、悪そうで、嫌味な性格全開なのが見ていて気持ちがよかったです。

無駄が多いというのは主人公ラッセルと黒人女性の恋愛、交通事故、刑務所暮らしなどの部分で、メインのテーマである復讐劇とはずれていたような感じがして、かなり回り道したような印象がありました。復讐も復讐で、ボスさえ殺せばそれでいいのかよという気もしました。あそこまで乗り込んでいってやるんだったら、組織を全滅させるぐらいじゃないと、弟の仇を取ったことになるのかどうかといった疑問も浮かびますね。また、あれだけ復讐心の強いラッセルだったら、恋人を取られた警察官にも復讐してもいいぐらいですね。一緒に食事してる場合じゃないよって。「誰の女を妊娠させてやがるんだよ、この野郎」ってあそこでもひともんちゃく欲しかったですね。

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