2014/06/12

ケープタウン(原題 ZULU)

zulu

42点(100点満点)

ストーリー

ある日、南アフリカのケープタウンで、引退した人気ラグビー選手の娘が殺害されるという事件が発生。2人の刑事ブライアン(オーランド・ブルーム)とアリ(フォレスト・ウィテカー)が捜査を続けていくと、少女とある薬物の売人の関係が明らかになる。その危険な薬物は、ここのところ頻発している子供失踪事件の現場に残されていた物と同じで……。

シネマトゥディより

文句

南アフリカを舞台にしたそこそこ迫力のある犯罪ドラマ。アクションはそれなりだけれど、リアリティーに乏しく、終盤はランボーみたいな映画に成り下がるまあまあな作品。

南アフリカという馴染みの少ない国だけに、犯罪ドラマを見せられると、なんでもかんでも実際にありそうで怖くなりますが、冷静に見ていくと、それはないだろ、というようなシーンも結構あって、中盤から終盤にかけて面白さが半減していきます。薬物、ギャング、闇企業など、それなりの材料をそろえて物語を本物っぽくしているわりには、いざ警察の捜査の段階になると、刑事ブライアン(オーランド・ブルーム)とアリ(フォレスト・ウィテカー)が単独、あるいは少人数で相手のアジトに乗り込んでいく、というヒーロー仕立てなのが冷める要素でした。

ヒーロー警察映画は、犯人逮捕、事件解決よりも、警官がどれだけ勇敢でどれだけ危険な状況を生き延びれるかが焦点となりがちで、いつの間にやら誰を追いかけているのか、なんで戦っているのか、事件ってそういえばなんだったっけというようにもともとの目的が薄れていきます。この映画も例外ではなく、最後はやっぱりブライアン(オーランド・ブルーム)ってかっこいいよねえ、で終わる映画でした。オーランド・ブルームの肉体美が見たい人だけ見ればいいのかもしれません。それにしても南アフリカの警察ってあんなに人手不足なんでしょうか。大物捕まえるのに、武器もショボイし、応援はよこさないし、 そのくせヘリコプター飛ばす資金はあるのかよって思いましたけど。

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