映画ラヴレースはポルノ女優の退屈な物語!ネタバレと感想

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Lovelace

ポルノ女優リンダ・ラブレースの夫によるDV体験をつづった暴露的伝記映画。

ポルノと聞いて飛びついて見てしまうと、必ず失望する代物で、DVものとしてみてもそれはそれでつまらない極めて質の低い物語。33点(100点満点)

ラヴレースのあらすじ

1972年製作のポルノ映画「ディープ・スロート」(72)で一世を風靡した女優リンダ・ラブレースの半生を、「レ・ミゼラブル」のアマンダ・セイフライド主演で描いたドラマ。

カトリック信者の両親の厳格さにうんざりしていた21歳のリンダは、地元のバーを経営するチャック・トレイナーと付き合い、すぐに結婚。チャックによって性の快楽に目覚めていく。

やがて売春容疑で逮捕され、保釈金や借金で行き詰ったチャックは、妻であるリンダをポルノ映画へ出演させてひと儲けしようと思い付き、リンダはポルノ映画「ディープ・スロート」に主演することに。

たった7日間で撮影された同作は大ヒットを記録し、リンダは「プレイボーイ」編集長のヒュー・ヘフナーら著名人からも支持される「セックス革命のシンボル」として祭り上げられていくが……。

映画.comより

読者のreddkawaさんのリクエストです。ありがとうございます。

ラヴレースの感想

ロブ・エプスタインとジェフリー・フリードマンの共同監督によるポルノ女優の人生を描いた退屈な物語。

これを日本で放映するのはいわゆる飯島愛の「プラトニック・セックス」をアメリカで流すようなものです。

女優に対して知識がある、またはその時代を生きた人、「ディープ・スロート」について伝え聞いたことがある人々ならまだ見られるでしょうが、それ以外の人が見てもなんの面白味もないのです。

日本では絶対に大した興行成績なんて上げられないと断言できます。

この映画の失敗が主役のアマンダ・セイフライドによるものなのか、監督によるものなのかは微妙なところです。

アマンダ・セイフライドといえば「TIME/タイム」、「グリフィン家のウエディングノート」など出演映画はほぼ全部つまらないといっていいほどの危険人物です。

やっぱり演技が下手ですね。全然深刻さが伝わってこないため、DVもかなりひどいことされているのに、大したことのないような感じがしてしまうのが悲しいです。

監督の描写の仕方にも問題があるでしょう。まず暴力シーンが全然迫力がなく、痛そうでもなく、リンダ・ラブレースが見ていて可哀想になってくる、というのもありませんでした。

夫チャック・トレイナーがリンダの報復として暴力を受けるシーンがあるのですが、それもベルトで3回背中を叩いて終わりって。プレイじゃないんだからさ。あれで「もうしません」とはならないでしょ。

これまでも何度も注意をしてきたことで、セックスやポルノを題材に扱っている映画ほどセックスシーンはひどいということはこの映画にもモロ当てはまりました。

エロくない、怖くない、楽しくない映画ってことですね。唯一の武器はやはり「実際にあった話」というだけ。

しかしこの映画を見ただけではあまりにもストーリーが大雑把すぎてなにが起きたのか分かりようがありません。

僕はリンダ・ラブレースが書いた自伝「ディープ・スロートの日々―リンダ・ラブレイス自伝 (1980年)」を読んだことがあったので、なんとか内容は掴めましたが、そうじゃなかったらなんのこっちゃい、という話でした。

また、映画の中でリンダ・ラブレースは「ディープ・スロート」にしか出演していない、などと描かれていたけれど、実はそのほかにも獣姦ものの作品などにも出ていたことが分かっています。

また、チャック・トレイナーとの離婚後にリンダ・ラブレースが結婚したラリー・マルシアーノとは子供を産んで幸せな家庭を築いたかのように締めくくっていました。

しかし実際は2番目の夫であるラリー・マルシアーノにも暴力を振られて、その後離婚しているのです。もう救いようのない話なのに、ラストはなんかきれいにまとめちゃってるのが嫌でしたね。

コメント

  1. 通りすがり より:

    クソみたいな批評ですね

  2. 丸刈りーた より:

    週刊文春のシネマチャートにラヴレースのことを「劣化版ブキーナイツ」と酷評されました。

    管理人さんは「ブキーナイツと比較して、イマイチだった」のでしょうか?
    あるいは「ブキーナイツと比べ物にならない糞映画だった」でしょうか?

    • 映画男 より:

      丸刈りーたさん
      コメントありがとうございます。「ブギーナイツ」とは比べものにならないですね。あまり業界の裏側とかは覗けませんし。劣化版という表現は当てはまってます。