映画ショーガールは子供騙し!ネタバレと感想

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showgirls

95年のゴールデンラズベリー賞で10部門にノミネートした伝説のB級映画。1990年代の最悪作品とも言われている作品です。35点(100点満点)

ショーガールのあらすじ

スターダンサーを夢みるノエミはあこがれと自信だけを胸に、ショービジネスの都ラスベガスへとやってくる。しかし待っていたのは虚飾と、どろどろの人間模様。ノエミはトップダンサーとして栄光をつかもうとする。

Wikipediaより

読者の丸刈りーたさんのリクエストです。ありがとうございました。

ショーガールの感想

エル ELLE」のポール・ヴァーホーヴェン監督による男子中高生、またはアメリカ人向けのアメリカンエロティックムービー。

ラスベガス、ストリッパー、ショービジネス、セックスとこんなに分かりやすい材料を使えば自ずと結果は見えていますが、それでも純粋な青少年やアメリカ人の目を騙すには十分です。

この映画がビデオ化されたとき、僕はビデオレンタルに走って借りに行った記憶があります。バカですねえ。しかし大人になってから冷静に見ると、決してエロくもない、うるさいだけのひどい映画であることが分かります。ここで描かれているエロスはアメリカのポルノより質の低い、いわゆる金髪の女が激しく腰を振る、というだけの代物です。

名前は忘れてしまいましたが、ある作家が残した名言があります。

「セクシーさは生まれつきのものだけど、エロティックさは文明のないところには育たない」

この作家はラテン系の女性を指してこう言いました。ラテン系の女性はセクシーはセクシーだけど、エロくないと。なぜなら彼女たちはそもそもエロスに関しての深い美学も、哲学もなく、高い文明の下に育ってないからだ、と。この言葉を聞いて僕はある種の衝撃を受けました。ラテン系の女性についてのこれだけ的を射たフレーズを聞いたことがなかったからです。

僕なりにこの名言を噛み砕いて乱暴な言い方をすれば「バカな女はセクシーにはなれるかもしれないけどエロくはなれない」になります。この映画の主人公ノエミはイタリア系アメリカ人です。気が荒く、怒りっぽく、誰構わず喧嘩をふっかけます。

そしてそんな女はやはりダンスミュージックを流して、Tバックを履いて、腰を振れば男は興奮すると思うわけです。ある程度、経験を重ねた大人の日本人男性なら、女がいきなり踊り出して、服を脱いで、腰を振って誘惑してきたら、プププと吹いてしまうでしょう。

「そんなのいらないから」と言いたくなるでしょう。そこにあるべき羞恥心もなければ、背徳感もないため、ギャップも存在せず、見たまんまなのです。セックスというよりスポーツですね。

ノエミはラスベガスでストリッパーになり、オーディションを受けて、見事ショーガールへと出世します。途中、黒人ダンサーと関係を持ちそうになったり、ショープロデューサーとできたりします。

また、友人がレイプされたり、リードダンサーと喧嘩したりと必然性のないハプニングばかりが続き、最後は結局、過去の素性がばれてラスベガスを出ていきます。そんなストーリーの中で最大の見どころはやはりプールでのショープロデューサーとのセックスシーンでしょう。見どころといっても文明の低い人たちのセックスなので、もちろんただ激しいだけの浅いエロスです。

プールに二人して全裸で入ってノエミは男に両脚を絡み付けて、まるで霊にとりつかれたかのように体をイナバウワーなみに反ってバタバタと激しく動きます。激しすぎるインパクト十分のセックス。あのシーンのためだけにこの映画があるといっても過言ではないでしょう。

あのシーンを見てプールや風呂場で真似してみたおバカなカップルも少なくないはずです。しかし実際にやってみると、水の中にいるために感覚が鈍くなって全然気持ちよくないことが分かるはずです。「映画ではあんなに気持ちよさそうにしてるのに、全然気持ちよくないじゃないか」と多くの人が愚痴を言ったとか言わないとか。

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