クロエ(原題CHLOE)

それほどエロくもなく、それほど怖くもない官能サスペンス。売春婦クロエを中心に駆け巡るストーリーがいまひとつで、彼女に振り回される家族がアホ過ぎて見てられないです。22点(100点満点)

クロエのあらすじ

キャサリン(ジュリアン・ムーア)は産婦人科医として成功し、大学教授の夫(リーアム・ニーソン)と息子(マックス・シエリオット)と平穏に暮らしてい た。だが、ある日彼女は夫と教え子の浮気を疑い始め、何も手につかなくなる。彼女は偶然出会った美ぼうの娼婦(しょうふ)クロエ(アマンダ・セイフライ ド)に夫を誘惑してほしいともちかけ……。

シネマトゥデイより

クロエの感想

エロスを釣りに視聴者を集めて、がっかりさせる映画です。

ちょくちょくあるセックスシーンにも必然性がなく、無理やりやらせてる感が否めません。「官能サスペンスの場合は15分、45分、1時間のところにセックスシーンを入れておけば視聴者は飽きないから。視聴者なんてそんなもんなんだよ」と、プロデューサーが決めてそうで嫌です。

最後に人が死んで話が完結するのも退屈な展開でした。サスペンス=殺人、というルールにのっとらないといい映画が作れないんでしょうか。

誰も殺されないけどとにかく怖い、ぞっとするという映画を作ればいいのにそれをしない。セックスして、人が死んで、最後にやっぱり家族が大事、となるB級映画の典型的な流れはもういいです。

特にエロスを期待して見るなら決してオススメできない一本です。なんとかがんばって、巻き戻しを30回ぐらいして、やっと一回ヌケるぐらいじゃないでしょうか。

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コメント

  1. Yoshitsune より:

    この監督さん、けっこう好きなんですけどねえ。
    近くテレビ放映するみたいなので、見たらまた感想書きます。(見る必要ないって?)
    最近、映画館に足を運ばなくなりました。テレビばっかり。

  2. eigaotoko より:

    Yoshitsuneさん
    コメントありがとうございます。映画館で見るのはちょっとお金がもったいないかと思いますね。まあ、主人公の女の子がかわいいぐらいで、あとはほとんど見どころはありませんよ。

  3. 丸刈りーた より:

    「クロエ」は2004年に公開された、アンヌ・フォンテーヌ監督による映画『恍惚』のリメイク作品だとありました。

    そもそも、フランスのエロ映画をハリウッドでリメイクするのは無謀なことだと思います。

    なぜなら、清水義範のエッセイで、「エロ映画は二流の映画人が、下らぬ意図で作ることが多いので、まず駄作である。でもって、駄作の方こそがそこにその国のお国ぶりが出るものである」とあったからです。

    いっその事、海外のバイオレンス映画とエロ映画をハリウッドでリメイクするのを禁止すべきだと思います。

    • 丸刈りーた より:

      ↑の文章が読みにくかったですね。

      クロエのオリジナル版である、『恍惚』はご覧になりましたか?
      2004年に制作された、アンヌ・フォンテーヌ監督によるフランス映画です。

      『恍惚』が未見でしたら、ご感想をお聞かせ願います。