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ツリー・オブ・ライフ (原題 Tree of Life)

この記事は 約3 分で読めます。

宇宙、自然、地球、宗教といった材料を使って生命を表現する小難しい哲学もの。エンタメ性はかなり薄いです。57点(100点満点)

ツリー・オブ・ライフのあらすじ

1950年代、オブライエン夫妻は3人の息子にも恵まれ、テキサスの小さな町で満ち足りた生活を送っていた。一家の大黒柱の父親(ブラッド・ピット)は西部男らしく子どもたちに厳しく接し、逆に母親(ジェシカ・チャステイン)がすべての愛情を彼らに注ぎ込んでいた。一見幸福そうに見える家族の中で、長男ジャックは孤独を感じ……。

(シネマトゥディより)

ツリー・オブ・ライフの感想

聖杯たちの騎士」、「トゥ・ザ・ワンダー」などで知られるテレンス・マリック監督による家族との日々を通じて生命とは何かを問う哲学映画。

上映時間138分のうち最初の30分と最後の15分をカットしていれば名作になりえたあと一歩の作品です。

特に最初の30分はプラネタリウム的なきれいで壮大な映像が繰り返されるだけで、せっかちな人ならあれだけで劇場を後にしてもおかしくない、むず痒さがありますね。

我慢して居残っても、「もしやこのままずっとこの調子で最後のまでいくのかな」という不安に襲われること間違いなしです。

ツリー・オブ・ライフ(生命の木)という題名の通り、命について深く考えすぎたために宗教を始め、宇宙、海、自然といったような材料を使って生命の起源にまで触れたせいかコテコテの芸術路線、または映画賞を狙ってやった匂いがプンプンして嫌でした。

また、命と考えて連想するものが宇宙だったり、神だったり、海だったりというのがありきたりすぎましたね。

映画人という自由な表現者なんだから聖書や学問から一歩飛び出した「生命」を見せてくれてもいいものですが、そこまでの冒険心や発想はなかったのかもしれません。

「人生といえば乱交、酒、ギャンブルだろうよ」みたいな単純な監督のほうがなぜか好感が持てるのは僕だけでしょうか。

様々なマイナス要素がある一方で、家族との思い出、特に父親との関係性を描いた追憶の日々はなかなかのものでした。

正直、あれだけで十分個性的で美しい映画になっていたのになぜ哲学的な、宗教的な部分を入れてしまったのかが解せません。

生きるとはなにか、命とはなにかのような大きすぎるテーマはひとりひとりが考えていけばいい部分であって、他人がああいう形で公で表現することにおこがましいさを感じる人も少なくないでしょう。

一番面白かったのは、途中で突拍子もなく映画がジュラシックパークにすり替わったときでした。

あのシーンのためだけにスピルバーグが名前貸したんじゃないのかと思ってはヒヤヒヤしました。あの部分必要だったかなあ?

コメント

  1. わたしは より:

    ヨブ記をそのまま絵解きした映画なのだと思いました

  2. eigaotoko より:

    わたしはさん
    コメントありがとうございました。
    僕は深読みさせて案外意味のなさそうな映画だと思いました。

  3. 腑抜け より:

    文句
    結局、この映画がなにを伝えようとしてるのか全く伝わらないゴミ批評。