ふたりの映画ができるまでは女性向け恋愛ドラマ!感想とネタバレ

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ミステリアスな美女をめぐって、二人の男が奪い合いを繰り返す、尻軽男女たちの悲劇。海外では酷評だったみたいですが、決して見れない映画じゃないです。50点。

ふたりの映画ができるまでのあらすじ

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映画監督になることを夢見る大学生テリーはある晩、映画を見終わった後、映画館の前で美人な女性キャサリンと出会う。キャサリンにたばこをあげただけの一瞬の出会いだったが、テリーは一目惚れしてしまい、それから毎晩のように彼女のことを探し続ける。

テリーがキャサリンと話している現場に遭遇したのは同じ大学のフィルだった。彼は写真家で綺麗な女性のヌード写真を撮るのが好きで、女性にもよくモテた。テリーはフィルと意気投合し、一緒にナンパしたり、夜遊びに励んだ。

別の日、テリーは再びキャサリンを街で見かけ、話しかけずにはいられなかった。テリー、フィル、キャサリンの三人はすぐに仲良くなり、フィルは彼女の写真を撮り、テリーはキャサリンのために台本を書いた。

テリーはますますキャサリンに夢中になっていったが、それはフィルも同じだった。キャサリンはテリーと関係を持ったかと思えば、すぐにフィルとも寝てしまい、三人は不思議な三角関係へと陥っていく。

ふたりの映画ができるまでのキャスト

  • ジャック・キルマー
  • ジェーン・レヴィ
  • シャメイク・ムーア
  • ジュノー・テンプル
  • ブライアン・コックス
  • デニス・クエイド
  • ジェームズ・フランコ

ふたりの映画ができるまでの感想と評価

俳優のジェームズ・フランコが監督した、アーティスト三人組によるラブトライアングル恋愛ドラマ。性に開放的な自由奔放な男女が付き合ったり、離れたりを繰り返す恋物語です。

1980年代のアメリカを舞台に、映画、芝居、写真などのアートに携わる三人の男女の間に愛と友情が芽生え、お互いに浮気したり、されたりしながらも友情だけは続いていく、という腐れ縁ともいえる関係を描いていきます。

全体的にノスタルジックな演出になっていて、芸術風オシャレ路線を行こうとしていますね。

また、その割にはセックスシーンが多く、登場人物がそうであるようにセックスをカジュアルに扱っているのが特徴です。

映画を専攻していたテリーは大学卒業後、映画批評家になり、それなりに名前をが知られるようになり、一方のフィルはカメラマンとして成功します。キャサリンは女優を続け、テリーからフィルに乗り換えて、ずっとフィルと恋人関係を続けていました。

テリーはそうなってからもキャサリンのことを思い続けたのに対し、キャサリンもどこかテリーを捨てたことを後悔しているようでもありました。

やがてテリーが人妻の女優に手を出し、結婚すると、キャサリンはテリーのことが恋しくて仕方なくなり、今度はフィルを捨ててテリーに乗り換えます。

すると、フィルが自暴自棄になり、毎晩のように娼婦を抱くようになり、エイズになってしまい、三人の関係は破滅へと向かっていく、というのがストーリーの流れです。

男目線で見ると、キャサリンにのめり込んだ二人の男が、散々振り回された挙句、不幸になっていく話ともいえそうですね。優柔不断で、悪い女にはまると、こうなりますよ、といういい例です。これ、女性目線で見たらどうなんだろう。きっと男より女に受ける映画ですよね。

しかし好き勝手やるのはなにもキャサリンだけじゃなく、テリーとフィルも散々好き勝手やって、人の女に手を出したりしてるので、お互い様でしょうか。

そもそも三人の間には貞操観念がないに等しく、誰が誰の彼氏彼女ということはもはや関係のないような、それを超越した友情関係のようにも映りました。

浮気したり、されたりしても決して修羅場にならず、三人の関係がそれまで通り続いていくのは、いかにも映画的でしたね。いくらアーティストだからって、あそこまで本気で惚れている相手を誰かに奪われたら嫉妬や怒りに襲われるだろって。

それをどこか嫉妬とは無縁の世界であるかのような、どこか村上春樹の小説に出てくる男女関係のようなノリで描いていることに抵抗を覚える人もいるはずです。

フランスの映画監督ジャン=リュック・ゴダールに対する言及やオマージュが多く見られ、テリーが自分をゴダールに、そしてキャサリンをゴダールのミューズと重ね合わせているのが分かりますね。

ただ、テリーもフィルもなぜあそこまでキャサリンにこだわっているかは理解できませんでした。

それが愛だ、恋だといわれればそれまでなんだけど、そんなにいい女だったかなぁ。ラストで姿を消した時点でもうどうでもよくならないか? 映画の脚本は実は彼女の実話をもとにしていたっていうオチはいらないかなぁ。

実は別に本名があって、アメリカ人じゃなくて、イギリス人だった、などというしょうもない嘘をついたうえに再会したときに他人面してくるなんて、すでに病気の域に入ってるじゃないですか。だめだよ、そんな女に惚れたら。

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