気狂いピエロの決闘はナンセンス!感想とネタバレ

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「スガラムルディの魔女」のアレックス・デ・ラ・イグレシア監督によるナンセンスドタバタ劇。退屈で話についていけません。26点(100点満点)

気狂いピエロの決闘のあらすじ

冴えない中年男ハビエル(カルロス・アレセス)は、サーカスの人気者だった父親に憧れ道化師になった。父は、1937年の公演中、軍に連行され、深手を 負って道化師生命を断たれていたのだ。

いつかは父のようになりたいと願うハビエルだったが、回ってくるのはボケ役のピエロばかり。ある日、人気道化師のセルヒオ(アントニオ・デ・ラ・トーレ)が、妻ナタリア(カロリーナ・バング)を殴る現場に居合わせたハビエルは、傷を負った彼女を介抱。二人は次第に魅かれ合うようになる。だが、セルヒオの暴力と嫉妬は激しくなり…。

(goo映画より)

気狂いピエロの決闘の感想

ベネチア国際映画祭・銀獅子賞と脚本賞を受賞した信じられない駄作。 停滞するスペイン経済を象徴するかのようなボロボロな映画で、この映画のせいでおそらくスペインの失業率が1%上がったはずです。こんな映画作ってる場合じゃないよってスペイン人に説教したくなりました。

ボロボロな映画に限って、やれこの映画は内戦の混乱の時代を描いたもので、そのときの狂気と悲しみに触れている深い映画です、などとさも芸術的かのような説明が加えられますが、内戦がどうとか、狂気がどうとかじゃなくて、ただつまらないだけの映画でした。

まず主人公ハビエルと人気道化師のセルヒオの美女ナタリアに対する執着心が全然理解できず、二人がお互いに嫉妬に燃えている状況にとても付いていけません。「ほかの女でいいじゃん、別に」と言いたくなるのです。

ナタリアを巡って二人の男が巻き起こす行動が破天荒すぎて笑ってしまうし、あんなにめちゃくちゃやってるのに、警察はなんにもせず、ときどき出てきたかと思えば、別に犯人を逮捕する感じでもないのあのドタバタ劇風なノリが許せません。

ルパンの銭型刑事より犯人を逮捕する気のない警察を見たのはこれが初めてです。

なにより達が悪いのが、予告を見るとなんだか面白そうだな、と思ってしまう点です。こういう映画は予告もつまんなくしてくれないと困ります。

映画の予告と いうのは監督本人が作るのでしょうか。それとも予告の編集を専門でやるマーケティングのプロがいるんでしょうか。もしいるとしたら、この監督より予告係のほうがよっぽど才能があると思います。

コメディータッチになったり、スリラーになったり、ファンジーになったりと、ところどころでジャンルが入れ替わり、どういう映画にしたいのか全然定まってなかったですね。

一言でカテゴライズするならば、「ドラッグ映画」です。つまりぶっ飛んだ映画で、ドラッグでキメた人が見て「面白い」という映画です。

友達にこの映画が好きという人がいたらその人の尿検査をしたほうがいいかもしれません。なにが気狂いかって言ったら、こんな映画にちゃっかり銀獅子賞と脚本賞をあげちゃってるベネチアの審査員たちでしょう。みんなヘロヘロになりながら見てたりして。

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