法王のトイレット(原題 El baño del Papa)

58点(100点満点)

ストーリー
ある日、ウルグアイの外れの村メロをローマ法王が訪問するというニュースが流れ、人々は大騒ぎに。ローマ法王が来るとなれば、お隣のブラジルからも観光客がどっとおしかけるはずだとの噂が飛び交い、村人たちはこれを機に一発儲けようと知恵を絞る。多くの人は飲食品やお土産を売ることに決め、さっそくその準備にとりかかる。自転車で国境を越え、外国製品を密輸してなんとか凌いでいるベトは、他の人たちとは一風違ったアイデアマン。彼が思いついた金儲けは、観光客にトイレを貸すというものだった。

文句
暴力なし、カーチェイスなしのほのぼの映画。出演者がみんな素朴な人たちばかりで好感が持てる。実際にあった話を基にした映画だそうだが、ローマ法王をだしにして金儲けに走った村人たちが最後に馬鹿を見るというのは、できすぎた童話のようでもある。映画の中では村の大人たちがみんな幼稚で、逆に子供たちの方がずっと大人だったのが皮肉だった。ラテン系の国では現実の世界でも子供の方が意外としっかりしていることが多い。父親は子供の前でも平気で汚い言葉を使うのに対し、子供は「汚い言葉を使っちゃ駄目ですよ」という母親の教えを忠実に守っていたりする。駄目な大人たちに囲まれた子供は死ぬまで苦労しますね。それにしてもベトの娘のシルビアは可哀相だったなぁ。

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